隠者の迷宮 B34
発売年:1995年
開発元:シーズウェア
ジャンル:アダルトアドベンチャーゲーム
発売機種:PC-98、FM-TOWNS、Windows95など
※画像は全てPC-98版のものです
≫ENTER
本記事を読み進める前に…
本記事を読み進める前に、以下の点についてご了承願います。
- 当ブログで掲載している画像の、著作権または肖像権等は各権利所有者に帰属致します。もし掲載に問題等御座いましたらご連絡下さい。迅速に対応を取らせて頂きます。
- 筆者は本作品において、100%の知識と十分なプレイ経験を持っているとは限りません。誤りがある部分については、コメントにて優しくご指摘よろしくお願いします。
- 記事に書かれている内容についてはあくまで投稿時の状況や筆者の認識であり、現在の状況や筆者の認識と必ずしも同じではない場合があります。ご了承ください。
- 本作はR-18のアダルトタイトルです。
- 本記事に直接的な性描写画像は載せていませんが、不快に思われる方は閲覧を中止してください。
- 画像には自主的にモザイクなどをかける場合があります。
「エイミーと呼ばないでっ」とは
「エイミーと呼ばないでっ」は、1995年に「快楽の学園」「禁断の血族」などで有名な「シーズウェア」から発売された、コマンド選択式のアダルトアドベンチャーゲームです。まあアドベンチャーゲームとは言っても謎解きの要素は全くと言っていいほど無く、どんどんコマンドを連打していけば話が進んでいくだけのものでしたが。
タイトルに「エイミー」とありますが、主人公の女の子はいたって普通(?)の日本人「篠原栄美(エミ)」。ただ名前が「栄美(エイミ)」とも読めることから「エイミー」と呼ばれやすく、本人はそれをあまり好んでいないようで、作中でも誰かに「エイミー」と呼ばれるたびに訂正しています。本作のタイトルは、そのあたりから来たんでしょうね。
本作はPC98末期の作品だけあって、そのグラフィックは今見てもため息が出てしまうほどのクオリティです。単にキャラクターの顔や体だけでなく、小物、背景、服や下着の模様、そして質感、恐ろしいほどに書き込まれた表現は圧巻の一言だったっと思います。
しかし、本作が凄いのはそういうことだけではありませんでした。それは…
ゲーム史に残る圧巻の毛量
髪の毛の量です!
何これ?なにこの量?何なの?
この中にコンバトラーVとかいて「超電磁スピン」とかやってるの?!
そう言いたくなってしまうほど、この作品に登場する女の子は主人公のエイミー含めて「髪の毛」のボリュームがハンパ無いんです。もちろん普通の髪の毛の人もいますが、大半はもっさもさです。
凄いでしょー?画面の半分以上を覆うほどの髪の毛の量ですよ、髪の毛が多すぎて背景が見えない! 髪が七分で、背景が三分だ!と言ってしまいたくなります(それは盛りすぎ、髪だけにw
私もかつては「卒業~Graduation」に登場したキャラクター「志村まみ」の髪の毛の量に驚いたものですが、よもやあれを超える髪量のゲームに出会うとは思ってもみませんでしたw
若干やりすぎ感がありますが、それでもキャラクターが可愛いのだから大したものです。
従兄弟を溺愛するエイミーの物語
本作の主人公のエイミーは1年前に唯一の肉親であった父親を亡くし、同じく天涯孤独である従兄弟の「智美」と共に父の残した家と財産とで平和に暮らしていたのですが、ある日父親の秘書と名乗る女性から父親には多額の借金があったことを知らされ、財産どころか家までも失ってしまいそうになるというところから本作の話は動き始めます。
ちなみにエイミーは学校でもアイドル視されるほどの美女なのですが、実は従兄弟である智美の事を愛しており、しょっちゅうお得意の妄想癖を発動しては淫猥な妄想に浸っている残念な美女でもあります。しかし父親の借金に絡む騒ぎの中、突然智美が行方不明になってしまい、エイミーは愛する智美を探す為様々なところへ向かい、そこで散々な目に合うというのが本作のあらすじです。
ストーリーの内容としてはそれほど特筆すべき部分は無いのですが(悪いという意味ではなく)、ちょくちょくエイミーの小ボケやややメタ発言が入るのはちょっと面白かったです(「怪しい洋館は必ず燃えるのよ」とかねw)。
本作は全3話構成で1話が「女子高生編」、2話が「看護婦編」、3話が「メイド編」となっており、各話ごとに物語の舞台が学校、病院、洋館と変わります。
そして各話で登場する人物も変わるのですが…、ここが本作のちょっと面白いところでもあるんです。
演劇のように同キャラで役だけが変わる
本作では舞台が変わると主人公のエイミー以外は登場人物もすべて変わるのですが、人物の「中の人」は変わらないんですよ。例として本作中もっとも髪の毛の多い画像の女の子は、1話では学校一の才女、2話では病院に見舞いに来る女の子、3話では洋館に勤める家庭教師として登場し、容姿も同じ、名前も同じ「瞳」なのですが、
全くの別人物という「設定」になっています。
他のキャラクターも同じように、学校の校長先生が、肛門科の医師、洋館の女主人に変わったり、保険室の「先生」が、病院に入院中の「女の子」、洋館に住む「少女」(マジです)と変わったりします。まあ要するに、舞台などで同じ俳優さんが場面が変わったときに別の役をやるような感じになってるんです。
各話の間には「次回予告」というコーナーがあって、そこでキャラクター達が「私は次、こんな役で登場します!」とか話をしているので、ある意味本作品そのものが一つの「演劇」ということなのかもしれません。
ま、演劇というにはどエロ過ぎますがな!!
エッチシーンのクオリティも高い!
今でも十分イける!(確信
おっと失礼、つい興奮してしまって。さて本作は最初に言ったようにアダルトアドベンチャーゲームなのですが、そのアダルトゲームとしての実用度(?)ははっきり言ってかなり高いです。ソフトなエロシーンもあるのですが、ほとんどが結構ハードなエロシーン(SM的なものや、ややスカ気味のものまで)で、しかも主人公であるエイミーが巻き込まれるエロシーンは、大抵ハードなものなのでここにのせる画像選びに困るくらいですw
しかも超美麗なグラフィック、特にキャラクターの肉感、下着やシーツなどの質感の表現がなんとも艶かしく美しいため本当に今でも十分使えます!(何に?)また本作には、クリア後にちゃんとCGを確認できるモードもついていましたので、クリア後も何度でも楽しめました(何に?)。
(下着の柄の部分とか良く見てください、もうドットの芸術ですよね!)
《最後に》あのセリフって本作からなんですよ?
ぶっちゃけ私も当時この作品買ってたんですよ。その節は本当にお世話になりましたw
最初は若干この髪の量の多さに引きもしましたが、慣れてしまえばそんなに…
やっぱ多すぎだわw
あ、そうそう最後に、
この台詞って、この作品が初出なんですかね?w
※画像はいろいろあれなんで、モザイク処理しています
≫EXIT
お疲れ様でした!
今回の記事はどうだったかの?何か感じた事があればどんなことでもコメントに残してくだされ。それと当ブログは以下のブログランキングに参加しておる。クリックして貰えるとわしの「やる気」がめちゃアップするぞい!
いつもバナークリックや拍手していただいて、誠にありがとうございます!
コメント
らめえの初出は不明、と何かで見た気がします。結局のところ呂律が回ってないだけだけだと言う事と古いエロ漫画を漁るとちょくちょく出てくるためコレという有力説が無い、というか突き止めるのは不可能ではないかというような話でした。
>塩味さん
確かに「駄目」>「らめ」くらいの変換なら探せば結構ありそうですからね。
なかなか語源を確認するのは難しいことでしょうなw
これのエロアニメ版で瞳役の声優の岡本麻弥がめちゃくちゃエロい喘ぎ声だしてましたww