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『カインドゥギャルズ ~口説き方教えます2~』

隠者の迷宮 B24

発売年:1987年
開発元:ハード
ジャンル:アダルトAVG
発売機種:PC-88、PC-98、FM-7、X1、MSX、X68000など

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今回はちょっと変わったアダルトAVG

突然ですが、アドベンチャーゲームには文字でコマンドを実際に入力して実行する「コマンド入力式」と、1980年代後半から主流になった一覧からコマンドを選択して実行する「コマンド選択式」の2種類があります。

入力の方法は違いますがどちらも「見る テーブル」などのように、名詞+動詞(または動詞+名詞)というような指定方法が基本でした。

同じようにアダルトAVGもコマンド入力式か選択式のものがほとんどで入力のルールも同じだった中、ちょっと一風変わったゲーム方式のアダルトAVGが存在しました。

それが今回紹介する「カインドゥギャルズ ~口説き方教えます2~」です。

「カインドゥギャルズ ~口説き方教えます2~」とは

本作は1987年に「はっちゃけあやよさん」や「美少女写真館」シリーズで有名な「ハード」から発売されたアダルトアドベンチャーゲームで、サブタイトルに「口説き方教えます2」とあるように同社の1986年の作品「口説き方教えます」の続編になります。

このゲームは簡単に行ってしまうといわゆる「ナンパゲーム」というやつで、ゲームに登場する5人の女の子と会話をしながら、最終的にエッチに持ち込めばクリアというものです。ただ、女の子との会話が他のAVGのように「話す」「見る」「聞く」とかそういうコマンドで進んでいくのではなくちょっと特殊でした。

みなさんも学校のテストで、
(問一)次の「 」の中を、適切な単語でうめよ
というような問題を一度は見たことがあるんじゃないでしょうか?

ゲームシステム

このゲームでの女の子との会話の進め方は、まさにその学校のテスト問題と同じで、
”画面に表示される文章の欠けている部分をプレイヤーが埋める”というものでした。

例えば画面のテキスト表示部に「ヘーイ彼女、〇〇してる?僕とお茶しません?」という文章が表示されると、画面の回答入力するエリアにその伏字と同じ数の文字が入力できるようになり、そこにこの会話に適している言葉をひらが(たまに英字)で入力します。

この例文で言えば〇〇は2文字なので二文字でこの会話に適した言葉、つまり”ひま”が正解となるわけですね。

ただし入力について濁点(半濁点)の存在にはちょっと気を付けなければいけません。

例えば画面に「いいのかなあ〇〇とで…」と表示されていたとき、伏せられている文字は2文字で正解は「ぼく」だと予想できますが、入力エリアには濁点(半濁点)も込みで3文字入力が必要になるので「ほ ゛ く」と入力するがあるんです。

入力する正解のうち、大抵の言葉は前後の文章から予想できますが中にはどう考えてもわからないものもあります。

例えばまったく前後にそんな情報もなけれな画面上にも描かれていない状態で、パンク風の女の子が飲んでいる飲み物を「ココア」だと当てるとかw
(予想できるかそんなもの!w)

このようにどうしても行き詰まってしまった場合には”ヒント”を使うことができます。
ヒントを使用すると”1文字だけ”正解を教えてくれるのですが、ヒントには使用回数の制限が有り使用回数をオーバーするとその女の子との会話は終了になり、強制的に次の女の子とのシーンに飛ばされます。

それでも1文字、2文字わかれば大抵のことは予想がつくので、ヒントが尽きてしまうこともそうそうないんですが、このゲームは正解と一字一句同じでなければクリアにならないというちょっと意固地(?)なところがありました。
みなさんも一緒に考えてください。例えば”女の子が田舎の親元から離れて一人でアパートに住んでいる”その状態を濁音含めて7文字で回答してください。

「ひとりく゛らし」が正解だって思いません?
ところが正解は「ひとりす゛まい」でそれ以外は認められないんです。
そんなもん意味は一緒じゃねえか!!w

サブタイトルに2ってついてるしね

さて最初に本作は「口説き方教えます」の続編だと話しましたが、その前作の方もシステムは同じテキストの穴埋めをして女の子との会話を進めていくシステムを使用していたので、「システムが珍しい」という意味ではそっちを紹介しても良かったのですが個人的な思い入れからこちらを選択しました。

というのもこの絵柄に当時かなりのインパクトを感じた記憶があったからです。

このゲームの画面を最初に見たのは、確か同年代の人にはお馴染み「月刊コンプティーク」の”ちょっとエッチな袋とじ”だったと思います。

確か「天使たちの午後II~美奈子~」も同じ時期だったかな?アダルトゲームのグラフィックが、今までののっぺりとした漫画チックな色の塗り方から、アニメチックな立体感のある塗り方に変わった頃で、この作品は絵柄もすごい独特だったのですごい記憶に残っていました。

ちなみにグラフィックを担当されたのは「尊辺友」という方で、ハードが発売した多くのゲームのグラフィックを担当していましたが、この作品あたりからガラッと絵柄が濃くなった気がしますw

最後に。

では最後に、この作品には姉御タイプやら不良やら様々なタイプの5人の女の子(いや正確には4人なのか…?)が登場しますが、個人的に好みだったのは「村上ケイコ(18歳)」でした。
5人の中では一番「普通」で普通に可愛かったですw

一緒のベッドに入ってこられて「信じてますから…」なんて言われても、
んなもん我慢できるかぁーーー!!

あ、でもこの作品が”実用的”かと聞かれると…好みが分かれるところであろうな!

そうそう、言い忘れてましたが。このゲーム、
ファミコンディスクシステムに移植されてたって知ってました?w

≫EXIT

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