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前回のあらすじ
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は…
些細な疑いの積み重ねにより衝突するローとゲイル、ローのあまりの暴言についにゲイルはパーティを飛び出してしまう。
3人だけとなって旅を続ける王子一行は、グエンの塔にあるという「サイレス」という魔法の存在を知るが、グエンの塔には鍵がかかった扉があり魔法は手に入れられなかった。
解決法を探し旅を続ける一行の元に「マスクーンの町」が襲われているという知らせが入る。マスクーンに駆けつけた一行を待っていたのは…。
こんな内容でしたね。
では早速、第八回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。
本記事を読み進める前に…
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第八話「嘘と誠」
アクダムとの対決!
魔物に襲われていたマスクーンの町、町長の家に駆けつけるとそこに待っていたのは「アクダム」でした。
どうやら魔物を使ってマスクーンの町を襲わせていたのは、アクダムだったようですね
国を取り返されて兵力を失ったからといって、今度は魔物を使って町を奪おうとするとはゲスいやつめ。
ふん、なんとでも言うがいい。
わしにはこの世界を支配するという大いなる目的があるのだ。
その為には手段など選ばん。
ここまで明かされてはいませんでしたが、アクダムはルディアの国を支配するだけではなく、そこを足掛かりに世界を支配しようとしていたようです
しかしこいつのそんな目的のために父親や大事な人を失っているセリオス王子としては、腹に据えかねるアクダムの発言。ここであったが百年目、今度こそ取っ捕まえてやる!
ふん、こしゃくな。
このわしを倒そうなど笑止じゃ!!
返り討ちにしてくれる。
という訳でアクダムとの戦闘に。
というか実はこれがアクダムとの初の直接対決です。
って強えぇぇぇぇぇ!
このアクダムの野郎なんか変な魔法を使ってきて、それを撃たれるたびに一人ずつ戦闘不能になっていきます。なんだこれ強すぎるぅぅぅ!
はっ!夢か…!?
夢じゃなかった…。
どうやら王子たちはラルファの砦の外で気を失っているところを隊長に見つけられて、兵舎で保護されていたようです
ん、ということは?
しかし、誰が私たちをここまで運んできたんだろう?
ってことになるよね?あそこでアクダムに負けて全滅していたのだとしたら、今頃は牢屋かどこかに捕らわれていてもおかしくなかったはず…。
王子たちをマスクーンの町から助け出してくれた人物を見かけていそうな砦の門番に話を聞いてみると、その人は王子たちをここまで送り届けた後、名前も言わずに立ち去ってしまったそうな。
うーん、誰が助けてくれたのかも気になるけど、今は何よりアクダムを何とかしないと…そのためにはやっぱり魔法を封じる「サイレス」の魔法をどうにかして入手しないとな…。
またグエンの塔へ
そういえばマスクーンの町で魔物に襲われていたラルファの道具屋は、無事に砦に戻ってきていたようです。なんでも助けてくれた王子にお礼がしたいのだとか…
いりますとも!
ラルファの砦の道具屋が、マスクーンの町の道具屋と話していた儲かりそうな新たな商売とはどうやら”合い鍵屋”だったらしいね。
なんと道具屋は助けてくれたお礼にと合鍵を作ってくれるそうなんだが、鍵と言えばグエンの塔で開かなかったあれ!これは渡りに船と言うもの。
ただ合鍵を作るには、当たり前だけどもとの鍵の形が解らないと作れないそうな
そりゃそうかw
というわけで、道具屋から鍵の型を取るための”粘土”を貰って再びグエンの塔へ。
前に来た時に開かなかった扉の鍵穴に、粘土を押し込んでカギの型をゲット。
そしたらラルファの砦に戻って、道具屋に粘土を渡す。前に「ワプ1」の魔法を買っているからこういう行き来もずいぶん楽になったな。
道具屋の話では合鍵を作るのに一晩かかるという事なので、この後王子たちは兵舎で一晩休むことにします。
よし、これで「サイレス」の魔法も明日にはゲットできるってわけだね。
嘘をついていたのは…?
あれ、布団に入ったら画面が暗転した…嫌な予感が…。
王子、起きてください。
ローがいなくなってしまいました!
なんですとぉぉ!?
しかもローがいなくなっただけじゃなく、母親であるフェリシアから貰った”ギルモアの涙”まで無くなっているじゃないですか!これは一体…。
砦の隊長にローの行方を尋ねる王子、するとローは朝早くに道具屋に向かったとのこと…
やられた!
なんとローの奴は、王子たちより先に道具屋からグエンの塔の合鍵を持って行ってしまったようだ。という事は、ギルモアの涙を持って行ったのもローの仕業か!
ということは今までお金を盗んでいたのも、それをゲイルのせいにしたのもローが仕組んだことなのか?噓つきはゲイルじゃなくローだったのか!
…でもいったい何のために???
王子、ローはきっとグエンの塔に向かったんだと思います。
まだ間に合うかもしれません。急ぎましょう。
そうだった、色々考えるよりもまずはローを追わなければ!
またまたグエンの塔へ
ローを追いかけて三度グエンの塔へ向かう王子一行ですが、すでに扉は開けられており、サイレスの魔法が記されていたと思われる石碑は酷い状態に…
一足遅かったようで石碑は既に読めなくなっていた。石碑の所には、最初にサイレスの存在を教えてくれた「ポム」も来ていたようで、王子たちと同じく石碑の状態にあ然としているようだ。
これじゃサイレスを覚えることも、アクダムに勝つ事も不可能だ。どうしたものか…。
あ!!
突然大声を上げる人がいたと思ったら、なんと喧嘩別れしてしまったゲイルじゃないか!どうしてここへ?
久しぶりだな。
王子さまたちがあんまりドジなんで、とっても見てられなくてな…。
なんとゲイルは、あんなことがあったのにそれでも王子たちのことが心配で見守っていてくれたようだ。
やだ…ゲイルってばイケメン(惚
すまなかったゲイル、泥棒だななんて疑ってしまって。
よ、よしてくれよ照れくせぇ、そんなこと気にしちゃいねぇよ。
そんな事より、こいつを探していたんだろ。
そういってゲイルが王子に手渡したのは、なんと抉られてしまっていた石碑の欠片です
やだ…ゲイルってばイケメン(2回目
あの時は一時の感情にかられて飛び出してしまったが、よく考えるとローの言う事も当然だったんじゃないかと。それで、あんたたちの誤解を解いてまた仲間に加えてもらおうと、こっそり後をつけていたんだ。
おいおいおい、パーティメンバーから泥棒って一方的に疑われたにも関わらず、疑われるのもしょうが無かったんだから誤解をとこうと自分から動くなんて…
こいつ聖人か?
しかもマスクーンでアクダムに敗れた王子たちを砦まで運んでくれたのもゲイルだったようで、もう俺の中のゲイル株価はもはやストップ高です。
んでゲイルは王子たちから離れてグエンの塔に向かうローを見かけたようで、
そこで後をつけてきたら、こともあろうか石碑を抉り取ってその欠片を塔の外に捨てやがった。
そいつを拾ってきたってわけよ。
GJが過ぎるぜゲイル。「鉄のたて」を持って行ってしまったことは水に流すから、また一緒に戦ってくれないか?
何言ってんだ、もともとそのつもりさ。
またよろしく頼むぜ。
というわけで再びゲイルが一行に加わることになりました。
となるとあと問題なのは、なんでローがこんなことをしたのかってことだよなぁ。状況から考えると、ローこそがアクダムのスパイだった説もあり得るぞ。
アクダムとの再戦、そして…
というわけで、ゲイルのGJすぎる活躍によって王子一行は無事「サイレス」の魔法を覚えることが出来ました。
そしてポムも探していた呪文をようやく見つけ出すことができたようで、これで心配している両親のところに帰れるね、よかったよかった。
つーわけでマスクーンに戻って、アクダムの野郎と再戦です!
戦闘開始直後に「サイレス」を使用してみると…
き、貴様ら、どこでその呪文を手に入れた!!
こうなっては仕方がない!次はそう簡単にはゆかんぞ!覚えておれ!
魔法が使えなくなったアクダムは、捨て台詞を残してまたしても逃げていきました
強い間はイキがって不利になったらさっさと逃げだす、主人公の仇のくせに相変わらず小物ムーブが光る男だぜアクダムはよぉ。
アクダムの手下や魔物がいなくなったマスクーンの町。そういえば町長たちはどこにいったんだろうか?と町長の家を探してみると、以前町長に止められて行けなかった先に地下への階段が。
その先にいたのは町長の「フォルス」さんと町の人達。
どうやらアクダムによってここに閉じ込められていたようです
町長さんにアクダムは逃げて魔物もいなくなったことを伝えると、町の人々は地上に戻っていきましたが…あれ?なんか見覚えある奴が倒れているんですけど…?
おい、あそこに倒れているのは、ローじゃないか!!
アクダムに酷い拷問を受けていたって…
いったいローに何があったの?!
次の回へ
人間の”価値”とは、絶対的ではなく相対的なものなのかもしれない。
誰かにとって自分の存在価値が無くなるのではないかという恐怖に、耐えられる人間はそういないのだ。
そして耐えられなかった者は、時に道を誤るのである…次回、
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≫EXIT
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コメント
ローの離脱時、二度とは得られぬユニークアイテム持たせてると、それっきりになってしまうという罠があるとクリアーしてから知ったっけ。
ゲームクリアーに必須なわけでもないし、レベル高くなるともっと強力な技を素で使えるようになるから「ヘー」って軽く流しましたが、こだわる人には重要なポイントでしょうね。
アクダムは名有りで子飼いの剣客みたいな部下がいないので替えが効かず、すぐ逃げますが、最後の戦いのセリフは短いながらも印象的でしたっけ。
コメントありがとうございます。
>ローの離脱時、それっきりになってしまう
ローは魔法主体で育てていたので、相手眠らせる杖でも持たせようかなとか考えてましたが、この時はゲイルが抜けて戦力が落ちていたので普通に武器を持たせていました。危ないw
>名有りで子飼いの剣客みたいな部下がいない
確かに雑魚も「手下」ですし、ボスになるのも名前じゃなくて「役職」で登場しますね。人望ないのでしょうか?w
英雄伝説で初めて「負けイベント」を認識した気がします(ドラクエはあったか)。
それ以前のRPGにもあったような感じもありますが、ストーリー(シナリオ)として
敗北しない(勝てない)と進まないのは当時のコンピューターRPGでは珍しいと思います。
パーティーRPGでは敗北は「死(ゲームオーバー)」を意味しますから。
関係ないのですが、view数のランキングを拝見しますと「隠者」が伸びていましたが、
某16bitのアニメーションの影響でしょうか?
「殻の中の小鳥」とか「雛鳥の囀り」とかもう一度あそびたいな。
コメントありがとうございます。
>英雄伝説で初めて「負けイベント」を
昔の負けイベで印象に残ってるのはFF2の開幕ですかね。いきなりすぎで何がなんだかわからなかった記憶があります。
ただFF2のはゲーム中のイベントというよりオープニングの一部って気もしますね。
>某16bitのアニメーションの影響でしょうか?
どうもそのようですね。先日放送のの「午後の天使」ってやつで、午後の天使たち関連のPV数が鰻登りしましたからね。
某アニメ様々ですw
離脱後にローと話せば聖なる杖は帰ってきたような気がします
友達はレベル異常に上げてサイレスなしでアクダム撃破してましたね、その後の展開がバグります
コメントありがとうございます。
>聖なる杖は帰ってきたような
結果的にローには渡してませんでしたが、でも渡してた時の救済措置もあったんですね安心しました。
>友達はレベル異常に上げて
英雄伝説ってスペース押しっぱなしで自動レベル上げが可能でしたからね。その気になれば、負けイベント戦闘でもねじ伏せてしまえるのか…