初回公開日:2022年11月12日
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最終回 「魔王のあとしまつ」
クリムゾンは倒した…のに?
え?!
エンディングが…ラスボスを倒したのにエンディングが流れないわ!?
ということはつまり…?
戦いはまだ終わっていない?!
果たしてまだ終わっていないのか?それとも一般的なRPGのように、王様なり誰かに報告すればそれでエンディングになるのか?それは解りませんが、とりあえず一旦「ホーム」の魔法で「サーレムの町」に戻りましょうか。
「サーレムの町」に戻ってみると、今まで洗脳されてクリムゾンを"様"づけで崇め奉っていた人々がなんと正気に戻っていました。
おれは しょうきに もどった!
そういえば、
妖精さん、この町のあの"像"、どうしたんでせうね?
ええ、初めてこのサーレムの町に来た時に、
怪しげだったけれど、その時点では何もおきなかったあの"像"ですよ。
言われてみれば、確かにそんなのが第13回であったわね…
でもなんで急に「野生の証明」?
そんなわけで、サーレムの町の町長っぽい老人がいたあの像があった家に行ってみると。
おお、偉大なる勇者よ。
クリムゾンを倒したからと言って、
安心してはいかん。
この家の地下に、
クリムゾンの秘密工場がある。
古代より伝わる5つの玉で
封じ込めぬ限り、グリムゾンは
何度でも復活するのじゃ。
洗脳から解かれた町長が、こんなことを教えてくれました。
クリムゾンの秘密工場!
ということはクリムゾンはこの町を侵略した後に、町の地下にその秘密工場を作ったのかしら?
その可能性もありますが、もしかしたらもともと古代のクリムゾン工場が地下に眠っていて、人間が知らずにその上に町を作ったのかもしれませんね。
そしてクリムゾンが復活したことで、真っ先に狙われたと?
工場の真上にある町なら、こっそり洗脳するのもやりやすいでしょうしね…。
てなわけで、町長の家の奥にある謎の像を調べてみると、像が崩れてそこに地下へと降りる階段が現れます。
そして地下通路を進んでいくと、何やら5つ像が並んでいる部屋にやってきました。どうやらここにある像には、玉をはめ込むような穴が開いているようですね。
なるほどこれが町長が言っていた"古代より伝わる5つの玉"でクリムゾンを封じる仕掛けってわけね?じゃあ新しいクリムゾンが復活する前に、さっさと玉をはめ込んじゃいましょう!
というわけで無事全部の玉をはめ込み終わりました。が、その直後にどこかからか不気味な声が聞こえてきます…。
何者だ!
クリムゾン様の命令により、
侵入者は直ちに抹殺する!
そして勇者たちの目の前に現れたのは、「ガードムゾン」というHPが「ゴッドクリムゾン」の最終形態と同じ900もある怪物。そう、この作品の眞のラスボスはクリムゾンではなく、この「ガードムゾン」だったのです!
いやいやいやいや、そんなことより…
え?これどういう事?!
なんでラスボスが5体も同時に襲って来るんじゃぁぁぁ!
聞いたこと無いわよ、ラスボスが5体も登場するRPGなんて!
まあ他にもあるかもしれませんが、実際5体も登場するのは私も正直驚きました。もう補助魔法かけまくって、あとはMPが尽きるまで全体魔法を高いダメージが出るようにお祈りしながらかけ続けるしかありません。
頑張ってください。
ホントにもう最後の最後まで、この安定しないダメージには振り回されるわね…
エンディング
持てるすべてのHPとMPを総動員して、強力な5体のガードムゾンを倒すことができれば、今度こそ本当にエンディングが始まります。お疲れさまでした!
成し遂げたぜ。
こうして伝説の5つの玉の力で、
クリムゾンの増殖装置はその機能を停止した。
邪神の野望も、
勇敢なる5人の戦士によって闇に消えた。
このような装置が、
この世界に1台しかないことを
祈ることにしよう。
エンディングに入る前に表示されるこの文章。もしかしたら、この世界にはまだクリムゾンを生産できる装置がどこかにあるかもしれない、だから"本当に世界が平和になったかはまだ解らない"ということを暗に示していますね。
こういうダークめな終わり方するエンディングは好きよw
ということで「クリムゾンII」のエンディングでは、制作スタッフを表示しながら主人公とその仲間たちの軌跡を複数の一枚絵で表してくれます。ここに掲載しているもの以外にもたくさん用意されているので、すべて見たい人は頑張って自力でクリアしてみてください。
欲を言えばこういう一枚絵は最後だけじゃなくて、ゲームの要所要所でも差し込んで欲しかったなと思うわね。きっともっと気分が盛り上がったと思うわ
プレイ日記を完走した感想
最後になりますが、この「クリムゾンII」の攻略日記を完走した感想です。ゲームそのものの感想については、以前「クリムゾンII」のゲーム紹介記事のほうで述べていますので簡単に。
ゲームそのものとしてはシンプルで難しいところもほとんど無く、どんどんRPGというものが複雑化していく時代において非常に"遊びやすいRPG"だったと思っています。
ただやっぱり、戦闘時のダメージが安定しないというのがやや致命的で、それにひっぱられて力自慢キャラの「ゴーバス」が敵が強くなるほどに頼りにならなくなって空気化するのは残念でしたね。
そして攻略日記としての方ですが、一度「クリムゾンII」のプレイ日記は途中で放置して投げ出すということもしちゃってましたが、それを一からやり直してそのうえで今回は完走できたのでスッキリできて良かったなと思っています。
また今回は攻略重視ということで、ダンジョンや町なども可能な限りマップを作成して、それを使って説明するというやり方をしました。ただこれについては攻略重視という意味は確かにあったものの、ぶっちゃけるとこうでもしないと"書くことが無かった"というのも事実です。
本当にストーリー展開というのが希薄な作品だったもので…。
なので次にプレイ日記で扱う作品が何もしなくても書くことが多いような作品なら、ここまで手厚く攻略重視の内容にはしないと思いますw
最後に今回のプレイ日記のスタイルとして、例の「謎の妖精さん」を多用して掛け合い的なやり取りも意図的に(結果的に?)多くなっています。まあスタイルの模索もあったんですが、これも正直に言うと"書くことが無かった"のに原因の一因はあると思います。
ホントね、多分やった事だけ淡々と書いてたとしたら、多分4~5回で完結したかもしれんのよこのプレイ日記。
それで次にやるプレイ日記について謎の妖精さんをリストラ(w)する予定はありませんが、ただ今回とは違う形で参加させるつもりでいます。まだまだ模索中ですので。
ただここまでは書いている人の都合であって、読んでいる人にとって今回のプレイ日記はどうだったんだろうかとこれは毎回気になっていました。もっとテンポがあったほうがいいのか、これくらいじっくりのほうがいいのか、正直読む人のニーズは解らないですからね。
余談ですが先日ツイッターのほうである方から"こういうプレイ日記が好き"というご意見を頂きまして、その意見は正直自分の中で失いつつあるものだったので、目から鱗というか目が覚める一言でした。
もし、これを読んでくださっているかたで、"自分はこういうプレイ日記が好き"というご意見をお持ちの方は是非教えていただけると嬉しいです。必ずそのご意見に従うわけではありませんが、拾っていけるものはしっかり拾って行こうと思っています。
あ、でもキツイ言葉で言うのはご勘弁くださいね。参考以前に逆に凹んでしまうのでw
といったところで、最後作品あまり関係なくなりましたが「クリムゾンII」のプレイ日記はこれにて終了です。次のプレイ日記でまたお会いしましょう!
再見!!
≫EXIT
お疲れ様でした!
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コメント
完走お疲れ様でした!!
こういう攻略日記的なプレイスタイルは往年のパソコンゲーム雑誌のようで大好きです。
Twitterで次のゲームをチラ見せされてましたので次回以降も楽しみに待ちたいと思います。
>>1
>完走お疲れ様でした!!
ありがとうございます。
>往年のパソコンゲーム雑誌のようで大好きです。
結局私もそういうもので育った人間なので、どうしてもそういう感じになってしまうんですよね。雀百まで踊り忘れずってやつですw
>Twitterで次のゲームをチラ見せされてましたので
ありがとうございます。できる限り期待に応えられるよう頑張っていきます。
先ずは、完走お疲れさまでした。ゲームをクリアを目的ならばまだしも、ゲーム中のデータやマップの制作と多岐にわたるもの、本当に大変だったと思っております。また、読んでいてこのゲームが如何に理不尽で面白いかを感じられたレビューでした。
RPGのエンディング風(上から目線のモノローグ)にいうのなら
「貴方は、名だたる冒険者が無しえなかった偉業を果たしたのだ。苦楽を共にした武具を置き、今はゆっくりと休むがよかろう。」
となるでしょう。
ありがとうございました。
>>3
>完走お疲れさまでした。
ありがとうございます!
>本当に大変だったと思っております。
マップやデータの作成は、楽しくもあるのですがやっぱり面倒くさい事も多くありましたね。でもまあ用意しないと書く事が少なくなるので、やらざるを得んのですよやらざるを…
>このゲームが如何に理不尽で面白いか
何でやねんと言いたくなる部分も多々ありますが、私もつまらなかったり嫌だったら続けていないし、やはり変な(w)魅力がある作品なんですよね。そう言うのが伝わったなら嬉しいです。
>今はゆっくりと休むがよかろう。
戦士にも休息は必要ですね、ひとまずゆっくりと…と言いたいところですが次の紹介記事やプレイ日記の準備で、まだまだワタワタしてしまう日々です。
>ありがとうございました。
こちらこそ有難う御座いました。
はじめまして!色々なプレイ日記を楽しく拝見させて頂いております!
私は小学生の頃にファミコン~スーファミで育った世代なのですが、
PCゲームは高嶺の花でプレイできる環境には無く、
当時情報も収集しなかったのでこういったRPGの存在を知らずに過ごして来ました。
大人に、おっさんになってから初期のDQやFF等主にRPGを遊び直していましたが、
プロジェクトEGGでPCゲームが遊べる事を知りどっぷりハマリました。
昔のゲームは小説を読むように脳内補完できる部分が大きくて
良い意味でシンプル、余白も多いので自分なりに世界観を妄想するのが楽しいです。
そんな中に一緒にプレイした面白さを共有できる感覚と言うか
当時の攻略雑誌を読み進めるようなワクワク感がプレイ日記にはあるので
本当にありがたいです。
マッピング等大変な作業が沢山あるかと思いますが
こういったレトロゲームの攻略サイトは大変貴重です。
色々大変な時代ですがお体にもお気をつけて下さい。
勢いで書き込んだので読みにくいかもしれませんが、いちファンより!
>>5
>楽しく拝見させて頂いております!
初めまして!ありがとうございます!
>こういったRPGの存在を知らずに過ごして来ました。
ちなみに私はその逆でPCゲームの情報ばかり追いかけていたせいで、スーファミのゲームはよっぽど有名なの以外は知らない物が多いですねw
>プロジェクトEGGでPCゲームが遊べる事を知りどっぷりハマリました。
私も当時PCゲーマーだったとは言え、遊べなかった作品も多かったのでプロジェクトEGGには本当に助けられました。
>当時の攻略雑誌を読み進めるようなワクワク感がプレイ日記にはある
他の方にも言われたりしますが、私自身もそういう雑誌を読んで育った人間なので、自分のプレイ日記もそうなってしまうのですが、寧ろそれを大事にしたいと思っていますw
>こういったレトロゲームの攻略サイトは大変貴重です。
そう言って貰えると頑張って作った甲斐を感じられます。
熱意のあるコメントありがとうございました。また何か感じるところがあれば、遠慮なくコメントして下さい!