「ティリス・フレア」
＊「ゴールデンアックス」より

レトロゲームに登場するビキニアーマーの女性たちを紹介していくコーナー、本日のお客様は…

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「ティリス・フレア」とは

データ

名前：ティリス・フレア
年齢：２３歳
作品：「ゴールデンアックス」（1989年／アーケード）
職業：アマゾネス
形状：ビキニ
タイプ：ビキニアーマー
装備品：ビキニアーマー、腕あて、ブーツ、ショートソード
素材：恐らく布製

概要

さてビキニ姿をした往年の女性ゲームキャラと言えば「アテナ」を真っ先に思いつく人も多いと思いますが、私個人的としては最初に思いつくのがこの「ティリス・フレア」です。

ビキニアーマー解説？

そして皆さんもうわかっていると思いますが、彼女は厳密にいえば「ビキニアーマー」ではありません。単なる水着です。肩アーマーなんかもしていませんし、ゲーム中にアテナのように鎧を装着したりもしません。

クロースアーマーで使われるような厚手のフェルト生地って感じでもありません。

強いて言うなら腕あてとブーツが”アーマー”に属するかもしれませんが、それは無理があるか？w
やはり彼女はこのコーナーで扱うのには不適切なのだろうか？

んじゃあなんでそんなキャラをチョイスしたのさ？と聞かれたら…
好きだから！！っていうのは半分冗談で、

ビキニアーマーの女性をいろいろ探していくとね「ビキニアーマーっぽいけど、厳密にはビキニアーマーとは言えない」というものに多く当たるんです。そしてそれらを「これは認められないね」と排除していくと、誰が見てもまごう事なき「ビキニアーマー女戦士」というのは数人しか存在しなくなるんですよ。

それはそれで一つの基準として確保するのは当然として、それ以外のものを受け付けない、認めないと主張して行ったらどうなるんだろうかと考えたんです。

その結論は「ビキニアーマーの絶滅」でした（いささか大げさですがw）。
ただでさえ、今ファンタジーの世界というのは現実視点でしか見られない人間が吐く「リアリティ」なんて言葉のせいで、自由な表現ができなくなっています（魔法にまで科学的な理由付けとか言う人までいる）。

ファンタジーの世界そのものが縮小しようとしている時代に、さらにその中でも「リアリティ」の被害者になりやすいビキニアーマーの世界をこれ以上狭めてどうする？自ら死期を早めるだけじゃないか！
ガンダム好きが１stや宇宙世紀ものを大事にするのはわかるが、その世界にそぐわない作品を「あれはガンダムではない」と非難し誹謗する。

それが好きという気持ちの表れであるのはわかるが、あまりにそれが行き過ぎると次に作る人たちが自由に造れない。自由な発想、自由は解釈から駄作が作られる事も多いが、そういうところから意外な名作が出ることもあるのだ。※これは自分への自戒でもある

人間は（というか特に私を含めた「オタク」は）あるジャンルに触れ、そのジャンルの中で自分のスタイルが確立されると、それに準じないものそれに反するものを排除しようとする性質がある。
それはそのジャンルが好きという気持ちから来ていることに間違いはないのだが、行き過ぎると新参者を寄せ付けない古参だけの世界になってしまうのだ。

「自分はこれが好き」という気持ちは大事にして捨てずに守るのは当然として、それに反するもの準じないものに対してある程度は寛容にならなければその世界は縮小、衰退していくだけじゃないだろうか？

なんてことを「ビキニアーマー」を通じて私は思い至った！（凄いとこから思い立ったね

諸君、私は「ビキニアーマー」が好きである。
しかしなぜ好きなのか？それはエロもあるが、何より戦っている女戦士の”かっこよさ”に惹かれている気持ちが根底にあるからだ。

だから夢幻戦士ヴァリスの優子も麗子も好きだし、ドラクエIIIの女戦士もこのティリスも好き、さらに言えばがっちりフルプレートに身を包んだ甲冑娘だって好きだ。
だってカッコイイから。それが大事。重要なのは装備の形状や装甲の厚さじゃない。

幻夢戦記レダの「朝霧陽子」や夢幻戦士ヴァリスの「麻生優子」「桐島麗子」、またドラクエIIIの女戦士、彼女たちのような純粋なビキニアーマーを理想として大事にする気持ちは持ちつつも、薄着だろうと水着だろうと、あるいは重厚な鎧や、身の丈以上の巨大な斧だろうと「現実視点でのリアリティ」などという意味のない言葉に関係なく、
彼女たちはカッコイイ！という事を伝える。

「ファンタジーは想像すればなんでもアリ」だという事を伝えるのが重要なんだと。そう思うのです。

あれ？ここってなんのコーナーだっけ？w

そんなわけで「ティリス」の話に戻しまして、彼女はデスアダーに滅ぼされたアマゾネス族の生き残りで、彼女の武器であるショートソードは母親の形見だそうです。
彼女がアマゾネスだという事を知らなかった人は多いんじゃないかな？。

アマゾネスというとなんか筋肉隆々で野蛮なイメージがあったりしますが（俺だけ？）、彼女はスタイルも良く（特に腰のラインがヤバイです）、さらに魔法が得意という登場人物の中では知性派で、最大パワーだとドラゴンを召喚することもできてしまいます。

しかしやはりそこはアマゾネス、他の主人公と比べたら華奢に見えますが、巨大な大男を抱えてぶん投げられるほどのパワフルさも持っていますw
ダッダーン！ボヨヨンボヨヨン！ってくらいパワフルです（古い

ちなみにゴールデンアックスでは、敵であるデスアダー軍の中に女性の兵士が現れますが、実は彼女たちはティリスと敵対関係にあった別のアマゾネス族だという設定知ってました？

ギャラリー

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