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【英雄伝説 プレイ日記】亡国の王子、見も知らぬ許婚に会いに行く 02

ドラゴンスレイヤー英雄伝説プレイ日記 第二話「レジスタンス」

前回のあらすじ

いらっしゃいませ!

いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は

 10年前に亡くなった父親から、16歳になってファーレーン王国の王位を継承するまであと2ヶ月となったにも関わらず、セリオス王子は養育先の町エルアスタでスライムいじめなんかを楽しんでいました。

 ところがそんなある日のこと、エルアスタの町に突如モンスターが襲来します。

 セリオス王子は養育係のライアスの手引きで町の外に出る抜け穴に入るものの、ライアスや王子の侍女たちは王子が脱出する時間を稼ぐため、抜け穴を塞ぎモンスターを食いとめようとするのでした。

 ひとり町の外に脱出した王子は、6歳まで住んでいたかつての居城ルディア城へと向かいますが、そのルディア城で王子を待っていたのは、王様気取りで玉座に座る摂政アクダムだったのです。

こんな内容でしたね。
では早速、第二回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。

前回の記事リンク

本記事を読み進める前に…

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王子、投獄される

摂政アクダムの陰謀

玉座に座った摂政アクダムは、兵士達に連行されてきたセリオス王子に話しかけます。

ようこそ、ルディアの城へ。
暫く見ないうちに、随分と大きくなられましたな。
ふっふっふ、今あなたに外をうろつかれては困るのです。
なにしろ明日は、わしがこの国の王となるめでたき日なのですから。

自分がこの国の王となる、などと言うアクダムの言葉に驚きを見せる王子ですが、それに対してアクダムは小悪党臭さをみせ、自分の計画を全て白状します。

えーっと、会話を全部乗せると長くなるから要約すると、

エルアスタがモンスターに襲われたのはアクダムの差し金であり、彼の計画の中ではセリオス王子はその襲撃で死んだことになっていると。しかし王子がここに来たという事はそれが失敗したという事で、死んだはずの王子に生きていられるのは都合が悪い

なのでアクダムは王子をここで捕えて、自分が王位に就いた後で殺すつもりのようだ。

しかもアクダムは10年前にルディア城をモンスターが襲撃した際に、そのどさくさに紛れて自分が国王アスエルを暗殺したことまで白状した。
ほんと小悪党ってやつは、調子に乗ると良く舌が回るものだw

今やこの国は、わしのものになろうとしている。
王子よ、残された僅かな人生を地下牢の中で楽しむがよい。
貴様の母、フェリシアもいずれわしのものとしてやる。
心配せずにあの世へ旅立つがよい。

ちょっとまって!?
拙者、陰謀で王座を狙う大臣が女王をNTR展開大好物侍ゆえ、その辺のレポートは詳しく是非…

投獄されました。

謎の修道士「リュナン」

牢屋の中でしばらく"フェリシア女王NTR本"が今年のコミケに出ないものかと考えていると、突然見張りの兵士たちがどこかからか現れた屈強な男になぎ倒されていった。

セリオス王子。
ここから逃げましょう!

誰だ!?ドギか!?

倒した兵士から鍵を奪って牢屋を開け、王子の前に現れた修道士らしき男は「リュナン」と名乗り、自分は王子の味方だと言います。

いきなり「味方だ」と言われても、これまで自分の身に降りかかった不幸の数々が、すべて自国の摂政の陰謀だったと知ったばかりで絶賛"疑心暗鬼"中の王子にはにわかに信じられないでしょう。しかし説明を求めるも、

今は詳しく説明できません。
のちほど、ゆっくりご説明いたします。

とはぐらかされ、とにかく今はこの城を出ることを優先するように言われた。
まあ確かにこの男が誰であろうと、この牢屋でこのまま死を待つよりは遥かにマシだろうさ。

ということで、ここでリュナンがセリオス王子のパーティに参入します。

初めての"仲間"だな。
んではさっさとこの牢獄から脱出するとしましょう。

王子、城下町から脱出する

レジスタンス

リュナンの案内で牢獄から脱出すると、そこはルディアの町にあるある建物の中で、そこにはリュナンの仲間らしい「ラウエル」という男が待っていました。

この男の話によるとどうやらこの男とリュナンは、なんとアクダムに反抗する"レジスタンス"の一員だそうな。そしてラウエルは、この町を脱出したら町の東にある「クルスの村」に行くようにと言ってきた。

なんでもそのクルスの村に、レジスタンスのリーダー「アロン」という人物がいて、彼が王子の力になってくれるらしい。なるほど。

それにしてもこんな反抗グループが組織されているという事は、アクダムの統治は公平さを欠くものだったんだろうね。せめて王位を継承するまでは嘘でも綺麗な政治をしておけよなぁ、ますます小物感が増すダムアクダム。

というわけでセリオス王子とリュナンはこの町を脱出して、東にあるクルスの村に向かうことになったのですが…

ちょっと待ってほしい。なんかさっきから画面で動かせるキャラクターの絵がセリオス王子じゃなくてリュナンの絵になってるんですけど?
なんでリュナンなんで?我は王子ぞ?王子より目立つのかや?

お前の小物臭の方が酷い

どうやらシステムコマンドで"リーダー"という項目があって、これでリュナンがリーダーに設定されていたかららしいね。なるほど、じゃあこれをセリオスに変更すればいいわけね?

うん、これでスッキリ!
っていうか、仲間が増えたからって勝手にリーダー変更されるのも困るよなぁ…。

しかし、この変更がこのあと悲劇を呼ぶとは、この時彼は思いもしなかったのである…。

壮絶なる脱出劇

あぎゃぁぁぁぁぁぁ!

町の中に出てちょっと情報収集でもしようかなと思ったら、凄い勢いでゴツイ鎧の兵士が駆け寄ってきて強制戦闘に入ってしまう!しかもこの兵士が異様に強くてほぼ一撃で瞬殺…。

直線的に逃げればギリギリ追いつかれることは無いけれど、ちょっとでも町中で何かに引っかかったらすぐ捕まるし、逃げている方向と逆方向からも兵士が追いかけてきてまとも動けないぞこれ!

それでも何回もやり直して町の出口まで最短距離をみつけ、ようやくルディアの町を脱出することができたのだけれど…
釈然としません。
まあいいや。

まあいいのかよ。
実はこれ、リーダーをリュナンのままにしていれば兵士に掴まらなかったのよね。

王子、レジスタンスと合流する

クルスの村の地下に…

とりあえずルディアの町を脱出したので、レジスタンスのラウエルが教えてくれたように東に向かうと海沿いのところに村があった。これがクルスの村か。

このゲームは、右下に場所名とか〇〇付近とか表示されるから解りやすくて良いよね。

クルスの村に入ると入り口付近に教会のような建物があったので中に入ってみる。

中にいた神父のような人に話しかけると、どうやらこの神父もレジスタンスの仲間だったようで、神父はリュナンと王子を教会の地下に案内してくれました。

全然関係ないけど「ゼイリブ」って映画でも、レジスタンスの拠点が教会だった気がするな。

教会の地下に入ると、その奥にはいかにもリーダーらしき老人と一人の女性がいました。リーダーらしき人は戻ってきたリュナンを迎え入れますが、あれ?リーダーの名前が…?

ライアスじい!

じゃないのぉ?!

残念ながらこの老人はレジスタンスのリーダーで「アロン」、そして隣の女性はアロンの孫で「ソニア」というそうです。

最初に名前が「ライアス」になっていたのは、容姿がそっくりだったからセリオスが見間違えたっていうのを表現したトリックだったのな。やるじゃんファルコム!

レジスタンスの今後

ひとまずお互いの自己紹介を終え、一息ついたところでアロンからこのレジスタンスについての説明が入りました。

王子様。
私たちは正当なる王位継承者である王子様が、必ずやアクダムを倒し王位を取り戻すと信じております。
その為には、いかなる犠牲をも辞さない覚悟でおります。

なんと!ということはこのレジスタンスは単にアクダムの統治に対する反抗だけでなく、セリオスの王位継承を支援するためにも活動する組織だったわけか、心強い。

ルディアの町でも「王子様が継承してくれてたら…」って嘆いている人がいたからなあ。

王子様が生きていると人々が知れば、アクダム打倒もたやすくなりますわ。
しかし、ルディアの兵隊を払い除けアクダムを倒すためには、兵士が足りません。

ソニア可愛いなあ(唐突)
つかファルコムヒロインは、なんでこんなに可愛いのかよ~♪

えっと、ソニアに見惚れている場合じゃなくて。

まあ要は、アクダム打倒の為に城に攻め込むには戦力が足りないと、んでルディアの南西にある「ベルガ鉱山」にはアクダムに反抗した人々が囚われているから、その人たちを救い出せばそれが戦力になるって話ね?

戦いは数だよ兄貴っていうからね、オッケー!じゃあ次はそのベルガ鉱山とやらに向かいますか!

と意気込む彼ですが、何かリュナンから話があるようですよ?

メタいなぁ、おい!w

次の回へ

王子はレジスタンスと合流し、彼らとアクダム打倒を目指す。
しかし戦いは数だ。
囚われた人々を仲間にする為、王子は"ベルガ鉱山"に向かう。
そんな王子の前に現れた、不敵な笑みを浮かべた男は…次回、

↑上の画像をクリックで、次の回に進みます。
※反応が無い場合は、絶賛作成中だとお察しください。

≫EXIT

お疲れ様でした!

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コメント

  1. あきら より:

    このゲーム、当時クリアしたはずなんですが、ストーリーをまったく覚えておりません(苦笑) なのでリプレイが新鮮に感じます(笑)章仕立てなところはドラクエ4の影響かと思っていました。個人的には敵のHPが表示されるのが珍しかったですね。

  2. 名無しの冒険者 より:

    キャラクターチェンジに関しては、第1章の簡易攻略手順と一緒にマニュアルにしっかり書かれてたんじゃなかったかな。もはや布マップしか残っていないので確認できませんが……。
    >メタぁ!
    たしかLv8以上にしてると「もう十分ですね」みたいなセリフに変わってるんでしたっけ。
    これからレベルやなんやもホイホイ上がっていって、2に比べて戦闘難易度が低いから適当でも問題ないですが、どういう成長にするか悩み所ですね。
    自分はセリオスを純戦士、リュナンを魔法戦士にするつもりで能力成長させてました。

  3. クロノウイング より:

    こちらでははじめまして、twitterネーム「CHRONO_WING」です
    「英雄伝説」はもちろんクリアしたんだけど、さすがに30年以上も
    経つと主人公と「スライムいじめ」とラスボスの名前しか覚えがなく、
    仲間キャラやストーリーもすっかり忘れていたので楽しく読ませて
    もらってます。仲間の女性はソニアでしたね、たしかに可愛いw
    ところでアクダムに限ったことではないですが、悪の指揮官が
    主人公たちを罠にかけたりして捕らえると、さっさと始末すれば
    いいのに「おまえたちは計画が成功した後にゆっくりと殺してやる」
    とか言って、結局主人公に逃げられて計画が失敗するのは何でしょうねw
    (そりゃ主人公が死んだら話にならないからだぜ)

  4. 名無しの冒険者 より:

    リュナンは鍵を奪って牢屋から逃がす
    ドギは壁をぶち破って牢屋から逃がす
    …まあ普通は前者の手段を取るんでしょう
    経験値は総経験値表示より次のレベルまで表示派でした。レベルアップ時にセーブ&ロード繰り返す派でしたので

  5. 名無しの冒険者 より:

    この会話までに8レベル以上になっていたら会話が変化するのだろうか?

  6. ソンゴスキー より:

    >>1
    >ストーリーをまったく覚えておりません
    いかんせん30年以上前の作品ですからね…。
    >リプレイが新鮮に感じます(笑)
    今後も新鮮に楽しんで頂けるよう頑張ります。
    >章仕立てなところはドラクエ4の影響
    最初のPC88版が発売されたのは、ドラクエ4の前年になるので章仕立てなのは関係ないかもしれませんが、ゲーム全体としては間違いなくドラクエシリーズの影響があるでしょうね。明らかにそれまでの日本ファルコム作品と毛色が違いましたからw

  7. ソンゴスキー より:

    >>2
    >マニュアルにしっかり書かれてた
    プロジェクトEGGに付属してるマニュアルにはそういうのが無かったようですが、もしかしてモンスターマニュアルのほうなのかな?
    >「もう十分ですね」みたいなセリフに
    へー!そんな仕込みがあったんですね。つか、ルディア脱出したばかりの状態で、レジスタンスと合流せずにレベルを8まで上げるのって相当キツイですよねw
    >どういう成長にするか悩み所ですね。
    パラメーターは4つと少ないですが、どのキャラだったらどのパラメータは無視していいという訳では無さそうですしね…

  8. 名無しの冒険者 より:

    >LV8ぐらいは必要…
    遊び人のローとの会話もLVの違いで若干セリフが変わったと思います。
    また当方NECPC98で遊びましたが、確かLVを異常にあげすぎると話が進まない使用にもなっていた気がします(チート防止技術?)。
    >攻略手法…を思い出す。
    能力ポイントの振分けをオートにせずマニュアルにして、前衛は素早さと運の良さとに極振りしていました。先制攻撃&クリティカル&攻撃よけでオート戦闘が楽になったと思います(MPの増えはパラメータ『賢さ』に依存しますが、「腕力」は攻撃力に繋がるものの、武器や魔法の補正でどうにかなる)。

  9. ソンゴスキー より:

    >>3
    >こちらでははじめまして
    Twitterではお世話になっております。
    >「スライムいじめ」
    やっぱり当時からこのワードはすごく印象に残りましたよね。
    >楽しく読ませてもらってます。
    ありがとうございます。今後も楽しんでいただけるよう頑張ります。
    >結局主人公に逃げられて計画が失敗する
    それそこよく悪党のセリフにありますが、相手を殺すにしてもより屈辱を与えてから殺す事で優越感が増すからでしょうね。
    セリオスに対してであれば、父親を殺した相手が自分の国を奪う瞬間を見せつけて、しかも母親まで奪って屈辱にまみれされたいと…下衆いなぁ。

  10. ソンゴスキー より:

    >>4
    >ドギは壁をぶち破って牢屋から逃がす
    でもあのインパクトが強かったから、後のシリーズまで登場するキャラクターになったのかもしれませんねw
    >次のレベルまで表示派でした。
    私も結局それにしました。レベル上げしてる時も、そっちの方がストレス下がりますからね。

  11. ソンゴスキー より:

    >>5
    別の方のコメントだと、「もう十分だな」みたいなセリフに変わるそうですよ?

  12. ソンゴスキー より:

    >>8
    >確かLVを異常にあげすぎると話が進まない
    マジですか?!異常にという事なら、普通にやってれば問題ないんですかね?
    >前衛は素早さと運の良さとに極振り
    素早さと運は大事なパラメーターみたいですね、うーん、ちょっとここまで雑にレベル上げしてたから不安になってきたな。
    素人だし極振りは怖いけど、せめて全部に1p+運とかに振る感じがよかったかな?

  13. マーフィ大尉 より:

    本作が発売された時は戸惑いの方が大きかったですね。
    「ドラクエみたいなJRPG(当時はそういった言い方をしてなかったですが)なの?」と。
    ドラスレ・シリーズ=アクションRPGという印象でしたから。
    >「もう十分ですね」みたいなセリフに変わってる
    『下級生』でとあるキャラクターと一緒の時ににわか雨に降られるイベントで通常の進め方をしている場合は
    「いやらしい目で見ないで」と冷たく言われるのですが、生臭地蔵にお布施して時期不相応に好感度を上げて
    いると(このゲームで遊んだ方はご存じだと思いますが地蔵に貢ぐと好感度を上げてくれる)「恥ずかしいから
    見ないで」と反応が変化します。
    プログラムを改変するチートはともかくとして、公式に準備された各パターンに応じた反応を用意する、ある意味
    当然のことですが出来ていないゲームは意外と多い。
    売れるゲーム、評価の高いゲームはこういった細かいところにも手を抜いていませんね。

  14. ソンゴスキー より:

    >>13
    >ドラスレ・シリーズ=アクションRPGという印象
    なんなら日本ファルコム=アクションRPGってイメージすらありましたからね。まさかこんなベタなRPG出してくるんだ?!って驚きは多くの人にあったと思います。
    >「恥ずかしいから見ないで」と反応が変化
    こういう変化があると、それがうれしくてそのキャラクターに転んだりしますよね。
    >各パターンに応じた反応を用意する
    RPGではたまにネタにされるように、町の人も「ここは〇〇の町です」みたいに同じことしか言わない、それが固定概念として定着しているからこそ、プレイヤーの行動によって会話が変化するというのはちょっとことこでも印象にのこりますね。
    >細かいところにも手を抜いていませんね。
    マジでおっしゃる通りだと思います。作り手の作品への愛も感じますね。

  15. 匿名 より:

    "フェリシア女王NTR本"
    "誰だ!?ドギか!?"
    のくだりで爆笑してしまいましたw
    ブログの移行作業で大変だと思いますが
    こちらの続きも楽しみにしております

    • songoski songoski より:

      コメントありがとうございます。
      >爆笑してしまいましたw
      ありがとうございます!
      >こちらの続きも楽しみにしております
      まだ移行していないプレイ日記もあるのですが、流石にそれも多いのでどこかで一回止めないといけないなと思っています。
      その際には、こちらも復帰させる予定です。

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