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前回のあらすじ
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は…
リュナンの兄でありラヌーラ王国の国王であるはずのフラートは、なんとモンスターに襲われた自分の国を捨てて逃げ出していた。それを咎めたリュナンは兄に代わり、モンスターに襲われているヨルドの港に向かう。
ヨルドの港近くにある聖域”竜の卵”にはモンスターが集まって何かをしているようであり、そのことについて相談するために今度は竜の祭の司祭である「バーバラ」の家に一行は向かった。
しかしバーバラは、竜の卵に入るために必要な宝石”竜の涙”を支払えない税金の代わりに「リストン伯爵」に奪われたと嘆くのであった。
こんな内容でしたね。
では早速、第十四回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。
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第十四話「竜の卵(後編)」
兄弟の再会2
さてそんなわけでナッシュの町にやってきた王子一行でしたが、どうもこの町も状況が良くないようです…
なんか町の人はみんな重い税に苦しんでいて、しかも税を支払えない人はバーバラと同じように問答無用で家財などを奪われているようだ。
しかも税が重すぎて、商店すら店を開けないという状態…。なんとかリストンとやらと話をつけないと!
町の北にはバーバラから「竜の涙」を取り上げたリストンの館があって、そこに行くとジェルマンと言う偉そうな人物がいました
その横にいるのが、リストンってやつかな?
お前たち、いくら税を負けてくれと言っても無駄じゃぞ。
ん!?
あ、あなたさまはもしや、エリオン様ではありませんか!?
そうだ!!リストン、何をうろたえている。
やましいことでもあるのか!!
あー、やっぱりリュナンはリストンってやつと顔見知りだったかw
わ、私に…や、やましいことなど…
ジェルマン兄さん!!あなたは何をなさったのですか?
税を重くして払いきれないものからは、物品を取り上げているそうですね?
な、なんのことだ?俺は知らんぞ!!
そ、そうだ!!リストンが勝手にやったのだろう。
わ、私はジェル…
うぉっほん!
なるほどこいつがリュナンのもう一人の兄か、あっちの兄と同じでこっちも屑だなあ…。
リュナンの気迫に気圧されたジェルマンは、慌ててリストンに人々から奪った家財などを返すように指示しますが、だからといってリュナンに許されるわけでもなく…
そりゃ、説教やろなぁ…w
救われた町とバーバラ
リュナンのおかげで町民たちは家財を返してもらっただけでなく、なんと税率までさげてもらえました。これによりナッシュの町は活気を取り戻したようです
おかげで商店も再開されていて、そこでは”銀の装備”シリーズが売られていた。
これは現状結構強い装備なので、買えるだけ買ってパーティを強化しておこう。
店のおすすめは”銀の杖”らしいが、これは戦闘中に使用すると”オビス1”という敵を即死(気絶)させられる魔法が使用できるかなり良いものだった。
そして、家財を返却してもらえたのはバーバラも同様だったようで…
おお、これで竜の卵に入れるようになったわけか!
では竜の卵へとまいるか
ば、バーバラ、まいるかと言っても外はモンスターだらけで、き、危険ですよ
そうだなあ、ここらへんのモンスターは強いし。先に王子たちがリュウの卵まで行ってモンスターを倒して安全確保してから…って流れの方がよくないか?
エリオン様は、このばばを見くびっておいでのようじゃな?
もしかして…バーバラめちゃくちゃ強いとか?
魔法って便利だなーw
竜の卵
バーバラが使用した任意の場所まで瞬間移動できる魔法”ワプ2”のおかげで、王子一行も竜の卵までワープする事ができました
おお、今まで何度か見かけて見かけてはいたものの、入ることが出来なかった謎のドームにこれで入ることができるのか!
とりあえずバーバラから離れないようにと注意をうけた。
それと、竜の卵に入ったらヨシュア様に祈りが通じるまでは、決して口を開いてはなりません。
そういうとバーバラは、ドームの中の祭壇のようなところで何かをし始めます。
そしてしばらくすると…
エリオン様、ヨシュア様からお言葉をいただきました。
たった今、宇宙の力を送るのを止めていただけるそうでございます。
なんか壮大な話なんだろうけど…どうも引っ越し前に水道局に水道止めてもらうように連絡した時のような感じがしてしまうのは現代人のサガか…w
これで、ヨルドの港にモンスターが集まることもなくなるでしょう。
良かった、これで避難していたヨルドの港の人達も戻ってこれるね。
というわけで一仕事終えたバーバラと王子一行は、一旦バーバラの家まで戻ることに
まあ一仕事つっても、我々は見守ってただけで何もしてないんだけどねw
バーバラの家に戻ると、バーバラがリエリオン(リュナン)にお願いがあると言ってきました
竜の卵への出入りの方法、竜の涙の事、決して他言なさらないでくだされ
ほほう、それは何故に?
竜の卵はヨシュア様のお告げをいただく、大切な場所でございます。
そこへこの竜の涙さえあれば誰でも入れると知れてしまっては、あそこへ入ってみたいという不届きものあらわれるやもしれませぬ
それは確かに。
今回竜の涙を奪っていったリストンやジェルマンも、竜の涙をただの宝物かなんかだと思っていたから持って行っただけだったけど、それが竜の卵に入ることができる神具と知っていたら絶対好奇心から入っていただろうね。
そんなことにでもなれば、ヨシュア様やフレイア様のお怒りに触れ、世界は滅亡してしまうかもしれませぬ。
マジ世界の危機!
しかしこういう神具的なものは何故危険なのか周知させて守らせることが大事ではあるけれど、かといって周知させることでそれを悪用しようとするものに狙われるというリスクもあるんだよね。
かといって誰にも知られない秘密にしてしまうと、その価値が理解できないものに盗まれたり壊されてしまう場合もある。そういう類の物語の導入部分によく使われる話だ。
果たして秘密にしておくのが正しいのか、ちゃんと伝えることが正しいのか…。
まあとりあえず、今回はなんとか地球滅亡の危機は回避できたというところで、今回はここまでにしたいと思います
今回、前後編にしてわりとガッツリ目にこの竜の卵について話してきたけど…これ後々ストーリーに関わるんかな?
まあいいや、ではまた次回!
次の回へ
ヨルドの港をモンスターから解放した王子一行。
しかし一難去ってまた一難、新たな問題が発生する。
この事態を打開する”鍵”は、まさかの魚の腹の中に…次回、
↑上の画像をクリックで、次の回に進みます。
※反応が無い場合は、絶賛作成中だとお察しください。
≫EXIT
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コメント
アクダムが「俺が何かしなくても、この国お終いだろ」と放置したって辺りに、この兄弟のダメさ加減が現れてるなぁ。
まあ、月並みですができる弟に嫉妬して暗殺を謀る、とかやばいムーブはしない辺りが少しほのぼのとしたものを感じますね。
王位をめぐって兄弟で争ってた割りにはあっさりリュナンに禅譲したりとか、この辺でシナリオがちょっと変わったのかな、とか微妙な違和感を覚えたりもしましたっけ。
コメントありがとうございます。
>俺が何かしなくても、この国お終いだろ
ヤン・ウェンリー曰く、外からの攻撃だけで滅んだ国家は少ないってやつですね。国が滅びるときは、それに値するほど内側は腐っているんですね。
>弟に嫉妬して暗殺を謀る
もしかしたらリュナンは兄弟がそういう陰謀に走っておかしくならないように、国を出たのかも知れませんね。
>王位をめぐって兄弟で争ってた割りにはあっさりリュナンに禅譲したりとか
おっと、その辺はまだ先の話だw