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前回のあらすじ

いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は…
モンスターはヨルドの港からいなくなり、港は活気を取り戻す。しかし一難去ってまた一難、今度はフラート国王がセリスを占拠しているモンスターに誘拐されてしまった。
国王の身柄と引き換えに要求されたのは、ラヌーラ王国に伝わる宝「ギルモアの星」。しかしそれを手に入れるために必要な鍵はそれを盗んだ海賊ボアードによって海に捨てられ、それを飲み込んだ魚を釣り上げた漁師の元に。
王子一行はなんとか漁師から鍵を返してもらうため、それが王家のものであると証明するための「太陽の石」を探すのだが…。

こんな内容でしたね。
では早速、第十五回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。
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第十六話「国王の証」

ソニアの機転

黄金の鍵から”太陽の石”を奪ったと思われる人物を探すため、王子一行は海賊のアジトにやってきました。

”俺は宝石ににしか興味がない”なんて言っていた海賊の親分ボアード!
おまえが太陽の石を奪った犯人だ!…と思う。

ボアード、
お前なんか言い忘れてることがあるんじゃないか!!

な、なんのことだ?

黄金の鍵に付いていた宝石の事だ!!

し、知らねーな!!

とぼける気か!!
お前が、黄金の鍵から太陽の石をはずしたんだろ!!

なんのことだか、俺にはさっぱり解らねーな。
用がねーなら、さっさと出てってくれ俺は忙しーんだ。
うーん、白を切られてしまった。絶対こいつだと思うんだけどなー。
この状況を打開するためのフラグがどこかにあると思うんだが…。

そう思っていろいろ話を聞いて回りますが、
フラグになりそうな会話はみあたりませんでした。
あれ~?港とか村とかにも行ってみたけど、それっぽいのが無いなあ…。

あれ、フラグ立った?!

実は海賊島や村や港に行くときに覚えたてのワプ2を使っていたのですが、ワプ2で海賊島に行くとアジトの中に飛んでしまいます。
しかし今回のフラグは、海賊島の別マップである船着き場に行かないと立たないというものだったのです。
つまり横着しないで、スエルの村から海賊島に船をつかって移動していれば普通にフラグ立っていたわけね…。
意地が悪いなあw


アジトに戻ってみると、どうやらボアードがアジトで博打をしていた船員をぶん殴ってしまっていたようで、殴られた船員はベッドで寝込んでいました。
酒は無いわ俺らに詰められるわで、怒りゲージがマックスになって部下に八つ当たりしてしまったんだろうな…。


するとソニアが、普段の姿からは想像もできない”猫なで声”で寝込んでいる船員に話しかけ始めました。
ソニアの猫なで声助かる。
ボイス付きでくれ。

い、いいんですよ。へへへ
そ、そうだ。
良い事を教えてあげましょう。
なんじゃらほい?

あの船長いつも俺には怖いものは無いなーんて言ってますけど、お袋さんには絶対逆らえないみたいですよ。

まあ、そうなの。
その船長のお母さまの事を、もっと教えてくださらない?

い、いいですよ。へへへ

船員の話ではボアードのお母さんは「ミラルダ」と言い、ボアードの前にこの海賊団を仕切っていた女傑で、10年ほど前に引退して今はアムダの北の一軒家で一人暮らししてるとの事です。

どうもありがとう。
それじゃ、お大事にね?
ナイスだソニアちゃん!
ここんとこちょっと影が薄かったけど、彼女の機転により重要な情報を得ることが出来た。なるほど前に尋ねた一軒家にいた女性がボアードのお母さんだったんだね。
肝っ玉かあちゃん

というわけで王子一行は、以前寄ったことがあるミラルダの家に向かう事にします。

ミラルダ、つまりボアードの母ちゃんに、ここまでの事情をかくかくしかじかと説明、無敵のかあちゃんパワーで何とかしてくださいよォーーーッ!

フーン、そうかい。
あれ?なんか思ったのと違う反応…。

城に忍び込んでお宝を頂いてきたのはいい、海賊だからね。
黄金の鍵を捨てたのもしかたないだろう。
おいおい、しかもボアードの行為を肯定しちゃったよ。嫌な流れが…これ大丈夫か?

しかし、嘘をついてとぼけたのは許せないね。
返したくないなら、返したくないとはっきり言えばいいんだ。
あー!そういう価値観なのねw
まあ確かに引退したとは言え元海賊、自分がしてきたことを棚に上げて息子の行動を責めるようなことはしないのでしょうね。そこは一本筋が通っている人なんだ。

解った、あたしが話してやろうじゃないか。
何はともあれ交渉成立、恩に着るぜかあちゃん!それにしてもミラルダ、ピンク髪のおさげで海賊って「天空の城ラピュタ」に出てきたドーラみたいだね。オマージュかな?


その後海賊島に戻ると、アジトの奥の方から何かを殴っているような音が聞こえます。
あれ、ボアードのやつ性懲りもなくまた部下を殴ってんのか?

ボアード、あんたって子は!
何度言ったら、解るんだい!!

か、かあちゃん。
ゆ、許してくれー。
殴られていたのは、ボアードでしたw

あんたたち遅かったじゃないか、この子にはよーく言って聞かせたからね。
まったく、いつまでたっても子供なんだから。
ボアード、この人たちの宝石を取っておいで!!
そういわれても、まだボアードはぐずっている様子。

まーだ解ってないようだね!!

ヒー!!
わ、わかったよー。
うむ、やはり母は強し!肝っ玉かあちゃんのお陰で、なんとか”太陽の石”を取り戻すことが出来ました。

ということで王子一行は、返してもらった太陽の石を持ってヨルドの港の漁師の元へ。そして黄金の鍵に太陽の石をはめ込んでみると…


こりゃぶったまげた。
王家の紋章じゃねーか!!
城で一度だけ見たことがありますぜ。

王家の紋章か刻まれた宝石がカギにはまったことを見て、ようやく漁師もこの鍵かこの国に伝わる”黄金の鍵”だということを認めたようです。
やれやれかなり遠回りしたけど、これでようやくギルモアの星を探しに王家の墓に行けるな。
王家の墓へ


黄金の鍵を手に入れた王子一行は、ギルモアの星を手に入れるために王家の墓に向かいます。
王の側近からもさっさと行ってこい言われるしなw

王家の墓は、前々回お世話になったバーバラの家の北東にある様なのでれっつらご。

王家の墓は2つのエリア(マップ)で構成されていたけれど、特に難しい迷路のようなものでもないので道中の宝箱を回収しつつ進んでいく。
エリア1の途中には赤い鍵のかかった扉があるので、せっかくだから俺はこの赤い扉を選んで黄金の鍵で開けて先に進むぜ。
ちなみに洞窟の中には「オークホーン」という敵があちこちにいたけれど、こいつらは純粋なパワータイプなので水晶装備を揃えていれば特に苦戦する相手でもなかった。

んでもってエリア2の最奥に行くと、ギルモアの星が入っている宝箱を発見。これこそまさにラヌーラ王国に伝わる”国王の証”みたいなもんだ。
さて、ここには特にボスのような敵も居ないようなので、さっさとワプ2でヨルドの港に戻って決戦に備えて休息を取っておく。

ちなみにこの王家の墓ではギルモアの星以外に、水晶の盾、水晶の鎧、テュトの指輪、水晶の剣、クイクの指輪が宝箱から入手できます。
テュトの指輪は防御力が50、クイクの指輪はすばやさが10上昇する便利な装備なので忘れず回収しておきたいですね。
水晶の盾はここで一個手に入るなら買わなくても良かったか?と思ってしまうけれど、この作品は商品の売値が結構高いので港に戻ったら売ってしまえばそれほど損にはならない。

本作は全体を通して被ダメージが多い作品なので、可能な限り装備を揃えた状態にしてから進行するのは正しい攻略法に感じます。
またさっきのオークホーンは、たまに銀の鎧などを落とす。これも今では必要ない装備だが、売値が高いので十分なお金稼ぎにもなった。(この後の画像に表示されている所持金に注目)
対決!ギュリゲス

という訳でギルモアの星を手に入れた王子一行は、国王が囚われているセリスに向かいます。
しかし前回セリスに行ったときは山盛り沢山のモンスターがいたじゃん?もしかして、あれをかき分けて先に進まないと駄目なのかな?メッチャめんどくさいんですけど…。


王子一行がセリスに入ると、どこかか声が聞こえてきます。
この国家の一大事だってのに、一般人の漁師とわけわからん交渉させられたり散々苦労したけど、なんとか持って来たぜ。
それで今度は何だ、この大量の雑魚を倒しながらこっちへ来てみろってか?

すると謎の声が「ギルモアの星を掲げながら進め」と言って来るので王子がそれに従うと…
お!?雑魚どもが道を開けて、先に進めるようになったぞ!

先に進んでいくと、王の間らしきところでモンスターが王座に座っており、その横にはフラート国王が!

はっはっは、俺様がギュリゲスだ。
小僧どもよ、ギルモアの星は持ってきたのか。
持ってきた、だからそこにいる一応この国の国王をやってる人を離せ!

そーはいかん!!
ギルモアの星が先だ!!

そいつを渡しちゃいかん!!それは、古より伝わる宝。
ギルモアの星を手にした者は、
全てのものを破壊しつくすと言われているのじゃ!!
なんやて工藤!?

こ、こいつはそのギルモアの星の使い方を知っているらしい!!
おいおい、なんか今まで見てきたフラート国王らしからぬ態度。イメージ的には命乞いして、さっさとギルモアの星を渡してやれとか言いそうなのに。土壇場に来て眠っていた国王としての思いが目覚めたか?

よくしゃべる男だ!!
その口を聞けなくしてやろうか!!

ギュリゲスは今にもフラート国王に手を出しそうな雰囲気…
ちょっとまて、せっかく国王として目覚めたっぽいフラートだ死なすのは惜しい、ギルモアの星は渡す!

ではこちらに投げてもらおうか。
解った。いいか、いまからそっちに投げるぞ?
おらよっ!!

かかったなアホが!人質取るような相手に卑怯もラッキョウもあるか!
フラート国王、そのギルモアの星を持っていればモンスターには襲われないっぽいから、それをもって逃げろ!

す、すまない!!

というわけで、フラート国王はギルモアの星を持って城を脱出。王子一行は怒り狂ったギュリゲスとのバトルに突入します。


ギュリゲス戦では、ギュリゲスとお供のサンダーハウンド2匹が相手です。
基本的にサンダーハウンドが攻撃をしてくるのだが、これがなかなか痛いので先にこいつらを倒したい。
しかしギュリゲスはレス3を連発してサンダーハウンドを回復させてくるので、1ターンでサンダーハウンドを倒しきれないとひたすら消耗戦になる感じ。
まあ戦闘が始まったら強化魔法をかけて、その後はサイレスをかけて魔法を封じるのがセオリーなのかな?
ちなみにサイレスは使わないで、わざと長期戦にしてギュリゲスのMPを枯渇させるというのもアリだと思います。

てな感じでギュリゲスを撃破。

これによりラヌーラ王国からもモンスターは逃げ出したので、ラヌーラ王国は解放。
これをもって第3章・完!という事になります。
まあなんだかんだ腹の立つこともありましたが、最終的にフラート国王が目先の自分の命よりも”世界”を守る選択をしたことで、フラート国王はようやく”国王の証”をたてたという感じになりましたね。
これにて一件落着!

という訳で、区切りのいいところで終わりたかったのでちょっと長くなってしまいましたが、今回のプレイ日記はここまでとなります。
また次回!
次の回へ

未定!!
すいません。ちょっと他の企画を差し込みたいので、3章が終わった区切りのいいところで一旦英雄伝説のプレイ日記はお休みとさせていただきます。
≫EXIT
お疲れ様でした!

今回の記事はどうだったかの?何か感じた事があればどんなことでもコメントに残してくだされ。それと当ブログは以下のブログランキングに参加しておる。クリックして貰えるとわしの「やる気」がめちゃアップするぞい!

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コメント
親分のかぁちゃんはまんまドーラですなw 昔からゲーム開発者はアニメオタクが多かったわけですが、彼らは自分の関わる作品に自分の好きなアニメキャラのオマージュを入れることも度々あったように思います。「あれ、このキャラどこかで見たことあるな」的なw
威張り散らかしてる親分が自分の妻や母親に弱いというのも当時のテンプレですなぁ、ようは今で言うギャップ萌えって奴なんでしょうかね(そうかな、そうかも…
ギルモアとくればもうこれは「博士」ですね、ギルモア博士。ゲームに全く関係ありませんが。機関車の車掌と聞いて999の車掌さんに直結するくらい80’元キッズにとっては当然の思考でしょう
そして新しく企画を始められるとのこと、これは楽しみですね。日々レトロゲーム攻略にいそしみながら、氏のようなレトロゲームサイトの閲覧行脚にいそしむというのが最近の我がルーチンとなっております
氏の新しい企画、全裸正座で期待しております
コメントありがとうございます。
>親分のかぁちゃんはまんまドーラですなw
やっぱそうですよねw
流石に40秒で支度云々はなく、あっさりワプの実で海賊島に飛んで行ってしまいましたがw
>自分の関わる作品に自分の好きなアニメキャラのオマージュを入れる
リバーヒルソフトの昔のADV(JBハロルドよりも前の時代)に、「イマシカ」という鹿が現れるシーンがあって、今(ナウ)シカっていうネタだったと言うw
>ギルモアとくれば
ギルモアと言えば博士。車掌と言えば999、そして艦長といえば沖田艦長。そんな世代w
>新しく企画を始められるとのこと
企画と言うほど大したものではないのですが、ちょっとでも楽しんでもらえるよう頑張ります。