初回公開日:2022年5月8日
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いらっしゃいませ!
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。
いらっしゃいませ、語り部の館お手伝いの”謎の妖精”よ。
前回はただの村人「マーロン」が、パンロン山の山頂にある「試練の塔」から「やみのたま」を持ってきて、無事魔法使いの弟子入りしたという話だったわね。
はい、そして今回はまた新しいキャラクター「ナターシャ」が主人公として登場します。ということで、まだ前回の話を読んでいないかたは、以下のリンクからどうぞ。
前回へのリンクはこちら
ナターシャの章①
女戦士ナターシャについて
ではまず今回の主人公である「ナターシャ」の事について、解説しておきましょう。
LV1のステータス
名前 | HP | MP | STR | DEF | DEX |
---|---|---|---|---|---|
ナターシャ | 30 | 0 | 4 | 6 | 8 |
ゴーバス | 35 | 0 | 20 | 15 | 15 |
マーロン | 28 | 0 | 2 | 5 | 24 |
リーマ | 28 | 0 | 2 | 5 | 26 |
※HP…体力、MP…魔力、STR…攻撃力、DEF…防御力、DEX…回避力
ナターシャの特徴と成長
ナターシャは一応「女戦士」という肩書きなのですが、一番最初のゴーバスとステータスを比較してみると解るように、まったく戦士らしいステータスではありません。寧ろリーマやマーロンに近いのですが、DEX(回避力)は2人に遠く及ばないという非常に難しいキャラです。
またナターシャはLV2以降MPが上昇し始め、LV3から魔法を覚え始める魔法キャラであり、さらに武器防具はゴーバスと同様のものを装備できます。加えてステータスの成長度はHP>MP=STR>DEX>DEFと、MPとSTRが同等に育っていくので、彼女は云わば「魔法戦士」という立ち位置になるでしょう。
うーん、もしかして…総合的には今までで一番弱いのでは?
はい。それどころか、彼女の章は今までで一番難しい章になるでしょう。
マジか…
森に住む女戦士が見た夢
ではそんな「ナターシャの章」の開始ですが、この章は森にある小さな小屋から始まります。
この章の主人公となるナターシャはある日、大勢の人が助けを求めそして自分を呼んでいる夢を見ます。眼が覚めた後、これは夢ではなくどこかで本当に起こっていることだと感じたナターシャは、自分の「師匠」に相談しようと決めます。
なんか物語の導入が、今までとちょっと違うわね
はい、前回に続いて物語が動き始めている感じがしますね。そしてナターシャは自分の師匠の住む山に向かう事にするのですが、その山には怪物がうようよいるため先に北にある「ミドレーン」という村に寄って装備を整えようということになりました。
ということで、とりあえず目標を書いておきましょう。
- 師匠のいる山に向かう。
では自由に動けるようになったら、小屋の外に出て北にあるミドレーンの村へ向かうとしましょう。おっとその前に、ナターシャは初期装備で「はがねのむち」と「かわのたて」を持っているので、装備するのを忘れずに。
ミドレーンの村への行き方は、小屋から北東に向かうと段差を登る坂があるのでそこを登って南東に向かいます(①)。しばらく道なりに進むと左側にまた段差を登る坂が見えますが無視をしてさらに道なりに、すると北西と北東への分岐に突き当たるのでそこは北東に向かいます(②)。
あとは段差を降りる坂を下ってから北上すれば村にたどり着く事ができます。これがミドレーンの村です。
最初っから移動が多いわね…
そうですね。その代わり道中は敵に遭遇することは無い(はず)なので、安心して移動できると思います。ではミドレーンの村に入りましょう。
拠点となるミドレーンの村
村の中に入ったら定番の情報収集をしてみましょう。得られる主な情報としては以下の通り。
- 「ノアの塔」には偉大なる予言者「ノア様」がいる
- 山の頂上に住んでいるおばあさんは昔女戦士だった、名前は「イザベラ」
- いつの日か偉大なる勇者が現れてこの世の悪を撲滅する
- 「ノアの塔」に行くには、永久に続く廊下がある「無限の塔」を通らないといけない
イザベラってもしかして…
はい。「イザベラ」という女性はゴーバスの章に出てきた「アーノルド」と同じで、前作「クリムゾン」で全作の主人公と一緒にクリムゾンを討伐した英雄の一人ですね。恐らく彼女がナターシャの師匠なのでしょう。なのでちょっと目標を更新しておきます。
- 山の頂上にいる師匠「イザベラ」のもとに向かう。
それ以外の情報は非常に意味深ではあるものの、現時点では明確に目標化されていないので一旦保留と言う事にしておきましょう。
ミドレーンの村には、定番ですが武器屋、道具屋、宿屋(一泊8G)があります。武器屋のラインナップはこんな感じ。
ゆ、ゆ、ゆうしゃのけん!?
「ゆうしゃのけん」は店売りの武器では最強のものですが、まあとてもじゃないですが買える値段ではないので置いといて、実はそんなものが売っていることよりもっと身近な問題がここにはあります。それは今まで散々お世話になってきた「かわのむねあて」が売っていないことです。
あ、ほんとだ鎧だと「くさりかたびら」しか無いわね…しかも高い…
そう、そしてこれがナターシャの章の難易度をあげている大きな要因のひとつなんですよ。
これまでの勇者たちの話でわかるように、この作品における「戦闘力の高さ」はキャラクターの能力値の高さよりも装備品の性能に依存するんですね。なので最初に400Gで「かわのむねあて」を買うのが安定して戦えるようになるセオリーだったんです。
ところが、このナターシャの章ではそれが出来ない。しかもナターシャは一応戦士扱いなのにDEF(防御力)は僧侶や魔法使いレベルしかないんだから、安定させるにはこの値段の高い「くさりかたびら」を買うしかない、そしてそれまでが「地獄」なんですよ…。
あ、でも「かしのきのたて」っての買ったら少し楽になるんじゃ?
今装備してる「かわのたて」がDEF+4で、その「かしのきのたて」はDEF+6なんで買ったところで2しか上昇しません。買うだけお金の無駄です。そんなもの買うくらいならその費用はくさりかたびらに回しましょう。
もう始まる前からしんどいんですが…。
あ、武器や防具の詳細はこちらをどう
死と隣り合わせのレベルあげ
とりあえず現時点でミドレーンの村で買える装備は無いので、道具屋で「きずぐすり」と「どくけし」を2~3個ずつ買ったら、レベルあげと「くさりかたびら」を買うお金を稼ぐために出かけることにしましょう。最初に言ったように、町の周辺は極端に敵との遭遇率が低いので、ちょっと離れたところにある洞窟に向かいます。
洞窟への行き方は、最初にミドレーンの村に来るときに無視した登りの坂道を登ってすぐに南下します(①)。そのまま道なりに進むと、行き止まりの北側に洞窟が見えるので(②)、その中に入りましょう。
そして洞窟の中に入ったら、決して奥には進まずに入ってすぐにある部屋の中をぐるぐるまわるようにして稼ぎを開始してください。そして1戦終わったら必ずすぐにセーブするよう心がけてください。
《登場する敵》
ドーバ/ガニメラス/ハンドスパイダー
※青色の敵は要注意対象
※緑色の敵は毒攻撃を使用
洞窟の中で登場する敵は、毎度お馴染みの「ガニメラス」と「ハンドスパイダー」の毒持ちコンビですがこいつらは特に問題はありません。
問題なのはもう一種類の「ドーバ」という敵です。こいつらはHPが40もあるのでただでさえ倒しにくいのに、攻撃力が異様に高く現時点のナターシャでは余裕で10以上のダメージを受けてしまいます。しかも大抵2~3体で現れるので、下手をすると1ターンで殴り殺されてゲームオーバーという可能性も大いにある強敵なのです。
そんなのどうやって倒すのよ!
なので基本的にこいつに遭遇したら「逃げる」の一択。そしてもし逃げ損ねて1ターンでゲームオーバーにされたときのことを考えて、他の敵と戦って勝ったらすぐにセーブする。これを徹底してください。そしてそれを繰り返しながら、頑張って1200Gを貯めてください。
しんどすぎる…
というわけで、果たしてナターシャはこの洞窟で生き残る事ができるのか?そして次回までに1200G貯める事ができるのか?という不安を残して、今回はここで終了にしたいと思います。
ではまた次回…。
次回へ
≫EXIT
お疲れ様でした!
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コメント
>キャラクターの初期ステータス…
ゴーバス以外のキャラクターは、弟子とか一般人とか見習いなので初期このステータスなのか、しかしDEX値高いですよね(弟子を目指すくらいだから、特性があるのか)。もしかするとナターシャは、一番一般人近い弟子かもしれませんね(村人Aの能力(数値)は1未満(0はない)なのか)。
TRPGでは、基本ステータスはよほどのことがない限り上下しません(上限値が決まっているため)。だから武器や道具による判定数値の変化&補正させているのでしょう。
ゲームにおける能力数値を加減算方式にすると、キャラの「個性」って終盤で
見えなくなったりするので難しい気がします。固定数値方式にすると個性はでますが成長を認識しにくいデメリットを持つので難しいですね。
>>1
>このステータスなのか
ナターシャが極端に低いというか、ゴーバスがやたらと一般人離れしてたのかもしれませんねw
>村人Aの能力(数値)
RPGに登場する本当にただの村人の能力値って気になりますよね。あと三國志とか信長の野望とかに登場仕るる1兵士の武力とかw
>加減算方式にすると、キャラの「個性」って終盤で見えなくなったりする
自分でレベルアップ毎にポイントを振り分けるタイプなら個性のつけよう(極振りとか)もあるんですが、ランダムで加減するタイプだと確かに個性は見えにくくなりますね。ウィザードリィみたく最終的にオール18とかw