現在ライブドアブログより移行作業中です。

『同級生』

隠者の迷宮 B1

発売年:1992年
開発元:エルフ
ジャンル:恋愛SLG(R-18)
発売機種:PC-98、X68000、FM-TOWNSなど

≫ENTER

いらっしゃいませ!

最近は「あーなんか新しいアニメ始まったんだ~」と思って調べてみると、原作がアダルトゲームだったり、「あーまた新しい恋愛シミュレーション(あるいはアドベンチャー)でたんだ~」と思って調べると、アダルトゲームとして出ていたものを18禁描写をカットして全年齢版にしたものだったり、なんてことが普通にあります。

今回紹介するのは、そういった「18禁アダルトゲーム」から「非18禁恋愛シミュレーション(アドベンチャー)ゲーム」への転換、という道を最初に作ったと言われるゲーム「同級生」について簡単に書きたいと思う。

本記事を読み進める前に…

本記事を読み進める前に、以下の点についてご了承願います。

  • 当ブログで掲載している画像の、著作権または肖像権等は各権利所有者に帰属致します。もし掲載に問題等御座いましたらご連絡下さい。迅速に対応を取らせて頂きます。
  • 筆者は本作品において、100%の知識と十分なプレイ経験を持っているとは限りません。誤りがある部分については、コメントにて優しくご指摘よろしくお願いします。
  • 記事に書かれている内容についてはあくまで投稿時の状況や筆者の認識であり、現在の状況や筆者の認識と必ずしも同じではない場合があります。ご了承ください。

本作はR-18のアダルトタイトルです。
本記事に直接的な性描写画像は載せていませんが、不快に思われる方は閲覧を中止してください。

「同級生」とは

「同級生」は1992年にエルフより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームで、プレイヤーは先負学園の3年生である主人公となって、夏休みの間に様々な女性と出遭い「夏の思い出を作る(色んな意味で)」事が目的です。

「同級生」は、PC-98シリーズ、X68000、FM-TOWNS用として発売されました。ちなみに原画は「卒業」「誕生」などを手掛けた「竹井正樹」氏でした。

「同級生」のゲームシステム

ゲームシステムとしては、見降ろし型のフィールドで主人公を動かし、学校や病院、地元の駅、映画館などへ行きます。フィールド上の建物に入ると、特定の日時と進行状況などの条件により、女の子に出会う事が出来ます。

女の子に出会うと今度は画像のようなADVっぽい画面になり、マウスのカーソルを操作して女の子を見たり、女の子と話したり、触れたりすることができます。

その女の子と会って会話をする事でフラグが立ち、フラグの状態と、場所・日時の条件等により、右の画像のように特別なCGを見る事も出来ました(通常は左のように単なる立ち絵)。

ちなみに画像の女の子は本作のメインヒロイン「桜木 舞」で、ヒロインが「ピンク(赤)髪のストレート」という恋愛アドベンチャーものの定番を築いたキャラクターでもあります。

そりゃ18禁ソフトですから

特殊なCGには18禁ゲームらしくストレートなエロから、画像のようなちょっとエッチなシーンまで様々あり、それらも特定の条件でなければ見れないものがほとんどだったので、みんな血眼になって探したものですw

もちろん18禁ゲームなので「過激な性描写」に該当する表現・CGも多くありましたが、さすがにそのCGは掲載しません。それが目的じゃないですからね。

ADGに”奥行”が出た時代

「同級生」より前にも、こういった恋愛アドベンチャーっぽいゲームはありましたが、そのほとんど用意されているは女の子に出遭ったら、とにかくナンパしてホテルに連れ込んでHをする。というある意味では「純粋なアダルトゲーム」でした。

しかし本作は、もちろんアダルトゲームではあるのですが、用意されている女性キャラクターそれぞれに「背景」と「物語」がちゃんと存在していて、親しくなっていくほどにその背景と物語が見えてくる。という当時ではかなり珍しい展開になっていました。

エッチな画像が見たくて買ってるのに、ストーリー性なんているのか?という疑問もありましたが、「同級生」はアダルトゲームでありながら、なんと10万本を売り上げると言う大ヒット作品になりました。
※このヒットにより、アダルトゲーム業界にもストーリー性を重視する作品が多く登場するようになった気がします。

「同級生」により「恋愛アドベンチャーゲーム」というジャンルが確立され、1995年にはさらにストーリー性を強化した続編「同級生2」が発売され、これも大ヒットしました。そして遂にアダルトゲームであるはずの「同級生」が、過激な性描写をカットした「一般向け恋愛アドベンチャーゲーム」としてPCエンジン、及びセガサターンに移植されたのです。

昔はそものもパソコンをやっている人というだけで「根暗」とか「アングラ」なイメージがあったのに、さらにアダルトゲームなんてのは本当に日の当たらない存在でした。そういう作品が、一般的なゲームとして世の中に登場して行くというのは、ちょっと異質な感じもしましたが、ちょっと誇らしくもありましましたね。

「竹井正樹」氏の魅力的な…

このゲームは私がパソコンゲーム界では一番好きだった絵師「竹井正樹」が書いていただけあって、どれも可愛い女の子ばかりでしたが、なかでもまゆ毛の太い子が好きな「まゆがー(そんな言葉無い)」の私としては、画像の女の子「黒川 さとみ」がイチオシでしたね。

どうですか?いい眉毛でしょう?(馬鹿

しかし「さとみ」は主人公のライバルで、金持ちのボンボンである「相原 健二」と付きあってるんですよね。でも健二がメインヒロインの「舞」を狙い始めたことから捨てられてしまうと言う…。可哀想な子なんですよねぇ。

この健二がとにかくムカつく奴で、なんでこんな男とさとみが付きあっているのかと疑問に思ったものです。

みなさんは、どの女の子が好きでしたか?

≫EXIT

お疲れ様でした!

今回の記事はどうだったかの?何か感じた事があればどんなことでもコメントに残してくだされ。それと当ブログは以下のブログランキングに参加しておる。クリックして貰えるとわしの「やる気」がめちゃアップするぞい!

いつもバナークリックや拍手していただいて、誠にありがとうございます!

↓↓↓バナーをクリック!↓↓↓
にほんブログ村 ゲームブログ レトロゲームへ

1

コメント

  1. マーフィ大尉 より:

    ずいぶん前の記事ですが、『デ・ジャ』へコメントを書き込む際にエルフ関連の
    記事を調べていて、思うところがあったのでこちらにもお邪魔しました。
    (それにしてもすべての記事を拝読したつもりだったのですが、いくつか見落とし
    があったのは嬉しい発見でした。単に忘れていただけかもしれませんがw)
    記事にもあるように、この『同級生』が(ヒロインの)ストーリーを前面に出し、
    それが他のゲームへ多大な影響を与えたというのはその通りだと思うのですが、
    このゲームの真に革新的な点は、それまでのADGが“何かを見つける”、“誰かと話す”
    といった所謂フラグ建てで進行していたのに対してマップ上を能動的に移動でき、
    場所と時間の組み合わせでフラグ管理を行うというシステム的な点だと思います。
    残念ながらこちらはあまり普及しなかったようですが(作るのが面倒くさいから?)。

  2. マーフィ大尉 より:

    あ、大事なことを書き忘れていました。
    リアルタイムでプレイしていた当時は美沙派でしたが(←ポニテ愛護協会理事(詐称)ですから)、
    後にかおり派へ転向しました。
    ビッチが一途になるって良いと思いませんか?
    最後は愛が勝つ、みたいなw

  3. ソンゴスキー より:

    >>1
    確かにおっしゃるとおり、同級生はRPGのような場所移動に加えて、漠然とただ移動するだけじゃなくフラグ管理と同時に時間による「スケジュール」調整まで行わなければいけない作品でしたね。そしてこれもおっしゃるとおりあまり他作品には普及しませんでしたね。AVGではその場所に対象人物がいる/いないの判定を、フラグ以外の要素(時間やランダム)にするのがあまり受けなかったように思います。

PVアクセスランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました