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『クォース』それはSTGとパズルを組み合わせたまったく新しいゲーム作品…

闘士の塔 30F/No.0148

発売年:1990年 ※AC版は1989年
開発元:コナミ
ジャンル:パズルACT
発売機種:アーケード、PC-98、X68000、MSX2、ファミコンなど
※画像は全てPC-98版です

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「クォース」とは

「クォース」は、1989年に「グラディウス」や「ツインビー」などでお馴染みの「コナミ」からアーケード用に発売されたシューティングパズルゲームです。

本作は分類的にいえば「テトリス」のような”落ちものパズルゲーム”に近いのですが、プレイヤーは画面上から”落ちてくるもの”を操作するのではなく、画面下にある”自機”を操作して落ちてくるものに弾を撃ちこむという、パズルというよりはシューティングゲームのような内容と、ジュール・ヴェルヌ原作の映画『月世界旅行』に登場するロケットをモチーフにしたような自機や世界観がとても不思議な作品でした。

アーケード版発売の翌年1990年に、PC-98、X68000、MSX2、ファミコン、ゲームボーイに移植されています。

「クォース」のゲームルール

流れてくるブロックを消そう

ゲームを始めると自機のロケットが画面の下に表示され、画面は上から下へとスクロールを開始します。

すると画面の上からスクロールにあわせて、様々な形をしたブロックの集団が降りてくるので、プレイヤーは自機から「ブロック」の弾を発射し、このブロックが画面下のラインに届く前に消去しなければいけません。
(ブロックが画面下のラインに到達してしまったら一発ゲームオーバー)

ブロックの消し方

しかしブロックにただ弾をぶつければ消去できるというわけではなく、ブロックを消去するにはあるルールに従って弾を発射しなければいけないのです。

そのルールとは、自機から発射されたブロック弾によって、上から降りてくるブロックを正方形(または長方形)にするというものです。

例えば画面上から画像のようなL字のブロックが下りてきたとします。
このブロックは1マスの小さなブロック5個で構成されていて、自機から発射できるブロックはこの1マス分の大きさがあります。なので、

このブロックに対し自機から4個のブロックを発射し、画像のように3x3の正方形のブロックにすることができれば、このブロックを消去することができるのです。
これが本作の基本ルールですね。

ブロックを大きくして消そう

ルールの応用として画像のように無数のブロックの塊が降りてきた場合、これをブロック1つ1つ消去していったのでは時間がかかってしまいゲームオーバーになりやすくなってしまいます。

そこでもう一度画像を見てもらうと、ブロックの塊そのものが大型の長方形のようになっていて、手前の中央部にブロック2つ分のくぼみがありますよね?
そこでこのくぼみに対して自機から2個のブロックを打ち込んでやると、なんとこのブロックの塊そのものを一気に消去することができるのです。

よくみると大きな長方形の中に空白部分が含まれていますが、この場合この空白は無視されます。要は外周が欠けていない正方形(長方形)であれば全部ブロックで埋められていなくても問題ないということですね。

纏めて消すのはリスクもある

本作ではこのようにできるだけ大きい四角形の作成を狙っていくのが、一気に消せるので安全にもつながり得点的にも高くなるので有効なのですが、あまり狙いすぎて大きな四角形を作るのに手間取ると逆にゲームオーバーになる危険性が高くなるので無理は禁物です。

本作にはお助けアイテムとして銀色に光るブロックが落ちてくるときがあり、これを消去すると画面内すべてのブロックを消去してくれます。またブロックを消したときに星が現れる場合があり、この星を使用すると一定時間スクロールを止める(スピードを遅らせる)こともできました(PC98版のみ)。

ブロックをどんどん消しながら一定距離(エリア)を進むと、画面上に金色に光るブロックが登場するのでこれを消去するとラウンドクリアとなり、次のラウンドに進むことができます。ちなみに画面に表示されている”0/0”などの数字は、前の部分がラウンドで後ろの部分がエリアをあらわしています。

2人プレイ(協力/対戦)も可能です

本作には以下の4つのゲームモードがありました。

1Pプレイ … 1Pが1つのフィールドでブロックを消し続けるモード。
ダブルス … 1Pと2Pが同じフィールド内で協力してブロックを消していくモード。
2Pプレイ … 1Pと2Pが別々のフィールドでブロックを消し続けるモード。
バトル … 基本は2Pプレイと一緒だが、ブロックを消したときに相手のフィールドをブロックで埋めて見え難くすることができる対戦モード。

余談ですが、このゲームがアーケードで稼働中のときに私もよくプレイしましたが、1Pプレイ以外で遊んでいる人を殆ど見かけたことがありませんでしたね。

《最後に》地味だけど熱くなる作品

本作にはパズルゲームなのですが一応「ストーリー」が存在してまして、

199X年に突如宇宙で重力崩壊がおこり、大爆発のあとそこに「ブロックホール」が発生した(ブラックホールじゃないですよw)。そこから巨大なブロックが次々に現れ周辺の星を破壊、そしてブロックたちは地球に迫っていった。

という話らしいです。なるほど、だからゲーム中の背景に惑星らしきものが「HELP!」って言ってたのかw

この作品が稼動し始めたころ私はちょうど学生のときで、学校帰りに近くのゲームセンターでちょくちょくプレイしてたのですが、派手さは全然ないですが、シンプルながらつい熱中してしまう中毒性はありました。

でもやっぱり下手だったので、2個ブロックを撃てばいいところなのに3個撃ってしまって「あああああああ」ってなったり、下手なくせに無理に一気にブロックを消そうと画策してみるものの、やっぱり余計にブロックを撃ってしまって「あああああああ」ってなってばかりでしたねw

あとグラフィックの雰囲気に即した、他のシューティングゲームのように尖ってないBGMも気持ちよくて良かったです。(小並感、コナミだけにw

≫EXIT

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コメント

  1. 名無し より:

    いつも拝見させてもらっています。
    自分は小さい頃に親がテトリスと間違えて買ってきたGB版を当時猿のようにやってました。いやー懐かしい。
    シューティングのように正確に弾を撃ちつつもパズルとして先を読みながらブロックを消さなくてはいけない。
    忙しいゲームですが、星の数ほどあるゲームの中でもマイベスト3に入る面白さだと今でも思ってます。
    PC版は全然違うんですねぇ。
    これからも更新楽しみにしています。

  2. ソンゴスキー@れとろげ より:

    ありがとうございます。
    ありますねー、親が買い間違える悲劇。
    うちは親にそういうの頼むと「そんなもの買っちゃ駄目」と嫌がられるため、全部自分で買いに行ってましたね。んであとで小言を言われるとw
    クォースはシンプルながら、奥の深い熱中できる良作だと私も思います。
    ただゲーセンに置くには地味すぎた気もw
    家庭用ゲーム機むけですよね。

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