注:この記事は、2021年8月15日に公開されたものです。
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「覇邪の封印」の再プレイ日記 第1回
アルカス城で王様と話す
というわけで、早速プレイを開始していきたいと思います。まず最初の目的は「アルカス城で王様と話す」です。


向こうに何か見える
どうする?
ゲーム開始直後、お供の妖精さんがそんなことを言ってきます。とりあえず現時点では何をして良いのかも解らない状態ですし、とりあえず妖精さんが言っている建物っぽい「何か」に近づいて見るとしましょう。
ちなみに、この妖精さんはゲーム中では喋らない主人公に代わってゲームのナビゲーションをしたり、得た情報を主人公に代わり読んでくれる役割を持っています。なので今回のゲーム日記でも、ゲーム中の補足情報の説明などについてお手伝いして貰うことにしました。
コンゴトモヨロシク。


【場所情報】アルカス城
物語はじまりの城。だけど「ライセンス」取得後も牙の交換をしてくれないしみったれ王様なので、以後来ることはまず無い城よ
その「ライセンス」については一旦置いといて、どうやら王様からお話があるようです。
”エラトスの語り部「コサーマ」を探すがよい。
そなたの使命は、邪なる扉を塞ぐこと。
一刻を争うぞ”
とのこと。まず最初にすべき目的はその「コサーマ」という語り部を探すことで、最終的な目的は「邪なる扉」を塞ぐことという話らしいですね。なるほど理解しました。
ただし理解したということと、今すぐそれをやるかということは別の話だがな! いや別に40代になってから遅すぎる反抗期を迎えたとかそういうわけではなくて、その前にやらなきゃいけないことがたくさんあるんですよ。それにコサーマに急いで合いに行ってもそれによって今すぐ何かが変わるというわけでもないので、ちょっと保留します。
で、いますぐやらなきゃいけない事というのは、すばり「遠めがね」の購入と「知名度」を150稼ぐことですね。
コメントにて、”アルカス城に、牙をきっちり240本貯めてから入るとモツ薬を1000貰える。”と教えて頂きました。ありがとうございます!
遠めがねを買うための金策をする
ではまず「遠めがね」の購入についてです。 本作は世の中に数多くあるRPG作品の中でも恐らく他にはないだろうという特徴を持っています。それはゲーム開始直後はフィールドが自分の立っている1マス分しか表示されない状況であるということです。ドラクエなんかのフィールド画面を思い出してください。勇者が今どこに立っていて回りにどんなものがあるのかはっきり見えてたでしょう?

ところがこの作品では、自分が立っている場所しか見えない。だから周囲に山があるのか森があるのか、近くに町があるのか海や川があるのか全然わからないんです。
しかも迂闊に山に踏み込むと絶対勝てないような敵に絡まれるし、海や川に落ちると溺れてダメージを受けるうえどこかに流されてしまうという仕様なので、視界を広げないと怖く歩く事もままならない。そしてその視界を広げることができるのが「遠めがね」というアイテムなのです。

【補足情報】本作のパッケージにはこの世界の地図が付属品として同梱されていて、それを見ながらプレイすれば視界が狭くても一応プレイは可能よ。まあまったく快適とは言えないけど
この遠めがねは1万G(ゴルダ)である町で買えます。ゲーム開始時の所持金は9千Gもあるのでとりあえずあと1千G貯めればいい訳なんですが、実はそう簡単な話でもなかったりする。まあそれは後にしてとりあえずは金策をする場所へ向かうとしましょう。では周辺地図オープン。

現在いるのはアルカス城(地図上:Ⅰ)なので、ここから森や川に入らないように敵も無視して北東に進んみ「ガリアの町(地図上:①)へ向かいます。余談ですが、遠めがねを売っているのはさらに北東の「オルコの町(地図上:②)」になります。
というわけで、はい、ガリアの町到着。


【場所情報】ガリアの町
施設には長老の家、市場、まじない師、鍛冶屋がある。市場では店売りの武器防具が全て売っているのが特徴よ
これからこの町を拠点にして少しお金稼ぎをします。 この作品では戦闘を行うと体力だけでなく武器防具の耐久値も減るシステムなので、お金稼ぎの最中にも定期的に町に戻ってまじない師に体力、そして鍛冶屋には武器と防具の耐久値を回復させてもらう必要がありますね。
ちなみに回復は1ポイント毎に一律幾らと決まっているのでマメに回復しても損は無く、寧ろもったいないからと武器防具の回復を後回しにして結果壊してしまうほうが損です。町に寄ったら必ず全回復しておきましょう。
では町の外に出て、町の周囲を回りながらお金稼ぎ開始。ここで狙うターゲットはズバリ「商人」です!人間を襲うのか?!って思うかもしれませんが、現段階では怪物を倒してもお金は手に入らないので金策にはなりませんからね。あ、ただし商人には2種類いて、倒していい商人は太ってるこいつだけです。


【敵情報】悪徳商人
倒すと2千Gも貰えちゃう、モ・ウ・ケッ!しかも
属性が”悪”だから「知名度」も上がるオマケつきよ
他には「盗賊」も金額は300Gと下がるがそれでも大事な収入になるし、こいつらも属性が”悪”だから倒すと「知名度」も上がるので狩る対象にしてもいいでしょう。他の怪物たちはさっき金策にはならないといったものの、経験値と知名度は上がるので出会ったらガンガン倒しておっけーです。
うまく悪徳商人を引ければ一発で所持金が1万G越えると思うのですが、さっきも行ったように体力と装備の回復には常に一定のお金が常に必要になるので、余裕を持って1万4千Gくらい貯めることを目標にして狩りを繰り返します。
知名度を150以上稼ぐ
で次は「知名度を150以上にする」です。 大体所持金がさっき行った1万4千Gくらいになったら、コマンド「作戦」から「持ち物」を選んでください。ステータス画面が開き、その一番上に「知名度」の表示があるはずです。


【補足情報】知名度
この世界での主人公の「評判」みたいなもの。値が”+”だとライトサイド、”ー”だとダークサイドね。属性が”善”のものを倒すと下がり、”悪”のものを倒すと上がるわ。実は結構重要なパラメータよ
間違って「旅人」や善のほうの商人を倒しちゃったりしていなければ、大体このあたりで+150くらいになっていると思うのですが、もしなっていなければもうちょっとがんばって狩りを続けます。
この知名度を+150にすることに何の意味があるのかというと、知名度を+150以上にしてから「アベイダース」という城に行くと「ライセンス」というものを発行して貰えます。これを手に入れると、以後怪物を倒す度に「牙」が手に入るようになり、この牙は城に持っていくとなんと1本50Gで買い取ってくれるのです。
つまりライセンスを手に入れれば、悪徳商人や盗賊を倒す以外の金策手段を手に入れられるわけですね。
そのアベイダーズ城は、この後「遠めがね」を買いにいくオルコの町のさらに東のほうにあるので、「遠めがね」を買って視界を広くして移動の安全を確保した上で、ついでにちょっと遠出してライセンスも貰ってくるというのが今後の流れになっています。
オルコの町で遠めがねを買う
お金が1万4千G以上、知名度が+150以上になったら、次はガリアの町から北東にあるオルコの町へ行って遠めがねを買います。…とその前に、この周辺の地図をもう一度確認しましょう。

ガリアの町(①)からオルコの町(②)に向かう途中に赤い丸で囲んだエリアがあると思いますが、このエリア内には出来るだけ入らない(森沿いを歩いて行く)ようにしてオルコの町へ向かいます。なぜそんなことをしなければいけないのかというと、このエリア内には「ローバル」という怪物が生息していて危険なのです。


【敵情報】ローバル
ある特定の地域に生息していて、そこを通ると強制的に戦闘になる可能性が高いわ。倒すと牙を4本も貰えるので牙稼ぎに最適だけど、弱い時期に絡まれると死んじゃってただの「役立たず」になるわね?
というわけでローバル地帯を回避して、オルコの町へ到着です。


【町情報】オルコの町
施設には長老の家、市場、まじない師、鍛冶屋、酒場があるわ。市場で遠めがね、千里の玉、アルゴの船なんかが売っているのが特徴ね
それでもって、早速市場に行ってお目当ての遠めがねを購入しました。

視界が広い! いやー感動!そして快適ですねえ…遠めがね様様ですよ。しかしまあRPGで隣のフィールドに何があるかが見えるようになっただけで、これほど感動する作品があるだろうか、いや無い(反語
ちなみに所持金がやたら少なくなっていますが、これは自分で1万4千Gくらい必要とか言っといて「んでも1万2千Gくらいでもなんとかなるんじゃね?」とか甘い考えでオルコの町に行ったら、遠めがね買ったあとに回復やら修理とかしたもんでこんな所持金になっちゃいましたね(汗

お前、馬鹿なのか?役立たずなのか?
次回へ
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コメント
いつも拝見させてもらってます。
何やら昔のパソコンゲーム雑誌で見た攻略&プレイ日記を兼ねた連載記事のようで懐かしく、また楽しく読めました。
次回の更新も楽しみに待ちたいと思います。
しかしいたいけな青少年をどんだけ苦しめてきたのでしょうホントにひどいゲームデザインですよねえw
懐かしい。
たしかマニュアルプロテクトの意味もあったんでしたっけ。
MSX版を知人からもらった時、地図とフィギュアがなかったんで何が何やらさっぱりでした。たぶん、色々無くしたからタダでくれたんだろうなぁ……。
>>1
ありがとうございます。プレイ日記にあとから遊ぶ人の攻略にもなるように意識して書いたつもりなので、そう受け取って貰えると嬉しいです。
工画堂スタジオのRPGは、絶対そのへんのRPGとは一線を画すぞ!って意気込みがひしひしと感じられるんですよね。それが正解かはおいといてw
>>2
そうですね、一種のマニュアルプロテクトだったと言えるでしょう。
もしかしたら、そのお友達は中古ショップでカートリッジだけの状態で(当時中古ショップでMSXカートリッジ単体で売られていたのもみかけた)買ったのかもしれませんね。んで遊んでみたけど、周りが見えなくてなんだこりゃって止めてしまったとか…
妖精ちゃん、もしかして裸ですか?(笑)
それはさておき、昔のゲームってマッピングすることもゲームのうちでしたよね。まあ、たくさんやっているうちに覚えてしまうことも多いのですがw
>>5
まあ妖精といえば裸が鉄板ですからね(偏見
マッピングはめんどくさいし時間もかかりますけど、やっぱりそのゲームとの理解度が高まるので楽しい作業でもあるんですよね。
覇者の封印は未プレイですが友人のプレイは見たことがあります。
第一回ということで、これからこの日記にてプレイした気分にさせて頂きます。
更新楽しみです~
>>7
ありがとうございます。
期待に応えられるよう、頑張ります。
>もう一度「邪」の封印を…
ああ、また旅立たれたのですね。無事に封印されることを願っております。
工画堂スタジオのRPG作品はサイキック・ウォーでしか遊んだことがないので
(シュヴァルツシルトシリーズやパワードールシリーズなどのSLG作品のほうが
多い)、新鮮に楽しく拝読させていただいております。
しかしRPGの王様は、どうしてこう「劉禅的(無能ではない)」なのか。世界の
危機が迫っている(らしい)のに、どこか別世界のような雰囲気で主人公に依頼
する…。
まぁロードブリティッシュ並みの戦闘能力で君臨するのもこまりますが。
パッケージ当時は、戦士のフィギュアに布製のマップが同封されていてフィギュアを動かしながら遊んでいたと思います。マニュアルプロテクトの意味もあるのでしょうが、「この世界を冒険する」感覚がでてよかったかもです。
近年だと任天堂DS版の「二ノ国」には説明書兼魔法の書が同封されており、マニュアルがないとゲーム進行が難しい感じがしました。
すいません。本文中で”語り部「コーサマ」”と何度も書かれていますが、
私の記憶の中の妖精ちゃんが
「コーサマ」じゃなくて「コサーマ」でしょ
と言ってるのですが、私がプレイした事の無いバージョンでは「コーサマ」だったりするのでしょうか?
サイト楽しく拝見させていただいています。
うろ覚えですが名前が漢字の敵を倒すと知名度が+
カタカナの敵を倒すと-になり
確かカタカナ風の響きなのに実は漢字で
倒したら知名度が大幅に下がる製作者側の
引っかけじゃないかと思うような
紛らわしい名前の強い敵がいた記憶があります。
>>9
光画堂スタジオのRPGって結構「おや?」って思っちゃう作品(余り悪い意味ではなく)が多くみられますが、一方でSLGの方はかなり硬派な作品多いですよね。それにしても、RPGに登場する王様で一番能動的な王様って誰だろかなと考えましたが思いつきませんでしたw
>>11
ほんとだ!しかも記事のサムネにもしっかり「コサーマ」って書いてる!これ冗談でも誤字でもなく、私ずっとコーサマだと思ってました…。こういう長音の入るカタカナ文字ってわからなくなっちゃぃすよね、ローバル?ロバール?みたいなw
取り敢えず直しておきます、ありがとうございます。
>>11
そうですね、漢字っぽい名前が地元獣で、いかにもカタカナなのが異次元獣ですね。多分その辺の話も次かその次の回あたりに説明する予定でいます。
すいません逆でしたね。
漢字っぽい名前の地元獣を倒すと知名度が-
カタカナの異次元獣を倒すと+ですね。
自分がプレーしたのはパソコン版です。