2023年4月19日、そのアカウントの呟きに一部界隈がざわついた！

それはある呟きから始まった…

まず2023年4月19日の正午にTwitterに投稿された、この発言とアカウントを見てください。

何と『Wizardry（ウィザードリィ）【official】』と名乗るアカウントが、「Wizardryの公式Twitterを開設いたしました」と発言していたのです。これには私も

∑(ﾟДﾟ; )ｴｰｯ

と驚きましたが、次の瞬間には「悪質な釣りじゃね？」と疑いの気持ちが湧いてきてしまいました。というのも、この『Wizardry（ウィザードリィ）【official】』を名乗るアカウントが何者かまったく判断できなかったからです。

あなたはだあれ？

言うまでもなく「Wizardry」というのは、世界を代表すると断言していいコンピューターRPGシリーズであり、そしてまた言うまでもなく企業が著作権を持つ著作物です。

ということはもしこれが本当にオフィシャルなアカウントなのであれば、ツイート文なりプロフィールのどこかに「企業名」が入るのが普通なのでは？と思ったからです。

以前別記事でも書いたのですが現在正式なWizardryシリーズのうち#1～#5までの権利は不明状態となっており、唯一版権を所持しているのは日本の「ドリコム」という会社で、しかもそれは６～８までの物です。

【補足解説用】Wizardryシリーズについて

書庫 No.001 「Wizardryシリーズ」は、2021年で生誕40周年！！ ≫ＥＮＴＥＲ いらっしゃいませ！ こちらは、Wizardryシリーズの記事に載せる説明用のもので、Sir-Tech社による「Wizardryシリーズ」について...

towerofclassicgame.com

2021.06.20

なのでこのアカウントがどこかの企業によって運営されているとすれば、どこかにドリコムの社名が出てきてもいいのでは？と思ったのですが、それが見当たらなかったのです。

なので私は最初「悪質な釣りなのか？」と一瞬疑った、という訳ですね。

ただドリコムの公式Twitterを見に言ったら、このツイートをリツイートしていたので少なくとも版権元が認知はしているということは理解できました。

結局どういう事なんだってばよ？！

このツイートがされて以降、クラシックゲーム界隈は結構な騒ぎになりました。さっきも言いましたが、世界を代表すると断言していいコンピューターRPGシリーズ「Wizardry」ですから、それが界隈に与える衝撃は並大抵の物ではありません。

「新作発売か？」「リメイク？」など様々な意見や、憶測がTwitter上に散見されました。（中には「リメイク決定！」なんて確定情報のようなタイトルの記事もあったなあ…）

今後は解りませんがとりあえず現時点での結論としては直接アカウントを運営しているのがドリコムかはわかりませんが、ドリコムが版権を持っているWizardry作品のみに限らず、他のメーカーで発売しているWizardry作品（『ウィザードリィ外伝 五つの試練』など）も含めて幅広く告知していくのが目的のアカウントのようですね。

それを意味するかのように、4月21日にはSTEAM内で発売されているWizardry作品（６～８や「ウィザードリィ外伝 五つの試練」など）のリンクをまとめた特設ページが作られています。

もしかしたら今後はゲームだけでなく、Wizardry関連の書籍やイベントの情報なんかも扱ってくれるかもしれません。とりあえずWizardry作品好きならフォローしておいて損はないでしょう。

個人的な今後の希望

最後に、せっかくこのようにWizardryに関する新しいことが動き始めたので、差し当たってSTEAMのWizardry６と７を日本語対応にしてくれませんかねぇ？

ぜひお願いします。

余談ですが、本当は今回別の作品についての《クラシックゲーム既報》を書く予定だったんですが、完全にこっちの話題に食われてしまいましたねｗ

≫ＥＸＩＴ

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