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世界一やかましい格闘ゲーが登場!『タイトーマイルストーン2』【クラシックゲーム既報】※2023/06/01更新

2023/06/01 予約が開始になりました!

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少し前にこんなツイートがありました

さて、本当はもう少し前に拾おうと思ったネタだったのですが(Wizardryの件に持っていかれた)、Twitterのタイトー公式アカウントが2023年4月13日にこんなツイートをされていました。

ふむふむ。へー、今度はこういうのが出るんだぁ~?

へー。

…?

ダイノレックス?

ダイノレックス?

ダイノレックス?

あの、ダイノレックス?

あの”世界一やかましい格闘ゲーム”として一部(主に俺)で有名な、あのダイノレックスですかぁぁぁぁ?!

「タイトーマイルストーン2」とは

「タイトーマイルストーン2」とは、2022年2月24日に発売された1980~90年代初頭のタイトーの名作アーケードゲームを収録した「タイトーマイルストーン」の第二弾となる作品です。


「タイトーマイルストーン」(Amazonリンク)

基本情報

タイトルタイトーマイルストーン2
発売日2023年8月31日(予定)
販売機種Nintendo Switch
販売/開発タイトー/ハムスター
販売価格5,720円(税込)

収録タイトル

※ 既に「アーケードアーカイブス」にて発売中のタイトル。リンクをクリックで、アーケードアーカイブスの各ページに飛びます。

「タイトーマイルストーン2」公式サイト

注目のタイトル

ソリタリーファイター

 1991年に海外でのみ発売された格闘ゲームで、日本で1989年に発売された「バイオレンスファイト」の続編にあたる作品。

 筆者もこの作品は知らなかったが、調べてみると1990年に発売された「ピットファイター」に近い、左右だけでなく奥や手前にも移動できる格闘ゲームと言う感じ。因みに日本では、本作が初収録らしい。

ダライアスII(3画面版)

 1989年に発売された横スクロールシューティングゲームで、1987年に発売された「ダライアス」の続編にあたる作品なのだが、タイトルの後ろの(3画面)というのに疑問を抱いた方もいるだろう。

 元々「ダライアスII」のアーケード筐体は、モニターが横に2画面繋がったもので、その後の移植についても2画面版がベースとなっていた。しかし前作の「ダライアス」と同じ3画面用のバージョンも存在しており、この3画面版が移植されるのは今回が初めてらしい。

 トゥナサシミー!

ダイノレックス

 1992年に発売された対戦格闘ゲームで、最大の特徴は何と言ってもゲーム内で戦い合うのキャラクターが、人間でも宇宙人でも妖怪でもモンスターでもロボットでもなく、全て実在した恐竜たちだという事だろう。

 個人的にこの「タイトーマイルストーン2」で最も注目するのがこのタイトルだ。遥か昔、人間は恐竜と共存しており、その世界ではアマゾネスの女王を我が物とするために恐竜を飼いならし、同様に女王を求める候補者たちと恐竜同士を戦わせて勝敗を決め、るという行為が行われていた。

 本作はそんな感じのとんでもない設定の作品で、従って本作を遊ぶプレイヤーは格闘家でもプロレスラーでもヨガの達人でもなく、以下の実在した恐竜の中から操作するキャラクターを選ぶことになる。

  • アロサウルス
  • パキケファロサウルス
  • トリケラトプス
  • ケラトサウルス
  • スティギモロク
  • ティラノサウルス

 ちなみにキャラクターセレクトの画面で、各恐竜の頭蓋骨の化石が表示されるのがまた面白かったw

 その後は画面に自分が選んだ恐竜と対戦相手の恐竜が格闘ゲームのように(格闘ゲームなんだけどw)向き合って並ぶので、あとは自分の恐竜を8方向スティックと2つのボタンで操作し、恐竜にコマンド技や溜め技などを実行させて相手の恐竜が絶命するまで恐竜を暴れさせるのである。

 なお恐竜の足元には、この恐竜を飼いならした男(ある意味ではプレイヤー?)がちまちまと走り回っているのだが、もし自分の恐竜が対戦相手の恐竜に負けてしまうと…なんとこの男は空からやってきたプテラノドンに丸のみにされてしまうのだw

 そして筆者がこの作品でもっとも好きなところは、とにかくやかましい事である。普通の格闘ゲームであれば、技を出すときにキャラクターが「波動拳!」とか「アイガー!」とか「オバヒ!」とか技名なり掛け声なりを吐くものだが、なんせ本作のキャラクターは全部恐竜なので…

ギピャァァァァァー!

キャシャァァァァー!

プギャシャァァァー!

 と、とにかく叫び声をあげまくってやかましいのである。さらに本作ではボタン同時押しで「パワー溜め」というのができるのだが、溜めている間恐竜はひたすらやかましい雄叫びをあげ続けるのだ。そしてこのやかましさが慣れると癖になってしまい、筆者は敬意をこめて

 ”世界一やかましい格闘ゲーム”と呼んでいる。敬意をこめて。

 尚、本作は家庭用への移植は初ではなく、2007年にプレイステーション2で発売された「タイトーメモリーズ2 上巻」に一度収録されている。まあこちらは現在では入手も遊ぶ環境も揃えにくいものなので、気になった人は是非購入を検討して欲しい。

まとめ

 という訳で今回は、個人的にお気に入りの「ダイノレックス」が収録されている「タイトーマイルストーン2」の紹介をしました。

 実際の所、その収録タイトルのほとんどが現在「アーケードアーカイブス」にて発売されているタイトルなので、タイトー作品が好きでこのへんを買い揃えていた人にとっては、ちょっと手の出しにくい作品かもしれません。

 また本作品にアーケードアーカイブスのハムスターが関わっているという事で、いずれ「ダイノレックス」もアーケードアーカイブスに登場する可能性もあります。

 なので収録タイトルのほとんどをもう購入している人は、ちょっと待っても良いかもしれません。逆にタイトーのタイトルは気になってたけど、アーケードアーカイブスではまだ購入してなかったという人はまとめて入手できる非常にいい機会だと思います(筆者はまさにそれ)。

 あ、でも収録タイトルのほとんどをもう持ってるけど、俺は「ダイノレックス」や3画面の「ダライアスII」をすぐにでも遊びたいんじゃぁぁ!って人は止めません。寧ろそれでこそ漢だと思いますw

 ということで今回は以上になります。ではまた何か面白いクラシックゲーム情報が出てきたら、遅れたころにまた会いましょう。

≫EXIT

お疲れ様でした!

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コメント

  1. 神楽 より:

    ダイノレックス、知ってはいたがプレイした記憶がないんで
    動画見てみたら本当にうるさいwww
    勝った後にいつまでも吠えてるんじゃないよお前は

    PS2のタイトーメモリーズは全部持ってますが
    そういえば買って満足してロクに遊んでなかったですわ
    マイルストーンも棚に並べて置く用にパッケージ版買う予定です

    • songoski songoski より:

      コメントありがとうございます。
      >動画見てみたら本当にうるさいwww
      でしょー?w
      叫び声もうるさいし、地鳴りとか破壊音とかもやかましいというね。

      >PS2のタイトーメモリーズは全部持ってますが
      うほっ、コレクター!私はパッケージではないんですが、PSVitaに1本はいってますね。
      エレベーターアクションとラスタンサーガはいってるやつ。
      ちなみに私もマイルストーン2は買う予定です。

  2. 魚屋海乃輔 より:

    >ダイノレックス…
    このゲーム賑やかなんですよね。鳴き声の頭が「プ」とか「ピ」とかで発声しているのがよいです。
    もう一つは、特撮映画(というジャンルで括るとファンの方には怒られますが)の「ロスト・ワールド(1925版)」が想起されます。当時の特撮(クレイアニメーションの方式)は見ていて面白いです。興味のある方は是非視聴してみて下さい(無声映画だけど)。
    最後に、決して恐竜を調教・操作しているアマ〇ネス系ビキニアーマー女子に心惹かれているわけではないことを付記しておきます。

    • songoski songoski より:

      コメントありがとうございます。
      >鳴き声の頭が「プ」とか「ピ」
      そういやよく恐竜の鳴き声とか考えたものですよね。昔、人間の頭蓋骨が解れば声が再現できるってのがあったんですが、それと似た感じですかねぇ?

      >「ロスト・ワールド(1925版)」が想起されます。
      ロストワールドといえばジュラシックパークかカプコンかってイメージですが、1925年のほうのですね。本編は見ていないんですけど資料映像みたいなので見たことはあります。
      ああ、そういえばダイノレックスのボーナスステージで、現代の街で恐竜を暴れさせるのがあったんですがあの辺は「原子怪獣現る」のオマージュなんかなと思ってました。

  3. 匿名 より:

    映画:恐竜百万年(コスプレトカゲやワニを恐竜と言い張る内容でしたが)とか地底世界ペルシダーみたいな、パルプフィクションの毛皮ビキニ美女と恐竜&タフガイとかの作品群がイメージもとなのかな。
    でも一番オマージュしているのは、恐竜グワンジではないかなと思いました。

    • songoski songoski より:

      コメントありがとうございます。
      >恐竜グワンジ
      そういえばふと思ったのですが、このダイノレックスが発売されたころは、もう恐竜のデザインは直立型じゃ無かったような気がしますが、やはり恐竜グワンジとか原子怪獣現るをオマージュして敢えて直立型にしたんですかねぇ?

      • 匿名 より:

        youtubeに映画プロモムービーがありましたが、闘技場、町中、プテラノドンが人をさらう所、サイドビューでグワンジとスティラコサウルス?が戦う場面とかあったんで、グワンジがモデルだろうなぁ。
        いやまあ、つきつめればハリー・ハウゼン監督のストップモーションが全ての元ネタだろうなと思います。

        • songoski songoski より:

          コメントありがとうございます。
          >つきつめればハリー・ハウゼン監督
          まさにそうですね、特撮の神様!シンドバッド七回目の冒険のサイクロップスとかも凄かったなあぁ…

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