勇者の塔 19F
No.0049
≫ENTER
いらっしゃいませ!

管理人じゃ。

謎の妖精よ。

さていきなりじゃが、かつて国産三大RPGと称された作品について知っておるかのう?

えっと、ドラクエ、FF、あと…ポケモン?

残念、正解はハイドライド、夢幻の心臓、そしてドラゴンスレイヤーじゃ!

全然ちがった!w

まあ正確には国産三大パソコンRPGといって、どれも国産RPGの黎明期である1984年に発売されて人気を博した作品じゃのう

そのころのRPGっていうと「ザナドゥ」とかいうRPGがあって、それが凄く人気あったってのは知ってるんだけど…

そうじゃ。そして今回紹介する作品は、まさにその「ザナドゥ」に繋がる作品なんじゃよ

それは気になるわね?

では入るがよい、勇者の塔19Fじゃ!
本記事は過去に公開した記事をリメイクしたものです。
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本記事で使用している画像は、特に指定がない限りPC-88版のものです。
「ドラゴンスレイヤー」について

概要
| タイトル | ドラゴンスレイヤー |
| シリーズ | ドラゴンスレイヤーシリーズ (1作目) |
| ジャンル | アクションRPG |
| 発売年 | 1984年 |
| 開発 | 日本ファルコム |
| 発売 | 日本ファルコム、スクエア、 エポック社 |
| 発売機種 | PC-8801、PC-9801、FM-7、X1、 MSX、スーパーカセットビジョンなど |
| 前作 | なし |
| 後作 | なし |
ドラゴンスレイヤーってどんなゲーム?
ではまず最初に、本作「ドラゴンスレイヤー」という作品がどんな作品かという点について話していこうと思います。
前代未聞麻薬的爽快遊戯

本作「ドラゴンスレイヤー」は1984年に、同時日本ファルコムに在籍していた「木屋善夫」氏によって制作されたRPGで、後に日本ファルコムの看板シリーズとなる「ドラゴンスレイヤーシリーズ」の記念すべき第1作目です。
また本作のキャッチコピーは「前代未聞麻薬的爽快遊戯」となっていました。
ジャンルとしては一応ファンタジー”アクションRPG”に含まれるのですが、当時はまだアクションRPGというジャンルが確立しておらず、本作は”リアルタイム・ロールプレイング・アドベンチャー”と名乗っていました。

ちなみに同時期に発売されていた「ハイドライド」は”アクティブロールプレイングゲーム”と名乗っておったのう
尚、本作はPC88、PC98、FM-7、X1、MSXなど様々な機種で発売されましたが、そのなかでもスーパーカセットビジョン版の存在は、まさに異色な移植と言えたでしょう(しかも再現度が結構高い)。
本作のPC-88版にはVersion1.0、1.1、2.0の3バージョンが存在しますが、本記事は基本的に2.0の仕様に基づいて説明しています。
フィールドはトップビューの迷宮

なるほど、じゃあこの作品の世界観とかはどうなってるのかしら?

本作「ドラゴンスレイヤー」には”ストーリー”的なものは用意されていません。その為に世界観的なものもなく、ただブロックによって構成された迷宮のようなフィールド、そして宝箱や様々なアイテムが散らばっているのみでした。
本作は上から見下ろす”トップビュー”タイプのRPGとなっており、画面左側のフィールド画面の中央に表示されている主人公を上下左右に動かす事でフィールドが1ブロック分ずつスクロールしていきます。
フィールドの上下についてはある程度まで進むとそれ以上進む事ができなくなりますが、左右についてはある程度進むと反対側にループする仕組みになっていました。

またフィールドの移動は基本徒歩になりますが、フィールド上にあるワープゲートや魔法を使う事によって、遠くに一気に移動する事も可能となっています。
ゲーム画面について

ふーん、そうなのね。
それで画面に文字とか数字とかいっぱいあるみたいだけど、これはどういう意味があるのかしら?

本作のゲーム画面は画面の左側にフィールド画面が表示され、右側には様々な情報(主にキャラクターのステータス)が表示されていました。表示されているステータスについては、以下の通りです。
| HIT POINT | 主人公の現在の生命力。 |
| STRENGTH | 主人公の現在の攻撃力。 |
| EXPERIENCE | 主人公の現在の経験値。 防御力とHIT POINTの最大値も兼ねる。 |
| GOLD | 主人公が現在所持している金貨の枚数。 |
| MAGIC POWER | 主人公が現在所持している魔力。 |
| CROWN | 主人公が現在所持している王冠数。 |
尚、画面の右下には敵と接触した際にその敵の生命力、攻撃力、経験値(防御力)が表示されるので、その敵の強さが大体わかるようになっていました。

画面に関してはこんなところじゃ、次は肝心なこの作品の目的についてじゃな
目的はドラゴン討伐と王冠の奪取
前述の通り本作にストーリーは存在しませんでしたが、ゲームの目的自体はしっかり存在していました。

本作の目的は、まずフィールド上の様々なアイテムを集めたり敵を倒したりして主人公を強化し、そのうえでフィールドのどこかにいる三首のドラゴンを倒し、ドラゴンが守る宝箱の中にある4つの”クラウン”を家に持ち帰るというのが目的です。
本作はステージクリア制となっており、ゲームはPHASE1(フェーズ1)から始まってクラウンを全て持ち帰る事で1フェーズクリア、その後次のフェーズ(新しいフィールドマップ)に移行するという仕組みになっていました。
ただし、次のフェーズに移行した際に能力値、所持品は全て初期状態に戻ってしまいます。

あ、戻っちゃうんだ?
フェーズをクリアする前に主人公の生命力が0になってしまうと、その場でゲームオーバーになってしまいますので、それまでに幾つのフェーズをクリアできるのかというところでプレイヤーの腕前が試される作品となっていました。

因みにゲームの目的として”クラウンを入手”と”ドラゴンの討伐”があるのは、この後のドラゴンスレイヤーシリーズのいくつかでも共通しておるのう
基本ルールについて

ふむふむ。あ、ところで本作のジャンルは「リアルタイムロールプレイングアドベンチャー」って言ってたけど、それってアクションRPGとどう違うのかしら?

本作は一見アクションRPGっぽく見えますが正確には”ターン制”のRPGであり、プレイヤーが何かひとつ行動(移動や攻撃など)を行うと周りにいるモンスター達もひとつ行動をして1ターンが終了、その後またプレイヤーが行動というのが繰り返される仕組みのRPGでした。

ただしプレイヤーの順番が回ってくると、画面右下に表示されている人型のマークが左から右に動き始め、これが右端まで移動するとプレイヤーが何もしていなくても強制的にターンは終了となります。つまりターンに制限時間がある訳ですね。
この制限時間は割と短い為、ターン制とは言いつつもリアルタイム制に近い感じもあり、ここがリアルタイムロールプレイングアドベンチャーの由来という事なのでしょう。

本作のシステムは1980年に登場した「Rogue」というRPGに似てはいるのじゃが、あちらには時間制限式のリアルタイム性はないのう

「トルネコの大冒険」っぽいのかなとも思ったけど、あっちにもリアルタイム性はないものね
操作方法は簡単そうでちょっと複雑

ゲームのルールも解ったところで、次は具体的な操作方法について話しておこう
本作の基本的な操作方法については、以下の通りです。
| テンキー | 移動または攻撃 |
| スペース | アクション |
| リターン | 魔法一覧の表示 |
| ESC | ゲームの一時停止 |

こう見ると結構シンプルな操作方法じゃない?

ところがこの”アクション”についての制約や魔法の使い方あたりは、結構ややこしいんじゃよ

テンキー操作の補足として進行方向にブロックがある場合は、それ以上先に進めません。また進行方向に敵がいる場合は、その敵に対して体当たりによる攻撃を仕掛けます。
攻撃を相手に与えると主人公の攻撃力と相手の防御力によってダメージを与えることができ、それによって相手の生命力を0にすることができれば勝利、倒した相手による経験値を得ることができます。
また経験値が3万以上になると斜め方向への移動が可能になり、同時に斜め方向への攻撃も可能になります。

この時代からもう”体当たりで攻撃”って仕組みがあったのね
一方スペースによるアクションについてですが、こちはら主人公が今立っている場所や状況によって起きるアクションや起こせるアクション、あるいは受ける制約が変わりました。

- まず主人公が金貨や魔法の壺、王冠に重なっている状況であれば、スペースを押す事によりそれらを”拾う”ことができます(拾った数は画面のGOLDやMAGIC POWER、CROWNに表示される)。
- また指輪、剣、パワーストーン、鍵、十字架に重なっている状況であれば、スペースを押す事によりそれらを”持つ”ことができました。
- 逆に既に何かを手に持っている状況であれば、スペースを押す事によりそれらを”置く”事ができますが、既に何かのアイテムと重なっている場合は置く事ができません。
注意点として、剣以外の物を既に手に持っている状況では、他に何かを拾う事も持つ事もできません。その場合は一旦持っているものを置く必要がありました。また例外として王冠のみ、拾うことができつつ置くことも可能になっています。

つまり”拾う”と”持つ”は別の意味で、既に何か持った状態なら”置く”をしないと別の物は拾えないってわけね?

この拾う/持つ/置くというアクションは、本作の根幹を成すと言っても過言ではない行動なんで、まずそのルールを理解する必要があるんじや

一旦、理解。

その他特別な操作として、現在”指輪”を持っている場合であれば壁にぶつかる事で壁や家を移動させる事が可能で、また現在”鍵”を持っている場合であれば宝箱に重なってスペースを押す事で宝箱を開ける事が可能です。
宝箱の中には、剣と王冠以外の何かしらのアイテム(ランダムにみえるが法則あり)が入っています。

なるほど、拾う/持つ/置くのアクション以外にも、何かを持っている状況によって”押す”や”開ける”というアクションも増えるのね?

本作はまずここを理解しないと、プレイしても意味が分かりにくいじゃろうな

ジャンルに”アドベンチャー”って含まれてる理由がなんかわかったかも
魔法の使用方法

またこれは操作方法とも関係する話なのですが、本作はファンタジーRPGらしく「魔法」を使用することができます。使用できる魔法については以下の通りです。
| 魔法 | 経験値 | KEY | 効果 |
|---|---|---|---|
| JUMP | 1000 | J | ランダムテレポート |
| RETURN | 2000 | R | 家にテレポート |
| MAP | 3000 | M | 周囲の地図を表示 |
| BREAK | 5000 | C | ブロックを壊す |
| KICK | 10000 | X | ブロックを蹴飛ばす |
| FREEZE | 15000 | Z | 周囲の敵を凍らせる |
| FLASH | 25000 | L | 一定時間敵を足止め |
| FLY | 50000 | F | 一定時間空を飛ぶ |
| SAVE | 50000 | S | ゲームをセーブ |
ただし魔法を使うには条件が2つあり、まず1つは魔法の仕様には魔力の消費が必要になる為、最低1以上の魔力を現在所持している事。そして魔法を使うために必要な経験値を現在有している事、この2つでした。

え?って事はゲームのセーブに経験値が50000必要になるの?

そういうことじゃ。
尚、経験値は条件なので使用しても消費はしないんじゃが、SAVEの魔法のみ使用後に経験値が25%減るぞい

えっぐ!

そして魔法の使用方法には2通りの方法があり、1つはエンターを押して魔法の一覧を出し、そこから選択して使用する方法と、それぞれの魔法に対応するショートカットキーを直接押す事の2パターンから可能です。

慣れるまではメニューを開いて選択の方がいいかもしれんのう

間違ったら、魔力を無駄にしちゃうものね
尚、魔法には最低魔力が1必要といいましたが、一部の魔法(BREAKなど)は使用すると魔力を1消費し、その後1増えるという仕様になっており、実質タダで魔法が使える仕様になっていました。

という感じで本作「ドラゴンスレイヤー」という作品がどういうものなのか、大体わかったかのう?

トップビューのターン制RPGで、ドラゴンを倒して王冠を手に入れるのが目的、フィールドにあるアイテムを拾ったり、持ったり置いたりっていうアクションが特徴の作品って感じね?

うむ、そんなところじゃな。
ではここからもうちょっと具体的な話をしていくとしよう
家に帰るまでがドラゴンスレイヤーです
では次に本作「ドラゴンスレイヤー」の核となる部分についての話をしていきましょう。
ゲームの核となるのはお家

本作では目的の一つであるドラゴンを倒すためにもキャラクターを強化させて行かなければなりません。そのために最も重要になるのが、本作の核となる部分といえるであろうプレイヤーの「お家」です。
この家とはゲームが始まった時に主人公の隣に建っているもので、本作においてひとつのフェーズをクリアするまでに、プレイヤーは数えきれない回数嫌でもこの家に戻ってくることになります。それだけ重要な存在なのです。
では家の何がそんなに重要なのでしょうか。
まず主人公の生命力が低くなっている状態で家に戻ってくると、生命力を主人公の現在の経験値の値まで回復してくれます。ただし、生命力が経験値の値より大きい場合は変化しません。

これは最初の頃はあまりありがたみはないんじゃが、後々経験値が増えてくるほどにありがたみが増してくるのう

次にフィールドや宝箱のなかにある”金貨”を拾ってから家に戻ってくると、金貨一枚につき生命力を500上乗せしてくれます。これは回復ではなくあくまで上乗せである為、経験値(生命力の最大値)の値よりも増やす事が可能です。

逆にこっちは経験値の低い序盤ほどありがたみがある感じね?
そして本作の攻略において最も重要だと言っても過言ではない家の用途としては、金貨と同じようにフィールドや宝箱にある“パワーストーン”を持って家に戻り、家に置く事で攻撃力を2500増やす事ができました。

一個で2500も増えるの?そしたら4個も持って帰れば攻撃力1万は超えるじゃない。
勝ったなガハハ

因みにドラゴンをまあなんとか倒せる攻撃力の水準は、40万くらいらしいぞい

ガチィ?!
家の重要な役割として最後に、ドラゴンを倒した後に出現する四つの王冠を全て家に持ち帰る事で、1フェーズをクリアする事ができました。これこそまさに家に帰るまでがドラゴンスレイヤーという訳ですね。
以上が本作における家の重要な効果、そして役割になります。
時にはお家を引っ越そう

ところで、本作において1つのフェーズをクリアするためには、とにかく大量にパワーストーンを家に持ち帰る必要があり、また探索中に減った生命力の回復や増量のためにもちょくちょく家に戻る必要があります。
これは最初のうちはまだ楽なのですが、近場にアイテムや宝箱がなくなってくるとどうしても遠くまで探しにいかなければならず、そうなると何を持って帰るにも移動が大変だし、敵に襲われたりアイテムを奪われるリスクもあります。

奪われる?

まあそこはちょっと後でじゃな
リスクを回避する手段として、直接家に帰れるRETURNの魔法が使えるならそれでも良いのですが、それだと毎回毎回魔力を消費するので費用対効果が良くありません。
そこで効果的なのが”引越し”です。なんと本作では“指輪”を持っている状態であれば、ブロックと同じように家を押して移動させる事が可能だったのです。

これにより大量にパワーストーンが置いてあるところの近くに家を持ってくれば、拾いに行って持って帰るまでの時間、そして様々なリスクも減少させる事ができました。

ただフィールドは広いので、あまり適当に家を動かすと逆に場所がわからなくなって家に帰れなくなるかもじゃな

周りの地形とか特徴的なところに置いておくと良いかもしれないわね
尚、家は敵に壊されたり奪われたりする事は無いので安心して移動してもらって大丈夫です。
アイテムを奪うゴースト
家の話をしたついでに、家をアイテム群の近くまで引っ越す事のメリットとして先ほども触れましたが、アイテムを持って歩いている時に奪われにくくなるというのがありましたね。

この”奪われる”というのがどういう事なのかというと、本作に登場する敵の中には「ゴースト」というプレイヤーには倒す事ができないモンスターがいました。
こいつはフィールドのブロックなどをすり抜けて自由に移動しながら、なんとフィールド上に置かれているアイテムを勝手に奪い、別のところに持っていってしまうという厄介な習性を持っていたんです。
更に厄介なことにアイテムを持っているプレイヤーからもアイテムを奪って、それをどこかに持って行ってしまうんですね。なのでこのゴーストにアイテムを奪われ難くするためにも、家を移動させてアイテムを運んで移動する時間を短くする事にメリットがありました。

うわー、折角遠くから運んできて奪われたら地獄ね

因みにじゃが、逆にゴーストが遠いところから近くまでアイテムを運んできてくれる事もあるので、ゴーストは必ずしも厄介なだけの存在では無い…のかもしれん
尚、本作のルールとしてフィールドに置かれている”十字架”の上はモンスターが通過できないというものがありました。これを利用してゴーストに盗まれたくないものの周りを十字架で囲んで守るなんてワザもありましたね、
以上、本作において核とも言える重要な要素、”家”にまつわるお話でした。
ここが大変だよドラゴンスレイヤー
では最後に、本作「ドラゴンスレイヤー」をプレイしてみて大変だなと感じた部分についてお話ししたいと思います。
丸腰でゲームスタート

まずゲームが始まった段階で、主人公はなんと剣を持っていません。その為、最初は敵と接触してもダメージを与えられない状態です。

何のためにここに来たのか

もしかしたら家ごと異世界転生したのかも
なのでまずは敵を避けながらこのフィールドのどこかにある剣を手に入れなければならず、ここが本作における最初の壁と言える部分でしょう。フェーズ1では剣がスタート地点のやや右上にあるのですが、普通には行けないのでちょっと考える必要がりました。
ひたすら石集め

剣を入手できたらまずは最初の壁を突破となるのですが、ただ今の状態では攻撃力がたりず、まだまだまともに戦えません。しばらくは地面に落ちているパワーストーンを探して家に持ち帰るのをひたすら繰り返します。
もし運良く鍵を見つけられたら、宝箱から出てくる金貨や魔法の瓶、パワーストーンを回収していきましょう。なにせドラゴンを倒すためには160個くらい集める必要があるので、引越なんかもしつつ、とにかくひたすらパワーストーンを集める作業が続きます。

この作業は大変じゃが、集めれば集めるだけ確実に強くなるんで、だんだん楽しくなってくるんじゃよ
アイテムが有限
ひとつのフェーズにおいて、フィールド上に置かれているアイテムや宝箱は実は有限であり、一度開けたり入手したり使用したりで無くなったらもう復活はしません。特に宝箱はあまり無計画に開けていると、後でパワーストーンが足りなくて苦労する事にも。

無計画にって、宝箱の中身ってランダムじゃないの?

実は宝箱の中身はある条件により、開けた時点で中身が確定するんじゃよ

本作ではもし宝箱を開けてパワーストーンが入っていた場合、そこから8の倍数歩いてそこにある宝箱を開けるとなんとまたパワーストーンが入っているという仕様になっているため、特に宝箱が密集しているあたりでこれを利用すると、かなりの数のパワーストーンの回収が見込めます。
ただし、状況によって今必要なのが金貨だったり魔法の瓶だったりする場合もあるので、全ての宝箱をパワーストーンにするのかどうか、そこはプレイヤーの臨機応変さが求められるところになります。

どうして?別に全部パワーストーンでもいいんじゃない?

確かにそうとも言える。
ただ経験値が低い間は生命力を安全圏にまで回復させるには、金貨が必要になるからのう

そっか、生命力がピンチのときに近くに全然金貨がなかったら復帰も大変だものね
敵を倒すのも計画的に
本作において経験値には生命力の最大値というだけで無く、主人公の防御力、更には使用できる魔法の解放など非常に重要な意味があります。

特に本作において敵と戦う際、ダメージ値は攻撃側の攻撃力−防御側の防御力で計算される(ただし最適値として10は保証される)ので、パワーストーンで攻撃力だけ上げていても経験値が低いと攻撃をくらった場合に一気に生命力を奪われてしまうんです。
その為、ある程度攻撃力が上がってきたら、敵を倒して経験値を稼ぐ事も必要になってくるんですね。

攻撃力と防御力のバランスも大事なのね?
ただ、その際に注意しなければいけないのが本作では敵は有限では無く、倒すとその敵はフィールド上のどこかにある墓から1段階強い敵になって復活するという事です。その為、無計画に倒しまくっていると、気がついたら倒せない強敵ばかり…という羽目にもなりかねません。

敵はスケルトン→恐竜→コンドル→フラッピーに出てきたザリガニっぽい何かという感じで強くなっていき、それ以降ぐっと強くなるのでしっかり強くなるまではここら辺をラインとした方が良いじゃろうな

フラッピーに出てきたザリガニっぽい何か?

因みに強くなって復活した敵がフィールドを彷徨かないように、フィールド上にあるお墓の周囲を事前にブロックや十字架で囲んでおくというワザが非常に有効です。

出て来れなくする事で探索がしやすくなるうえ、後で経験値稼ぎをしたくなったらブロックを壊したり十字架を取って戦うみたいなやり方もできるぞい
せっかくの王冠も奪われる

そして最後になりますが、いっぱいのパワーストーンを集め、経験値も高くすることができたならいよいよドラゴン討伐です。ドラゴンの能力値は異常に高いので、ここまでの育て方次第ではかなり苦戦するかもしれません。
ですがドラゴンの全ての首を倒すことができれば、ドラゴンのすぐそばにある四つの特別な宝箱が開き、中からそれぞれ王冠が何現れます。

が、その瞬間にゴーストが現れて全ての王冠は奪われてしまいます。

OMG!
そしてここからがある意味本作の後半戦、フィールドを巡って四つの王冠を探して家に持ち帰らなければなりません。
しかもドラゴンが倒された瞬間に自分の家は初期位置に戻り、更に今まで墓から出てきていた怪物たちは全部家から現れるようになる為、家の周りが怪物だらけになってしまうのです。
この厳しい条件の中、果たしてプレイヤーは無事王冠を集めて家に帰ることができるのか?と言ったところで、以上が本作の大変なところでした。
《まとめ》前代未聞麻薬的爽快遊戯

さて今回は「ドラゴンスレイヤー」を紹介させてもらったが、どうじゃったかのう?

最初ゲーム画面とか見た感じだけだと、割とシンプルなゲームなのかな?と思っていたんだけれど、思った以上に内容がしっかりしていて遊びごたえがありそうな作品だったわね

実際遊ぶと、最初の剣を見つけて簡単にはやられないくらいに強化するまでが結構大変なんじゃが、ある程度強くなってBREAKの魔法が使える辺りになるとぐっと楽しくなってくるんじゃよな

トルネコとかと違ってマップは毎回同じだから、ゲームオーバーになっても経験や知識が次に活かしやすそうのもいいわね

そうなんじゃ。マップは固定でも、指輪や魔法を使う事でプレイヤーが自分で攻略しやすいようにフィールドを作り替えたりできるんで、前の経験を活かした環境利用戦法を考えるのも楽しいのう

遊ぶたびに進め方や育て方になんか発見がある感じ、まさに”前代未聞麻薬的爽快遊戯”って事かしら?

ちなみにこれは余談なんじゃが、本作に登場する敵キャラクターのグラフィックには色々パロディがあって、中にはタモリさんとか怪物くんのフランケンとかも出てくるんじゃよw


ホントだ、タモさんだ!ナンデ?タモサンナンデ?!

なんでじゃろうな?当時既に「笑っていいとも!」が放送開始されていたのとか、あとタモリさんがこの頃FM-7とかのCMに出てたりしてたのも関係あるのかもしれん

なんにしても、色々緩い時代だったのねw

本作は、1984年とかなり昔の作品にはなるんじゃが、遊んでみると今でも結構のめり込める作品なんで機会があれば皆にも是非遊んでほしいのう

EGGコンソールとかでも出たらいいわね?

という訳で以上、皆は本作「ドラゴンスレイヤー」についてどう思ったかのう?
ではまた次回の「クラシックゲーム紹介」で…

お会いしましょう!
あそびたくなったら?
今回の記事を読んで、もしこれを機に「ドラゴンスレイヤー」を遊んでみたいと思った方は、以下のリンクを参考にしてみてください。
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≫EXIT
お疲れ様でした!

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