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エンディング
前のブログの時は、緋王伝のエンディングのページはリンク切れした動画のみの状態だったので、ブログの移転に伴って新規でエンディングページを作りました。
魔物達との別れ
無事「マコーレィ王」を倒したことで、本来はそこで戦争は終わるはずだったのだに、リチャードの静止が間に合わなかったために魔物達は、マコーレィ軍の兵士を皆殺しにしてしまったようです。
王子が狙ったわけではないけれど、結果的に王子が魔物を使って戦った事は誰にも知られずに済みました。
国を奪い返した王子は、当初の約束通り魔物達を開放しました。
しかし魔物達は王子を気に入ったようで、リングの契約が効力を失っても王子が望めばすぐに助けに来ると言って帰っていきました。
魔物達の笑顔と、王子の苦虫を嚙みつぶしたような顔の対比が面白いですね。
直接目撃されてはいないものの、明らかに人知を超えた大逆転劇。
やがて人々は王子の”後ろにいる存在”を怪しみ噂をし始めます。
騎馬民族との戦いへ
しかし騎馬民族が攻めてくるという「国難」が目の前にあれば、そんな噂なんかより国を守ってくれる”絶対的な力”に縋るのが民衆と言うものです。
「マコーレィ王」が言っていた騎馬民族が攻めてくると王となったリチャードは常に戦いの場に行き、敵の返り血を浴びるほどの最前線で戦います。その姿に人々は畏怖します。
まあマコーレィ軍の精鋭と最前線で戦ってきた王ですからね、例え騎馬民族とはいえその辺の兵士の敵ではないでしょう。
しかし如何にリチャードが強かろうとも、敵は大軍。一人ではカバーできない場所も出てきます。
そういう場所には異形の「影の軍団」が突然現れ、窮地にある兵士たちを救ったそうです。つまりリチャードは再び魔物の力を借りたという事ですね。
兵士たちは自分たちを助けてくれた影の軍団に感謝しますが、結果として王が魔物を使役しているという事実を全ての兵士が知ってしまったわけです。
「緋王」の誕生
タイトルにもなっている「緋王」という言葉は、リチャードに切り捨てられた騎馬民族の兵士が死ぬ間際に残した王子を形容した言葉だったようです。
それは騎馬民族にとってとても恐ろしい言葉だったようで、その言葉は騎馬民族の兵士たちに伝染病のように侵食し、畏怖の心を植えつけていきました。
まあ本来なら最終的な目的のはずの敵の総大将が、最前線で味方の兵士を斬りまくって血まみれの姿で立っているんですからそりゃ怖いはず。
こうしてリチャード王率いる軍は騎馬民族を撃退し、騎馬民族たちが残した「緋王」という言葉が王を表す言葉として人々の心に残ったようです。
そしてその後、リチャードは騎馬民族との戦争で荒れた他国を併合し巨大な一つの国としますが、これはあくまで「併合」なので騎馬民族のように侵略して奪ったわけではないですね。
ただ王のあまりの強さに恐れをなして、あんなのに攻め込まれるくらいなら…って一面も無きにしも非ずでしょうか。
緋王のその後…
そして緋王による統治のおかげで国は平和であり続けました。
しかし人々が王に抱くのは親しみではなく、王が操る魔物への畏怖の心。結局リチャードは王でありながら国の中で孤立してしまったわけですね。
しかし人々からどう思われようと、心は昔の王子のままの優しいリチャードはその力を行使することは無く、ただ一人平和な国を見守り心和ませるだけでした。
あれ?隣にいるのは?
どうやらドライアドの「ベイトリックス」は、あの後もリチャード王の妃妾(要は側室)として傍にいてくれたみたいですね。
そして孤立した王で居続ける事に疲れたのか、リチャード王はある日とうとう国を他のものにゆだねて、ベイトリックスと共にあの日二人が出会った大樹の消えていきました。
しかしその3年後、緋王のいなくなった国は再び戦乱に覆われるのですが、その時にもう人々を守ってくれる強い王「緋王」はそこにいないのです。
大樹の中から、戦乱に覆われた国を見てリチャードは何を思ったのでしょうね…。
そしてここで本作のゲームタイトルに登場していた胸像が砕け、その名前も削られていたことの理由が解ります。
後に魔女狩りが横行する時代になると、魔物と繋がりがあったとされるリチャード王は、その名前も存在も神の名において歴史から消し去られてしまったようです。
しかし魔女狩りの名のもとに行われた陰惨な行為を考えると、国を守るために魔物を使役して戦ったリチャードと、神の名においての魔女狩りで幾多の罪なき人々を裁いた人々と、どっちが「魔物」なのでしょうか…。
そして物語の終わりを告げ、大樹の中にいるリチャードの許へと帰るベイトリックス。
結局リチャードを本当の「王」として認め、心から従って傍にいたのは、最初から最後まで「人間」では無くて「魔物」だったというのが、この物語の本当に悲しいところですね。
リチャード自身は最初から最後まで私利私欲ではなく、ただ生きる為、仲間の為、国の為、国民の為に戦っただけなのにね…。
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