闘士の塔 29F/No.0138
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いらっしゃいませ!
最近「コナン・ザ・グレート」と「キング・オブ・デストロイヤー」を立て続けに観たので、どうしてもこれを紹介したかった。紹介せずにはいられなかったんです!
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「ラスタンサーガ」とは
タイトル | ラスタンサーガ |
シリーズ | ラスタンサーガシリーズ |
ジャンル | 多方向スクロールアクション |
発売年 | 1987年、1988年(MSX2) |
販売/開発 | タイトー |
発売機種 | アーケード、MSX2 |
前作 | なし |
次作 | ラスタンサーガ2 |
※画像はMSX2版のものです
「ラスタンサーガ」は、1987年に「ダライアス」や「ニンジャウォーリアーズ」で有名な「タイトー」から発売された横スクロールアクションゲームで、筋肉モリモリマッチョマンの主人公ラスタンが、セーム王国のすべての財宝と引換えに、王国を襲っているドラゴンの首を取ってくるという冒険を描いた物語で、後に自分の国を持ち王となったラスタンが自分の若き日の冒険譚の一つとして語っているという設定になっていました。
ゴリッゴリのファンタジー世界で、筋肉モリモリの男がグレートソードを振り回して暴れるサクセスストリーというのは、恐らくというか確実に若き日のアーノルド・シュワルツェネッガーが出演し、彼の出世作となった「コナン・ザ・グレート」に影響されているでしょう。
本作は発売の翌年にMSX2に移植され、その後は2005年にPS2で「タイトーメモリーズ上巻」に収録されるまで家庭用ゲーム機への移植はありませんでした。また1988には続編の「ラスタンサーガII」、1992年には3作目の「ウォーリアーブレイド」がアーケード用として発売されています。
主人公「ラスタン」の操作方法
プレイヤーが操る主人公「ラスタン」は、レバー左右で移動、レバー下でしゃがみ(鎖に捕まっているときは上下で昇り降り)、攻撃ボタンで剣を振り、ジャンプボタンでジャンプさせることができます。攻撃ボタンで剣を振るときラスタンは上段から振り下ろすのではなく横からなぎ払うように切る為、自分の真横の狭い範囲にしか攻撃できません(そのかわり後ろにも少し攻撃判定がある)。
特殊な攻撃方法として、レバー上+攻撃ボタンで真上に向かっての突き攻撃、ジャンプ(落下)中にレバー下+攻撃ボタンで垂直切りがありますが、基本的ラスタンが攻撃できるのが真横、真上、真下しかないため、斜めから来る空を飛ぶ敵が非常に難敵になってしまいます。
???「俺ならラスタンを空中から攻めるね」
とどこかの裏切り者の名を受けた緑色のヒーローから指摘されそうなレベルです。一応空中の敵をジャンプして切ることもできるのですが(真横にだけど)、このゲーム微妙にキーレスポンスが悪いためある程度の先に反応していないと全く間に合いません。
主人公「ラスタン」のパワーアップ
ラスタンの初期装備はソードですが、フィールド上にあるアイテムを取ることで武器がアックス(攻撃力が2倍)やハンマー(射程距離が伸びる)などに変化します。また「炎の剣」というのもあり、これを取ると剣を振るのと同時に前方に火の玉を発射できます。本作はとにかく的に近づかれると不利な状況に陥りやすいので、ハンマーや炎の剣などは特に有効でした。
アイテムは武器だけじゃなく、マント、盾、鎧などのダメージを減少させる防具、指輪や杖などの特殊効果をもたらすアイテムもありましたが、武器と防具については同じジャンルのアイテムを1つしか装備できず(マント+盾などは不可)、また一定時間で消滅してしまいます(武器は最初のソードに戻る)。
本作はライフ制の残機制となっており、敵の攻撃や体当たりに当たるとライフが減っていき、ライフが0になると1ミスとなり残機が1減ります。
また水(滝など)や炎のフィールドに落ちると残ライフにかかわらず1ミスとなり、すべての残機を失うとゲームオーバーとなります。ちなみにMSX2版ではライフ制のみ、1ミスでゲームオーバーになってしまいますが、そのかわり水や炎の場所に落ちてもダメージを受けるだけになっていました。
攻略は慎重かつ大胆に!
本作はラウンドクリア制の全6ラウンドとなっていました。そう言うとなんか短いように聞こえるかもしれませんが、1ラウンドが前半は基本的に横スクロールメインの野外フィールド、後半は上下移動が多くなる城内フィールドとなっていて結構長く作られています。
野外フィールドは移動はしやすいんですがとにかく敵が多く絶え間なく襲ってくるので、待ちの姿勢でいるといつまでも先に進めない上にどんどん攻撃をくらってライフも減っていくため、慎重かつ大胆に動いて行かないといけません。
一方城内フィールドは、前半に比べると敵の数は少なく感るのですが、落下死するような場所が多くなったり、床や壁から槍が飛び出したり、釣天井があったりとかなりハードなアスレチックになっていて、前半以上に慎重さが要求されます。
ちなみにMSX2版では1画面に出てくる敵の数が少なかったり、炎や水に落ちても一発死しなくなったので、この辺については楽になっていますが、その代わり画面がスクロールしない画面切替型になったのと、前の画面に戻ると一度倒した敵がまた復活するというように変更されていました。
難易度は結構高いぞ?
各ラウンドの最後にはボスが存在します。こちら(ラスタン)は動きが鈍いのにもかかわらず、向こうは大きく飛び回ったり、いろんな方向から攻撃してきたりするのでかなり厄介な強敵です。
前にある人のラスタンサーガ(アーケード版)のプレイ動画を見たことがあるんですが、その人はホントに上手くて道中もボスもすいすいーっとクリアして行ってました。あんなのこのゲームを知らない人が見たら「なーんだ簡単なゲームじゃんw」と思っちゃいますよ…。
私はもともとアクションゲームは下手なんですが、それでも断言できます。
このゲームは鬼ムズいです!!
ラスタンの微妙な鈍さと攻撃範囲の狭さに加え、敵は多いわ死角からや飛び道具やらでガンガン攻めてくるわ、一発死の穴はそこらにあるわ、ボスは強いわで、あんなすたこらっさっさのすーいすいとクリアなんて出来るゲームじゃありません!いやマジで(俺だけか?)。
《最後に》難しかったけど大好きでした
(※この画像のみアーケード版です)
このゲームはすげえ難しかった、すげえ難しかったけど
大好きだった。
当時は小説、漫画、アニメ、ゲームなんであれファンタジーものにどっぷり漬かっていた(特にリアル志向の作品)ので、このゴリッゴリなファンタジー世界がたまらなかったし、さらにこの世界観を盛り上げてくれるいかにもタイトーサウンド!といった感じのBGMも素晴らしかった。
さらにこの世界観を維持しつつ激的に進化した3作目の「ウォーリアーブレイド」も素晴らしい出来で大好きでした。この2作品は、リアル志向のファンタジーが好きな人にはぜひプレイしていただきたい作品です。
は?2作目?ねえよそんなもん。
≫EXIT
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