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『A列車で行こう』「アートディンク」による都市構築型経営SLGの第一作目を紹介

元帥の塔 32F/No.0244

面白さを理解するにはちょっとハードルが高いかもしれない鉄道会社経営シミュレーションゲーム、まずはその基礎知識を知ろう。

世の中には「理解できれば面白い」のは解ってるのに、その「理解できるまでのハードル」が妙に高くて手が出しにくい作品ってあるじゃろ?

あー、特にシミュレーションゲームなんかだと、システムが複雑に思えてそうなっちゃうの良くあるわね?

そんなわけで今回は、個人的にそういう作品の代表格である「アートディンク」の「A列車で行こう」を紹介するぞい

「A列車で行こう」って「シムシティ」みたいな都市経営シミュレーションよね。確かにあれはちょっととっつきにくそう…

都市経営シミュレーションのう…
まあそこの考え方も含めて紹介していくぞい

???

本記事を読み進める前に…

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  • 筆者は本作品において、100%の知識と十分なプレイ経験を持っているとは限りません。誤りがある部分については、コメントにて優しくご指摘よろしくお願いします。
  • 記事に書かれている内容についてはあくまで投稿時の状況や筆者の認識であり、現在の状況や筆者の認識と必ずしも同じではない場合があります。ご了承ください。

「A列車で行こう」とは

基本情報

タイトルA列車で行こう
シリーズA列車で行こうシリーズ
ジャンル鉄道会社経営シミュレーション
発売年1985年
販売/開発アートディンク、ポニーキャニオン、セガ
発売機種FM-7、PC-8801、PC-9801、X1Turbo、MZ-2500、ファミリーコンピュータ、MSX2、メガドライブなど
前作なし
後作A列車で行こうII
*1 ファミリーコンピュータ版、MSX2版
*2 メガドライブ版

作品概要

用意されたマップ最下部にある駅(大統領官邸)から最上部にある駅(大統領別邸)まで、一年(365日)以内に線路を施設して大統領官邸に停車している「大統領特別列車」を発車させ、大統領別邸まで無事到着させる事が目的のシミュレーションゲーム。

プレイヤーは鉄道会社の社長となり、自身で操作できる工事車両「A列車」に乗り込んで、マップ上に路線や駅を配置、客車を運行させつつ運賃で資金を稼ぎ、大統領官邸から別邸までの路線を完成させていく。

駅を設置する事で間接的に周囲の街が発展し、その結果として客車の利用者も増えると言う都市発展シミュレーションの要素を持ちつつ、一年という短期間で如何に効率よく稼げる路線を作るか、また複雑化していく路線で複数の列車を如何に安全に運行させるかと言ったパズル的な側面ももつユニークな作品である。

余談だが「A列車で行こう」というタイトルは、1941年のジャズの名曲「Take The “A” Train(邦題:A列車で行こう)」からと思われるが、こちらの「A列車」は"A看板のホームにくる列車"という意味なので、本作のA列車とは意味が違っている。

ん?大統領特別列車?大統領官邸から別邸まで?ゲーム画面含めてなんか私の知ってる「A列車で行こう」と違う気が…

じゃろうなw
でもまあそのイメージも間違ってる訳では無いんじゃよ。という訳で、次はこの「A列車で行こう」の"シリーズ"について紹介していこうかの

「A列車で行こう」シリーズとは

シリーズ概要

「A列車で行こう」シリーズは、1985年から展開されている「アートディンク」を代表する都市構築シミュレーションゲームシリーズ。

ナンバリングタイトルだけでも現在までに「A列車で行こう9」までが発売されており、それ以外にも携帯機用やスマートフォン用などでも派生作品が多数発売。2021年には最新作である「A列車で行こう はじまる観光計画」も発売されており、さらに2022年11月には「はじまる観光計画」のDLC「A列車で行こう ひろがる観光ライン」も発売が予定されているほどの人気シリーズである。

A列車で行こう9 ポータルサイト

現在では都市発展経営シミュレーションというイメージの強い本シリーズだが、第1作「A列車で行こう」と第2作「A列車で行こうII」までについては、ゲーム内に明確なゴール(目的)が設定されており、一定期間内にその目的を達成するために手段として鉄道会社を経営し、間接的に都市を発展させるという作品だった。

しかし1989年に、「マクシス社」より都市経営シミュレーションゲーム「シムシティ」が発売。

この影響もあってか、1990年に発売された第3作「A列車で行こうIII」からは、鉄道会社の経営がメインなのは変わらないものの、より直接的に都市の発展に関与できるようになった。また明確なゴールや制限時間も存在しなくなり、現在では"プレイヤーの思う理想の街を自由に作る"というのが作品の大きな目的となっている。

ちなみに本シリーズは、シムシティと同じような内容のゲームに思われがちだが、本シリーズの場合は"鉄道の設置とその運用"が都市の発展に大きく影響するというところに独自性がある為、特に電車マニアにとっては惹かれるものがあるシリーズではないだろうか。

そうそう、私がイメージしてたのは「A列車で行こうIII」からのだわ!なるほど、3作目からゲーム性を少し方向転換してたのね?

そうじゃな。そして「III」は日本だけでなく海外でも高く評価されておったそうでの、その結果「III」がシリーズのスタンダードとなった訳じゃ

シリーズ商品リンク

A列車で行こう9 Version5.0 コンプリートパックDX


ナンバリングタイトルでの最新作(Windows版)

A列車で行こう はじまる観光計画


現時点でのシリーズ最新作(Nintendo Switch版)

A列車で行こう ひろがる観光ライン ガイドブックパック


Nintendo Switch版「はじまる観光計画」とそのDLC「ひろがる観光ライン」のセット
※2022年11月3日発売予定

筆者と「A列車で行こう」

まず本作について筆者の思い出を書かせて頂くが、本作が発売された頃、筆者はパソコン雑記などで本作の広告を見かけた記憶がある。

しかしその広告を見ても本作が"どんなゲームなのか理解できなかった"ため、興味がわかず食指が動くこともなく、またパソコンを持っていた学校の友人達にも本作を遊んでいる人がいなかったため、触れる機会がないまま現在に至っている。

当時はゲームの動きを動画で確認するなんて機会はほとんどなかったし、ましてや現代のようにネットで調べれば大抵情報が見つかるなんて時代ではなかったからのう…

その時に興味を持てなければ、その時に理解できなければ、もうそのまま触れずにさようならって感じになっちゃうのね

しかしそれは当時まだ子供だったから理解できなかったのか?いや、実は大人になった今でも本作についての理解は足りていない。理解できれば面白いのだろうという事は解るが、どうもそこまで辿り着くハードルを高く感じてしまっているのが筆者の正直なところだ。

そしてネットなどで本作品の事を調べていると、やはり当時から「意味が解らなくてとっつき難かった」という意見も散見された。そこで筆者のような(また筆者と同じような)人間でも、本作の"最初のハードル"を越えられるように、今回は基本的な部分を幾つかのポイントに分割して、ゆっくり理解を深めて行きたいと思う。

「A列車で行こう」を理解するポイント

《目的》を理解しよう

まず何度か説明しているように本作の目的は365日以内に「大統領特別列車」を、マップ最下部にある「大統領官邸」からマップ最上部にある「大統領別邸」まで無事到着させる事である。

365日の期限

先に期限に関わる日数と時刻の事について説明しておくと、本作の画面右下には経過日数と現在の時刻が表示されており、ゲームスタート時に日数は0日から、時刻は10時からスタートする。

時刻は、プレイヤーであるあなたが何か行動しようがしまいが関係なく1時間ずつ勝手に経過していき、時刻が0時(24時)になった時点で経過日数が1加算される。

経過日数や時刻は意味もなく存在しているわけではなく、本作には365日という"目標を達成するまでの期限"が設けられており、画面上の経過日数が365日になると強制的に「ゲームオーバー」となってしまうのだ。

ちなみに時刻は"ESC"キーでポーズをかけている時以外は常に動き続けるので、本作はあまりのんびりじっくりプレイするタイプのゲームではないと言えるかもしれない。

大統領特別列車

次に大統領官邸から別邸まで向かわせる「大統領特別列車」についてだが、これは"列車"というくらいなので当然ながら線路上しか移動する事ができない。

しかしゲームスタート時には画面上にある"線路"(白い線)は、マップ最下部の最低限のエリアにしか引かれていないので、マップ最上部どころか画面上部まですら全然足りていない状況だ。

従って本作の目標を言い換えれば、365日以内に、今ある線路を延長させてマップ最上部にあるゴールまで線路を引いていく、これがプレイヤーであるあなたの達成すべき目的と言えるだろう。ちなみに大統領特別列車は、ゴール地点まで線路を引き終えると、その翌朝に勝手に出発する。

では、実際にどうやって線路を引いていけば良いのだろうか?そこで登場するのが「A列車」である。

《A列車》を理解しよう

本作には、以下の4種類の列車(車両)が登場する。

  • A列車
  • 客車
  • 貨物列車
  • 大統領特別列車


この中で、プレイヤーであるあなたが乗り込むのが作品タイトルにもなっている「A列車」であり、この車両は非常に特殊で他の車両には無い3つの特徴を有している。

「A列車」の特徴

  1. A列車は、線路の上であればプレイヤーの操作により8方向に自由に移動でき、かつ好きな時に停車が可能で逆走する事もできる。
  2. A列車には、プレイヤーが指示した方向に線路が無い場合にその方向に新たに線路を敷設できる「敷設モード」と、その逆で線路を撤去できる「撤去モード」がある。
  3. A列車は、線路と並行するように「駅の建設」が可能で、さらに既設の「駅の解体」も可能となっている(駅の存在については後述)。

簡単にまとめるとA列車とは、プレイヤーであるあなたの思う方向に移動、線路の敷設(撤去)、駅の建設(解体)ができる車両という事だ。

ちなみに先ほどの「時刻」に絡む話だが、A列車での線路の施設(撤去)、及び駅の建設(解体)については、夜19時から翌朝5時までの間は実行する事が出来ない(A列車の移動は可能)ので注意が必要となる。

その他A列車について補足すると"線路は8方向に引ける"とは言っているが、既存の線路に対して直角方向に引くことはできんぞい

90度カーブの線路なんて脱線しちゃうものね…

あと同様に、既存の路線に対して直角に交差・合流する線路を敷設することも不可能じゃ

ところで、A列車が自由に線路が引ける車両なら、ゲームが始まったら、A列車でさっさとマップ最上部まで線路を引いていけば、速攻クリアなのでは?と、もしかしたら考えるかもしれない。

しかし、それは不可能だ。何故ならそれをやろうとすると、ゴールに辿り着く前にプレイヤーに用意されていた「資材」と「資金」が尽きてしまうからである。

ではここで急に出てきた「資材」とは、なんなのだろうか?

《資材》を理解しよう

資材は線路に必要

「資材」とは、A列車が線路を敷設するために必要とする素材のことであり、線路を1マス分敷設するのに"10t"の資材が必要になる。A列車にはゲームスタート時に資材が"250t"詰まれているので、とりあえず最初から25マス分は線路が敷設できる計算だ。

しかし、たった25マス分では間違いなくすぐに使い切ってしまうだろう。もし使い切ってしまったら、ゲームスタート時にA列車が停車していた「スタート駅」に一旦戻るのがいい

実はゲームスタート時にA列車が停車している駅には"予備の資材"が置かれており、最初の駅に戻ることで、A列車に自動的に資材を"250t"積んでくれるのだ。ちなみにA列車にまだ資材が残っていても、A列車の最大積載量である"490t"までは積み込んでくれる。

が、予備の資材にも限りがあり、これも恐らくあっと言う間に無くなってしまうだろう。そこで必要になってくるのが「貨物列車」だ。

資材は貨物列車で運び出す

マップ最下段の画面をよく見ると、右下に大量の資材が置かれている「資材置き場」が解るだろう。そしてその資材の隣に停車している「IV」と「V」と書かれた車両、これが貨物列車である。貨物列車は最初"車止め"により停車しているが、A列車でこの車止めを線路に上書きする事で、貨物列車はその翌朝に資材置き場から250tの資材を積んで動き出す。

動き出した貨物列車は線路を進み、次に停まった駅にその資材を全て卸してくれる。さらに貨物列車を資材置き場に戻すと、貨物列車は再び250tの資材を積んで発車し、次の駅でまた再び資材を卸してくれる。

貨物列車により駅に卸された資材は、A列車でその駅に行く事で積み込む事ができるので、一方では貨物列車で駅に資材を運び込ませつつ、一方ではA列車でその駅から資材を積み出して、それを使って更に線路を拡張していく、と言うのが基本となるだろう。

ところで、貨物列車が運び出す資材は何度運び出しても無くなる事がないのだが、当たり前だがこれは"タダ"という訳ではなく、運び出すたびに「経費」が発生する。

というわけで、次はその経費に関わる「資金」についての話だ。

《資金》を理解しよう

支出で資金は減る一方?

本作において、列車を運行させる、資材を買う、駅を建てるなどの行為については、全て経費がかかる。そしてそれらの経費は全て1日毎に支出としてプレイヤーであるあなたの「資金」から差し引かれる。

従ってただ列車を走行させ、資材を運び出し、線路を敷設して、駅を建ててなどを繰り返しているだけの場合、資金は減る一方となってやがて尽きてしまうのだ(ちなみに資金が0になるとゲームオーバー)。

あ、でも資金が無くなりそうなら、銀行から融資を受ければいいんじゃない?

確かに「A列車で行こうIII」以降は銀行から「融資」を受けるのも可能じゃが、残念ながら本作にはまだ「融資」というシステムは存在しておらんのじゃよ…

ではその減る一方の資金を"増やす"にはどうしたら良いのだろうか?本作において、その答えはたったひとつシンプルなもので"運賃で稼ぐ"それだけである。

では、運賃の稼ぎ方を説明しよう。

収入で資金を増やそう

先程の貨物列車が停まっていた左側に、「0」〜「III」までのマークがある車両がある。これは「客車」で、貨物列車と同じように、最初は車止めで停車状態になっているが、運行させたい客車の車止めを線路で上書きするとその翌朝に動き始める。

動き始めた客車は線路上の駅に停車して"乗客"を乗せ、また動き出して次の駅に停車、そこで"乗客"の乗降を行ってからまた動き出す、と言うのを繰り返すようになる。この時、客車に乗った乗客からは「運賃」を徴収する事ができ、この運賃こそが本作唯一の「収入」となるのだ。

しかしちょっと客車を走らせた程度では、まともな収入は得られないのがこのゲームの現実である。

そこで、どうやってこの運賃収入を増やし、収入>支出という状況にしていくのか?ここにプレイヤーであるあなたの"センス"が問われ、また同時に、ここにこの作品が「鉄道会社経営シミュレーション」である理由が存在しているのだ。とは言え、いきなりそんな事を言われても解るわけは無い。

収入を上げるためのポイントは幾つかあるのだが、それについては後述するとして先にそれよりも気を付けなければいけない点について先に触れておこう。それは「事故」についてだ。

《事故》を理解しよう

本作では、残念ながら現実の列車と同様に"列車事故"が発生してしまう場合があり、これはプレイヤーであるあなたにとっても非常に大きな損害となり、最悪の場合には1回の事故でゲームオーバーとなるケースも存在する。では最後に、本作にて起こりうる事故について説明しよう。

車止めが無い!《脱線事故》

まず脱線事故についてだが、A列車で線路を敷設して行き途中で折り返すと、通常「車止め」というものが線路の端に自動で設置されるようになっており、A列車以外の車両は、走行中にこの車止めの位置まで来ると自動的に引き返すようになっている。

しかしある条件だと、A列車が折り返し運転をしても車止めが設置されないという事態が起こるのだ。それに気づかずにA列車以外の車両を走らせてしまうと、線路の端まで行った列車は折り返せずにそのまま脱線事故を起こしてしまうのである。

車止めが設置されない原因は、A列車の説明のところでも触れたがA列車は夜19時から翌5時までは線路の敷設ができない。これは車止めの設置についても同様のため、線路を引いていき夜19時になってから折り返すと線路の上に車止めが設置されないという事態が起こるのだ。

車止め無しの状態で線路を放置するのは危険なので、朝5時以降にもう一度折り返すか続けて線路を敷設するかなどして対応しよう。

実は本作には、この脱線事故を利用したとんでもない攻略法があるんじゃが、まあそれは後々説明があるかもしれんのでここでは伏せておこう

なにそれ怖い。

タイミングを間違えた!《衝突事故》

次に衝突事故だが、ゲームに慣れてくると貨物列車と客車を同時に運行したり、客車を複数同時に運行したりすることも増えてくるだろう。そこで気を付けなければいけないのが列車同士の衝突である。

A列車以外の車両は、一度動き始めたらプレイヤーの意志では止めることは出来ず、ただひたすら線路の上を走り続けることになる。

そのため、同じ線路内にこちらに向かって走行してくる列車があろうとも、目の前で駅に停車して客を降ろしている列車があろうとも、例えそれが大統領特別列車だろうとも、停車どころか減速をすることもなくお構いなしに突っ込んでいき衝突事故を起こしてしまうのだ。

衝突事故を回避するには、車両同士の運行タイミングをずらしたり、ルートの分岐や環状線を用意したり、違う用途の車両を同じ路線で走行させないようにするなど、プレイヤーであるあなたのセンスと判断力が問われる部分であり、またここが本作が後のシリーズよりややパズルゲーム色が強いと言われる部分でもあるだろう。

事故による《損害》

ではもし事故が起きてしまったらどういう問題が起こるのだろうか?

もしそれが客車や貨物列車の場合、その日の経費にとんでもない額の「慰謝料(?)」が発生する(特に客車の場合が高い)。また事故にあった車両の修理は不可能で廃車扱いになるため、その車両は二度と使用することができなくなってしまうという問題が起きる。

ただ客車と貨物列車については事故の後に車両を買いなおすことは可能となっているが、当然買いなおした場合は車両代が経費としてかかることになる。それでも客車や貨物列車の場合はゲームを続行できるだけまだマシかもしれない。

もし事故を起こしたのがA列車、あるいは大統領特別列車だった場合は、問答無用、その場で即ゲームオーバーとなってしまうのだから。

コーヒーブレイク!

とりあえずここまでは「A列車で行こう」という作品を理解するために、基本部分となるポイントを理解してもらえるような感じで説明してみたがどうじゃったかの?

まだ「A列車で行こう」の全体を理解できたとは思えないけれど、どんなゲームかすら見えなかった状況よりはひとつハードルを越えた感じかな?

そのくらいで十分じゃ。しかしここまでは言ってみれば予備知識みたいいなもので、これだけで実際に「A列車で行こう」をプレイしてもうまくいかんじゃろう。なので次からは「A列車で行こう」をプレイするという視点で、本作を紹介してみたいと思うぞい

じゃあ、その前に一旦休憩!

2

コメント

  1. 埼玉 より:

    わりと最近プレイしたのですが、全然意味が分からず1面もクリアできませんでした。こちらの丁寧な解説で、少し理解できるようになりました。
    ありがとうございます。

  2. ソンゴスキー より:

    >>1
    長い文章になってしまいましたが、読んで頂いてありがとうございます。
    全然意味がわからずにプレイするのと、少しでも何かを掴んでプレイするのとでは、全然ゲームの楽しさが変わりますからね。
    少しでもそういう助けになったのであれば、今回頑張った甲斐もあるというものです。

  3. まみぃでりか より:

    初代A列車について触れている記事はほとんど見ないため、興味深く読ませてもらいました。
    当時FM-77でプレイし、最初は訳わからなかったのですが、列車の操作・レールの敷き方・資金の稼ぎ方等を一つ一つ手探りで攻略していき、最後にクリア出来たときは本当に嬉しかった思い出があります。資金が足りなくなってくると表示される「シキンガアブナイ」(だったかな?)という一言が怖かったなー。
    今思うと、何の情報も無くても自力で考えてクリアできるギリギリの難易度だったと思います。ゲームというものは、この位がいいですね。

  4. ソンゴスキー より:

    >>3
    いらっしゃいませ、長文読んでいただいてありがとうございます。
    >初代A列車について触れている記事はほとんど見ない
    本当にそうですよね。今回この「A列車で行こう」の記事を書くにあたって、非常に大きな障害になったのはそこなんですよね。初代とIIの記事はほとんど見かけませんから、私がプレイして「こうだ」と思ったことが本当に正しいのかが、第三者的な情報からなかなか判断できなかったんんですよね。
    >「シキンガアブナイ」という一言が怖かった
    わかります。残り資金が2万ドル切るとブザー音と一緒に表示されるんですよね…。環状線が黒字化してると思って安心してたら割とぎりぎりで、駅とか建設したらシキンガアブナイ!って出てきてマジ?!って驚くやーつw
    >自力で考えてクリアできるギリギリの難易度
    それくらいで頑張った作品って、結構いつまでも記憶に残る思い出のゲームになるんですよね。簡単すぎても難しすぎてもダメ。非常に塩梅の難しいところですが。

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