初回公開日:2022年3月21日
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いらっしゃいませ!
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。
いらっしゃいませ、語り部の館お手伝いの”謎の妖精”よ。
前回はどうしてクリムゾンIIのプレイ日記をまた最初から始めたのか?って基本的な話だったわね。
はい。ということで今回から本格的にプレイ日記がスタートします。最初は「ゴーバスの章」からになりますが、まだ前回の話を読んでいないかたは、以下のリンクからどうぞ。
前回へのリンクはこちら
本記事を読み進める前に…
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ゴーバスの章
ゴーバスについて
ではまず最初の章の主人公である「ゴーバス」の事について、解説しておきましょう。
LV1のステータス
名前 | HP | MP | STR | DEF | DEX |
---|---|---|---|---|---|
ゴーバス | 35 | 0 | 20 | 15 | 15 |
※HP…体力、MP…魔力、STR…攻撃力、DEF…防御力、DEX…回避力
ゴーバスの特徴と成長
ゴーバスはステータスを見て解るように、MP以外のステータスが総じて高い前衛向きキャラクターですが、その代わり作中で唯一魔法が使えないキャラクターとなっています。またステータスの成長度がHP>STR>DEX>DEF(MPは成長しない)となっており、前衛キャラにしては意外にも防御力の成長が低いという点に注意が必要です。
前衛職だからといって、防御を過信しちゃ駄目って事ね?
アーバンの町から開始
さて「ゴーバスの章」いよいよスタートです。物語は「アーバンの町」というところから始まり、この町に住むゴーバスはこの日、一人前の戦士として認められるための「成人の儀式」を行うために「アバの神殿」に向かうことになります。
成人の儀式って、足にロープつけて高所から飛び降りるやつかしら?
かどうかは解りませんが、とりあえず現時点でのやるべき事が解ったのでここで目標を更新しておきましょう。
- 「アバの神殿」に向かう。
今回のプレイ日記においては、このようにやるべき目標を随時更新していくかたちで進行していくようにしていきます。
では自由に動けるようになったら、いよいよ本格的に「ゴーバスの章」スタートです。
最初ゴーバスはマップ左上の家にいるので、外に出たらまず最初の家から東に向かって2件目の家で、おばあさんに話しかけると200G貰えるので頂いておきましょう。その後、町の人から話を聞き情報を集めます。重要そうな情報としては、
- アバの神殿は町の西にある
- 神殿に行くには「死人の洞窟」を通る必要がある
- 神殿の鍵は老人が持っている
- 洞窟の中には黄金がある
ということなので、得た情報を元にここで目標を更新。
- 老人から神殿の鍵を受け取る
- 町の西にある「アバの神殿」に「死人の洞窟」を通って向かう。
つまり神殿に向かう前に、その「鍵」とやらを手に入れておかないと駄目って事ね?
そういうことになります。では次に神殿に向かう前の旅支度をしましょう。
武器については、所持金が200Gあるので、どうせなら一気に「どうのつるぎ」を買ってしまうのもアリでしょう。
道具屋については、固定でHP30回復してくれる割と有能な回復薬「きずぐすり」を最低1個は必ず買っておきましょう。「どくけし」は、この章に毒を使ってくる敵がいないので買うだけ荷物の無駄です。
町や武器防具、アイテムの詳細については、以下の記事を参照してください。
町周辺でレベル上げを
《登場する敵》
マウマウ/デッドウォーム
※青色の敵は要注意対象である
町を出たらいよいよ冒険の始まりですが、今の状態で「死人の洞窟」に向かっても殺られるだけなのでまずはレベル上げと、装備を整えるためのお金稼ぎです。アーバンの町の周辺をぐるぐるまわりながら、この辺に現れる敵を倒しつつ経験値とお金を稼ぎます。
死人の洞窟にいくには、どのくらいレベルを上げたらいいの?
レベルについては4~5あたりですが、実は本作はレベルが上がってもステータスは大きく上がらない仕様なので、基本ステータスよりも強い武器や防具を揃えたほうが安定します。なのでまず何よりも400G貯めてDEFが13も上昇する「かわのむねあて」を買うことを最優先にしましょう。
それから250G貯めて「はがねのむち」を買う。そしてこの2つが揃ったらそのうえで死人の洞窟に向かう、というのが流れになります。
ところで、この章は本作最初の章であり、しかもキャラクターの職業も「戦士」なのだから、まあ最初からそう苦戦する章にはならないでしょう!とか思ってませんか?
思ってました。
実はそう簡単な章というわけでも無く、下手をするとゲームオーバーになってしまう事も珍しくありません。それいついての原因は戦闘システムにあります。
本作の戦闘システムでは、敵に与えるダメージについても、敵から被るダメージについても、兎に角その数字が安定しません。例えレベルを上げて武器や防具を強くしても、敵に与える最大ダメージ、敵から被る最大ダメージが減少するだけで、最小ダメージはほぼ変化しないのです。
え、つまり敵に最大40ダメージ与えられるようになっても、実際敵に与えられるダメージは1~40の間ってこと?
そうですね。要は強くなってもダメージの「底上げ」がされない、TRPGで言えば常に1Dnでダメージを決める感じなので、出目によってなかなか倒せなくて長丁場になる場面もあり、そうなると必然的に被るダメージも積み重なっていき、最悪死んでしまうケースもあります。
なので戦闘中に死に掛けた場合を想定して、最低でも1個はきずぐすりを持っておいたほうがいいですね。そして体力が減ってきたら、無理せず町に戻って宿屋に泊まる。これを繰り返してレベル上げと装備を整えるようにしましょう。
死人の洞窟へ
レベルが5くらいになり、「はがねのむち」、「かわのむねあて」(余裕があれば「かわのたて」)を買い揃え終えたら、どこからでも町に戻れる「いんせきのかけら」を1個と、あと「きずぐすり」を持てるだけもって、いざ「死人の洞窟」へ向かいましょう。
ちなみにこの後神殿に入るための「鍵」とやらを取りにいきますが、本作ではイベントアイテムは所持アイテム枠を消費しないので、かばんはパンパンにして出かけても問題ありません。
死人の洞窟へのルートは単純です。まずアーバンの町を出て西に進みます。
すると北西と北東に別れる道があるので、ここは北東に進みます。
するとすぐに今度は北と北東に別れる道があるので、ここは北に進みます。
(ちなみに、このルート以外の道に進んでも行き止まりで何もありません)
そのまま北に進むと、森が見えてくるのでこの森を北西に突っ切りましょう。
すると2つの洞窟が見えてきます。
この2つの洞窟のうち西側(B)が「死人の洞窟」の入口で、東側(A)はダミーの洞窟ですが中に入って少し進むと200G入った宝箱があるので、欲しい人は回収しておきましょう。
準備が出来たら西の入口から中に入ります。
死人の洞窟を抜けろ!
死人の洞窟内部マップ
《登場する敵》
あくりょう/ゾンバリアン/マッドゾンビ
※青色の敵は要注意対象
A、B、C…洞窟の出口/①…300Gの宝箱/②…400Gの宝箱
はえー、マップを見ると結構複雑な洞窟なのねここ…迷いそう。
そうですね。しかもこのように一定範囲しか表示されず、さらにプレイヤーがいる位置から死角になるエリアも表示されなくなっているので非常にわかり難いです。ただし、マップをよく見てもらえば解るように外に出ることだけを考えるなら実は非常に単純な構造なんですよね。
あ、ほんとだw
なので、マップ上の①と②にある宝箱に入っているお金を取らないのであれば、さっさとマップ上のAの出口を目指しましょう。ちなみにBの出口は、行き止まりに出てしまう無意味な出口ですので無視して問題ありません。Cの出口にについては後で行くことになりますので、とりあえず無視で。
そしてこの洞窟内に登場する敵の中に「ゾンバリアン」というのがいるんですが、こいつはこっちの攻撃が中々当たらない、当たってもダメージが低い、しかも向こうからダメージが痛いというこの章でもっとも厄介な敵です。この洞窟に来る前に「かわのむねあて」を買うように言っていたのは、殆どコイツと戦うためというのが理由みたいなものです。
しかも「かわのむねあて」を装備していても、攻撃が中々当たらないしダメージも中々通らないのは変わらないので、どうしても長丁場になってしまいそのせいでHPをガリガリ削られてしまいます。危なくなったら早めに「きずぐすり」を使用するようにして、薬が足りなくなってきたらさっさと町に戻るようにしてください。
実はこの洞窟で、回復魔法かけてくれるスライムが仲m…
そんなものはない(美髯公
死人の洞窟の外へ
死人の洞窟にあるAの出口から外に出ると一本道が続いており、道なりに進むと一軒の家を発見します。その中には老人が一人で住んでおり、その老人に話しかけるとイベントアイテムである「しんでんのかぎ」を手に入れられます。というわけで、ここで久々に目的の更新。
老人から神殿の鍵を受け取る完了- 町の西にある「アバの神殿」に「死人の洞窟」を通って向かう。
この謎の老人は自らを「アーノルド」と名乗り、さらに自分にはもう必要ないものだと言ってこれもまたイベントアイテムである「あかいかぎ」と「ひかりのたま」をくれます。ちなみにこのアーノルドという老人は、前作「クリムゾン」にて前作の主人公と共に世界を救った一人で、「あかいかぎ」と「ひかりのたま」も前作に登場した重要アイテムとなります。
前作のキャラクターが歳を取って登場するって言うのは、中々に感慨深いものがあるわね?
そうですね。このアーノルドのように、前作のキャラクターが他にも登場するかもしれないので、乞うご期待!といったところで、アーノルドから貰うものを貰ったら死人の洞窟に戻って、今度はCの出口から外に出て見ましょう。
さて死人の洞窟にあるCの出口から外に出ると先ほどと同じように一本道が続いており、道なりに進んでいくと神殿のようなものがあります。中に入ると神殿の入口の扉が閉じられていますが、「しんでんのかぎ」を持っていれば神殿の中に入ることができます。
ということで、ここでこの章最後の目標の更新。
老人から神殿の鍵を受け取る完了町の西にある「アバの神殿」に「死人の洞窟」を通って向かう完了
おー!これで全部の目標が完了ね!
アバの神殿の中には一人の僧がおり、苦労してここまでやってきたゴーバスを一人前の戦士として認めてくれます。こうしてゴーバスの成人の儀式は無事に終了したのでした。が、その僧から驚くような言葉か発せられました。
「さっそくそなたに使命がある。
今天の声を聞きました。
邪悪なる影が世界を覆いつくそうとしています。
これよりそなたはここに留まり、
北の通路より聖なる勇者が現れたとき、共に戦うのです。
だが、それがいつになるのか解りません。
待つのです。待つのです」
いつ来るかもわかんない、聖なる勇者が現れるまでここで待ってろと?
どうやらそのようですね。果たして聖なる勇者がゴーバスの元にやってくるのはいつになるか?といったところで「ゴーバスの章」は終了となります。
それはアンタの更新頻度次第じゃない?
(吐血)
ではまた次回…。
次回へ
≫EXIT
お疲れ様でした!
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コメント
アーノルド、王子様の筈なのになんでこんなところに一人で……。
あと、文明が滅んで凄い未来って設定のファンタジー作品なのに神々!?
なんか違う意味でがぜん興味がわいてきたかも。
それはともかく、国産RPGをたくさん作り、D&Dなど色んなゲームを参考にしてるはずのクリスタルソフトですが、結構大味&一般的じゃないシステムのRPGが多い印象がありますね。
ぱっと思いつくのが、攻撃力が命中率でダメージは最大HPで決まるリザードや夢幻の心臓とかかな。クリムゾンのダメージ判定とかもそのタイプみたいですが、これはゲーム的にストレスが強そうですね。
>>1
>王子様の筈なのに
前作で暴れん坊すぎて幽閉されてたくらいのやつですからね。平和になっても王様になるような柄ではなかったのかもしれないですね。
>未来って設定のファンタジー作品なのに
本作ではちょっと薄まっていますが、前作では普通にビルの廃墟とか背景に描かれてましたからねw
>結構大味&一般的じゃない
クリスタルソフトは、国産RPGの黎明期を支えたメーカーだとは思うんですが、その中でも色々なRPGの形を模索していたんでしょうね。