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『ウィングマン』AVGの中にアクションゲームが融合した奇抜な作品

賢者の塔 31F
No.0093

発売年:1984年
開発元:エニックス
ジャンル:コマンド入力式avg
発売機種:PC-88、X1、FM-7、MSXほか
※画像はすべてPC88版のものです

≫ENTER

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「ウィングマン」とは

「ウィングマン」は1984年に「ジーザス」や「ドラゴンクエスト」で有名な「エニックス」から発売されたコマンド入力式アドベンチャーゲームで、「電影少女」や「ZETMAN」でこちらも有名な漫画家「桂正和」氏の代表作でアニメ化もされた「ウィングマン」をゲーム化したものです。

後にシリーズ化し、同社より「ウィングマン2 キータクラーの復活」「ウイングマンスペシャル さらば夢戦士」が発売されていました。

漫画(アニメ)の「ウィングマン」という作品について説明すると長くなりますので、原作については
ウイングマン – Wikipediaを参照してください。

原作とはちょっと違う物語

あおいさんは書かれたことが全て現実の事となる「ドリムノート」を、悪者のリメルから守るために三次元に逃げてきたポドリムスの女の子。

そしてあなたはそのあおいさんを助けてドリムノートを守る正義のヒーロー、「ウィングマン」こと「広野健太」。

ある日、リメルの手下キータクラーの魔の手がドリムノートを持つあおいさんに向けられた…。

ウィングマンの活躍でドリムノートはキータクラーの手には渡らなかったものの、戦いの最中にあおいさんはドリムノートをどこかに落としてしまったのだ。

もし、ドリムノートがキータクラーの手に渡ったら…。あなたはガールフレンドの美紅ちゃんとあおいさんとともに、ドルムノートを探し出さなくてはならない。

※原作と世界観やキャラクターは一緒ですが、ゲームのストーリーはオリジナルのものです。

ファンクションキーを多用したシステム

まず本作は”コマンド入力式”となっていて、最初に”ミル”や”キク”などの動詞を入力します。

このとき直にキーボードから入力しても構わないのですが、基本的なコマンドはファンクションキー(F1~F10)に当てはめられており、実行したい動詞コマンドのファンクションキーを押すことでも代用できました。
(ある意味ではコマンド選択式も含んでいたシステムと言えます)

動詞を入力したら次に名詞を入力します。例えば最初に”トル”と入力すると「なにを?」と聞かれるので、アクションを起こしたい対象物の名詞(例えば”ホウキ”や”ノート”など)を入力します。

また動詞で”ハナス”を実行した場合は、カーソルの形が唇になって話すセリフの入力モードになりました。

※一部の動詞コマンドについては、名詞の入力時にもファンクションキーが有効になる場合があります。

漫画原作のゲームですが…

90年代に多数製作された漫画(アニメ)原作のAVGは、ストーリーを追いかけることのみに重点を置き、肝心なゲーム部分はオマケというようなものもありました。

ですが本作は素材が漫画(アニメ)というだけで、ゲーム内容はこの当時主流だった「探索もの」、つまりいろいろな場所を移動しながら役に立ちそうなアイテムを集めて、それらを必要な場所で使っていくことでストーリーを進行させていく昔ながらのAVGてしたね。

その為逆に言えば、純粋に原作ファンの人には物足りない部分もある作品ではありますが、AVGゲームとしては個人的にこれが正しい形ではないかとも思います。

AVGとしての難易度は、何箇所かちょっとコマンドが難しい部分もありますが、こまめに調べて情報を集めていけばそれほど難儀なレベルではなかったと思いますが、だたゲーム自体の長さが短いのはちょっと不満ではあります。

本作の目玉「戦闘シーン」

AVGにアクションゲームを導入

1980年代前半のパソコンゲームはAVGが主流で、いろいろな会社から様々なタイプのAVGが発売されていました。

同じようなものが多数登場してくると、当然”差別化”を図らなければユーザーにインパクトを与えることができず、商品購入に結びつかなくなります。

漫画やアニメを原作にするというのも当時ではなかなかインパクトの強いほうでしたが、本作ではある要素を取り入れた事で、ユーザーにさらに強烈なインパクトを与えました。

なんと、AVGにアクションゲームの要素を加えたのです。

ゲーム中にコマンド入力でウィングマンへの変身の掛け声である「チェイング」と入力すると、画面が逆さま(ポドリアルスペース)になり、宿敵であるキータクラーが登場、メッセージ表示部分にウィングマンとキータクラーのちびキャラと左右に体力ゲージが表示されます。

そしてここから「アクションモード」になり、テンキーの4/6でウィングマンを左右に動かし、8でのジャンプ、2でのしゃがみを使ってキータクラーの攻撃をかわし、ファンクションキーの1~5に割り振られた攻撃を行います。

原作の必殺技が使える!

アクションモードでは自分の体力が無くなる前に、キータクラーに攻撃を加え体力を0にすれば勝利となります。

しかし最初ウィングマンにはパンチの連打をあびせる「コンティニパンチ」と、尖ったつま先でのキック「ウィングルクラッシュ」という密着しないと当てられない技しか無いため飛び道具を連射してくるキータクラーに勝つのは大変です。

しかし、ウィングマンは戦闘をするたびに飛び道具の「スパイラルカット」や「スプリクトフラッシュ」を覚えるので、そうなると互角に戦えるようになってきます(それでも飛び道具を跳ね返してきたりするので難儀ではあるのですが)。

※ちなみに通常時画面の右に描かれている防具「ガーダーシルエット」は登場しません(´・ω・`)

あ、そうそう大事なことをいい忘れていました、このアクションモードでの勝敗は、
ストーリーに一切関係ありません。一応”戦闘すること”に意味はあるんですけどね。

最後に

継承されたアクションモード

本作はAVGにACTの要素を加えたインパクトのある作品と前述しましたが、アクション要素のあるAVGというのは別に本作が最初というわけではありません。

ワンキーアクション的なものであれば、1983年にラポートという会社が発売したAVG「機動戦士ガンダム」にも組み込まれていました。

ただ本作のような今で言う「格闘ゲーム」のようなアクションが組み込まれたのは、私の記憶では本作が最初ではなかったかと思います。

このアクションモードの評判が良かったのか、その後の2作品にもアクションモードは組み込まれており、特に「2」では画面全体を使っての戦闘が可能になっていただけでなく、止めの必殺技まで登場しましたね。

本作初体験はMSX版でした…

さて、実は本作は私が”漫画原作のゲーム”としては初めてプレイしたゲームだったのですが、私がプレイしたのはMSX版だったので…残念ながら画像が酷い荒いものでした。

上の画像は広野健太の親友である福本と水飲み場で出会うPC88版でのシーンなのですが、MSX版では画像が荒すぎてだれが表示されてるのかよくわからないんですよ(苦笑)かろうじて顔の下部分に巨大なたらこみたいなのが見えて、それでああ福本なんだなと分かるんですがw

まあ自分で言っておいてフォローさせてもらえば、同社の「ザース」なんかでもそうでしたが、MSX1のグラフィック能力で言えばかなり工夫して頑張って表現していたほうではありましたよ。ええ。

≫EXIT

お疲れ様でした!

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