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『天使たちの午後III ~リボン~』

発売年:1989年
開発元:ジャスト
ジャンル:アダルトAVG
発売機種:PC-88、PC-98など

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「天使たちの午後Ⅲ リボン」とは

「天使たちの午後III ~リボン~」は、1989年に「天使たちの午後シリーズ」や「エリカ」などで有名な「ジャスト」より発売されたアダルトアドベンチャーゲームで、ナンバリングとしては3となっていますが「天使たちの午後シリーズ」では5作品目になります。

今回の主人公はなんと”学校の先生”であり、ゲームの目的は「岡本遙」という”女生徒”をおとす事、つまり教師と生徒の背徳恋愛をテーマにした作品でした。

ちなみにあらかじめ言っておきますが、今回の作品については酷い事を言うかもしれません。この作品が好きだという方は、ちょっと閲覧を考えなおしていただければと思います。

シリーズも長く続くと…

さて「天使たちの午後」シリーズもナンバリングタイトルでは3、シリーズ通してでは5作品目となりました。

どんな作品もそうですがシリーズが長く続けば、進化してどんどん良くなっていくものもあるし、何かの間違いで今までのブランドイメージを崩壊させる作品の登場もあると思います。

ブランドを崩壊させたかはわかりませんが、少なくとも私にとって「天使たちの午後シリーズ」はある意味この作品で終わった。少なくともこの作品が登場した時に私はそう思いました。

以前、「天使たちの午後II ~美奈子~」及び「番外編」を紹介した時にも書きましたが、私はこの2作品がキャラクターデザインなどがハマったこともあり非常に大好きでした。なので次の作品にも期待するじゃないですか?

ところが何かの雑誌でこの作品の画像を見た時に思ったのは、
グラフィック退化してねえかこれ?という感想でした。

納得いかないグラフィック

ちなみこの画像は、本作のメインヒロインである「遥」なのですが、ちょっとおかしいですよね?手抜きというか、明らかに画力が落ちてると思いませんでしたか?

そして次のこの画像はセカンドヒロインとも言える、主人公の同僚の女性教師「藍沢先生」です。

頭と体の比率がおかしいだろ!!

いやいや、わかってますよ?一応この藍沢先生は顔をこっちに向けて、体は斜めになっているからそう見えるんじゃない?っていうんでしょ?

私も最初はそう思ったんですが、さっきの画像の遥も前後逆ですが似たような構図ですよね?それでも遥の方は体と頭の比率が普通なんですよ。それと比べると、こっちのほうは…ねえ?

しかも肝心なエッチシーンもいまいちぱっとしないというか、女の子が可愛く描かれていないし、前作のグラフィックにはあった美しい体のラインも、それを引き立たせる陰影も酷い。

これは過去シリーズを含めて最低レベルのグラフィックだったんじゃないでしょうか?

いや確かに初代「天使たちの午後」とその番外編のグラフィックは貧弱でしたよ?でもあれはあの当時のレベルで測ればかなり高かったですから。

1989年といえば「ドラゴンナイト」「ピンクソックス」そして「電脳学園」と、ある意味エロゲ界に革命を起こした作品が登場した年です。その時代にこれですよ?ちょっと貧弱過ぎないだろうか?

もちろんこういう絵柄がいいという人もいるかとは思います。そういう人には申し訳ないですけれどね。

システムもちょっと変じゃない?

酷いという意味では、グラフィックだけじゃなくシステムにも正直酷いと言わざるをえない部分はありました。

今回も「II 番外編」と同じ、完全なコマンド選択式なんですがそれがおかしい。

例えばですね、主人公が校長室に忍び込んで、校長が盗撮用に使用しているモニタを見つけた時なんですが、モニタに写っているものを観ようとして「使う」のコマンドを選択し、次に「モニタ」を選択します。
するとメッセージで「どこを見ますか?」と出るんですね。

普通のコマンド選択式AVGであれば、この次にコマンドウィンドウに選択できるモニタの種類が出てくるのが普通だし、それが一番使いやすいUIってもんですよね?
(あるいはカーソルが出て、それで指定するとかね)

ところが何も出ないんです!何も表示されないんです!

「あれー?」と思っていると、いちばん最初のコマンド群の中に「つける」というコマンドがしれっと追加されていて、そこに更衣室とかグランドなんて選択肢があるんですよ。いやいや、最初のコマンドでモニタを使う意思表示をしてるのに、なんで改めて「つける」をする必要があるのさ?

同じような話で、例えば教頭先生に話を聞こうとして「聞く」と選択して「教頭先生」と選ぼうとすると、なんか教頭先生というコマンドの下に不自然な空間があいていてその下に「藍沢先生」とかのコマンドがあるんですよ。

この間は何だろ?と思いながらとりあえず「教頭先生」を選ぶと「何を聞きますか?」と聞かれますが、さっきと同じで選択肢は表示されません。

間違えたのかと思って、もう一度「聞く」を選択するとさっきの謎の空間に、遥のこと、教頭先生のこと、藍沢先生のことなどのコマンド、つまり教頭先生に聞くことのコマンドが入ってるんですよ。

ええええええ?!まず同じ「聞く」を2回も実行させる意味がわからないし、コマンド一覧におかしな空白を用意するのもおかしいだろ。後々使うにしてもさ、だったら並び替えとかして空白をなくすのが普通だし。まあ当時のエロゲのシステムは、普通のゲームより劣ることは多かったけど

明らかに前作よりシステムの使い勝手が悪化してるじゃねえか!

最後に。

あ、断っておきますが、この作品が出た当時はここまでシステムについてなんか考えてなくて、ただ単に絵を見て「これは無い」と思っただけです。しかも前に言ったように「ドラゴンナイト」や「ピンクソックス」が存在していた時代ですからね、それでもうこのメーカーは駄目なんだろうなと思ったんです。

そりゃ17歳とかの青少年でしたから、絵柄で”○けるか○けないか”ほど重要視するべき要素はないでしょ?w

しかし今になって改めて見てみると、メインヒロインよりサードヒロイン的な位置の画像の子「知香」のほうが好みだなあ。性格はともかく、ちょっとキツイ感じとかこの「太眉」とかね。ストライクです(どーでもいいわw

ちなみに天使の午後シリーズおなじみの番外編は、本編と同じキャラクターデザインというのが今までの定番だったのですが、私と同じように不満を持ったユーザーが多かったのか、あるいは別の要因なのかわかりませんが、本作の翌年に発売された「天使たちの午後III 番外編」は…

腰を抜かすくらい絵柄が変わってました!w
な、何があった…。

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