夢幻戦士ヴァリスは今年で30周年!
≫ENTER
本記事を読み進める前に…
本記事を読み進める前に、以下の点についてご了承願います。
- 当ブログで掲載している画像の、著作権または肖像権等は各権利所有者に帰属致します。もし掲載に問題等御座いましたらご連絡下さい。迅速に対応を取らせて頂きます。
- 筆者は本作品において、100%の知識と十分なプレイ経験を持っているとは限りません。誤りがある部分については、コメントにて優しくご指摘よろしくお願いします。
- 記事に書かれている内容についてはあくまで投稿時の状況や筆者の認識であり、現在の状況や筆者の認識と必ずしも同じではない場合があります。ご了承ください。
優子のビキニアーマーの防御力は?
パソコン界にビキニアーマーヒロインを根付かせた作品「夢幻戦士ヴァリス」が間も無く発売30周年を迎える。そこで今回は特別に、この夢幻戦士ヴァリスにて主人公である「麻生優子」が身につけていた「ビキニアーマー」にスポットを当てて見たいと思います(それいつもの事だね、特別でも何でも無いね)。
さて、ビキニアーマーと言えば「あんな装備で戦えるわけない」「あんな装備に防御力があるわけない」などなど夢の無いことをよく言われますが、果たしてこの夢幻戦士ヴァリスの優子のビキニアーマーに防御力は有るのでしょうか?無いのでしょうか?
答えは、防御力なんて無い!
以上です、ではお疲れ様でした。
・
・
・
・
と、ここで終わってしまってはつまらないですね。ではなぜ防御力なんて無いにも拘わらず彼女は戦えたのでしょうか?ではここからは、その部分にスポットを当てて考えていこうと思います。
※ 注意 ここから私が述べることは、夢幻戦士ヴァリスシリーズ全体(某作品は覗く)を通して、私が勝手に解釈してこじつけたものです。当然ながら公式の見解とは異なると思います。それでも構わない、ネタとして楽しむという方だけ、先に進んでください。
この物語の始まりについて
ではまず、夢幻戦士ヴァリスについて簡単におさらいしましょう。夢幻戦士ヴァリスは、1986年日本テレネットよりパソコン用アクションゲームとして発売された作品で、その後も続編やリメイクが数多く発売された「日本テレネット」の代表とも言える作品になります。
その内容はと言うと、どこにでもいるごく普通の女子高校生「麻生優子」が「ヴァリスの剣」を手に、勝手に任命された「ヴァリスの戦士」として「ログレス」を初めとするこの世界を脅かす数々の敵と戦う、というものでした。そして、この時彼女が身につけていた(身につけさせられていた)装備が、このビキニアーマーだったのです。
このビキニアーマーは作品によって少しデザインが違ったりしていますが、金のビキニ、白のスカート、赤いスカーフ、そして肩アーマー、手甲、ブーツ、ベルトという基本的なパーツはほぼ統一されていました。
ではビキニアーマーの防御力の件に話を戻しますが、防御力を知る為にはその前にまず彼女が「なぜ戦えるようになったのか」を知る必要があるでしょう。
本作の主人公である麻生優子は、ある日の学校からの帰宅中、急に雨に降られたため商店の軒先で雨宿りをしていました。そこへクラスメイトの「桐生麗子」がやってきて「私は遠いところへ行くけど、あなたとはどこかでばったり会いそうな気がするわ」とよく解らないこと言って、彼女はどこかにいってしまいます。
麗子を訝しげに見送る優子。
すると何処からか突然見たこともない恐ろしい怪物が現れ、彼女に襲いかかったのです。あまりの出来事に身をすくめる彼女の目の前に、その時一振りの剣が忽然と現れました。そしてこの剣を手にしたと同時に、彼女は怪物と対等に戦う力も手にしたのです。
この時彼女の前に現れた剣、それが「ヴァリスの剣」でした。
セーラー服と「ヴァリスの剣」
さて、ここでまず覚えておいて欲しいのは、麻生優子は「ヴァリスの剣を手にした事で戦う力を得た」という事です。そしてこの剣を手にした時点の彼女の服装はビキニアーマーではありません。学校からの帰宅中であったため、ただのセーラー服だったのです。
と言っても某セーラー服美少女戦士のようにセーラー服っぽい戦闘用衣装ではなく、さっきまで彼女が着ていた本当に普通の学校の制服です。なのに彼女はこの格好で怪物と普通に戦い、怪物の攻撃を受けてもすぐには倒れることは無くなりました。
これは、どういう事でしょう?
私自身は着たことが無いのですが、もしかしたらセーラー服というものの防御力は、恐ろしい怪物の攻撃を防げるほど高いものなのでしょうか?それを解明する為に、私も一度セーラー服を着て…じゃなかった、ゲームシステムのほうに今度は注目してみましょう。
初代「夢幻戦士ヴァリス」のゲーム画面です。
この画面の下のところに水色のゲージが見えると思いますが、一般的なアクションゲームで考えれば、これは主人公の体力ゲージということになると思いますが、本作においては厳密にいうとちょっと違います。これは、「ヴァリスパワーゲージ」というものなのです。
このヴァリスパワーゲージは優子が敵の攻撃を受けると減少していき、敵を倒した時に稀に出現する「ジュエル」を取得すると増加していきます。さらに増加したゲージが右端まで達するとゲージのレベルが1上がり、逆に左端まで達するとレベルが1下がってしまうのです(レベルの値は右下に)。
つまりこのゲージは、「レベル」というかたちで蓄積させるさせることができる訳ですね。またこの蓄積されたレベルは、優子をパワーアップさせるアイテムを取得した時に、その代償として数レベル(物によっては数十レベル)分消費してしまいます。
そして蓄積されたレベルが0の時にゲージが左端に達してしまうとゲームオーバー。優子はあっさり死んでしまうんです(直接的に死ぬという表現はされていないが)。
つまりどういうことだってばよ?!
ここまでの内容をまとめると、以下のようになります。
- 優子はヴァリスの剣によって、戦える力を手にした。
- 優子は最初、ただのセーラー服で戦っていた。
- それにもかかわらず、敵の攻撃をある程度防げていた。
- 敵の攻撃を受けると、ヴァリスパワーゲージが減少する。
- ヴァリスパワーゲージが無くなると、優子は死んでしまう。
つまりここから導き出される回答としては、セーラー服には防御力などは無く、ヴァリスの剣が自身が持っている「ヴァリスパワー」で、優子の体を強力な「防御幕(フィールド)」で包んでいるのではないか?
そして攻撃によりフィールドが弱まるのでヴァリスパワーを消費してフィールドを修復している、ということが予想できます。
さらにそう考えれば、数々の死闘を潜り抜けた優子がラスボスである「ログレス」の前に立ったとき、優子の体にもビキニアーマーにも傷どころか汚れひとつ付いていなかったこと、そして戦いが終わって戻ってきた優子のセーラー服にも傷も汚れも無かったことの理由付けになりますね
そして恐らくこのフィールドは、怪物の攻撃によって優子の体や服に直接傷が付くことは防いでくれるものの、攻撃から来る衝撃については完全に吸収できるわけではないのでしょう。その為、ゲーム中に敵の攻撃を受けると、優子は後ろに少し吹っ飛ばされる(ヒットバックする)のではないかと思います。
防御幕ね、なるほどなるほど。
…
…あれ?
ということは?
つまり?
防御幕があるんなら、別にビキニアーマーじゃなくてもセーラー服のまんまでも良かったってことじゃないですかやだー!
これは困った、ビキニアーマーの防御力を調査していたら、とんでもない事実にぶつかってしまった。
どーしよう?ということで、次回は「ビキニアーマーであることの意味」について説明していこうと思います。
ではまた次回!!
≫EXIT
お疲れ様でした!
今回の記事はどうだったかの?何か感じた事があればどんなことでもコメントに残してくだされ。それと当ブログは以下のブログランキングに参加しておる。クリックして貰えるとわしの「やる気」がめちゃアップするぞい!
いつもバナークリックや拍手していただいて、誠にありがとうございます!
コメント
コミックでも、麗子が「戦士の体は頑丈」って言ってましたし
あのアーマーに防御力があるって感じじゃなかったですね。
防護フィールド説は、もう鉄板と言ってよいほど
ビキニアーマーの理由付けになってますねw
なんかのラノベでは、ビキニアーマー以外の衣服を身に着けると
防護魔法が阻害されて、防御力が無くなるとか理由つけてましたしw
精霊は金属を嫌うから精霊魔法の使い手やエルフは軽装というのと同じくらい
ファンタジー界では常識になってるかもしれませんねw
異次元を渡るために必要な装備だったりして。
そもそも誰が用意した衣服なのかという疑問も。
ヴァリアの趣味かおさがりとかそっち方面でも妄想できますね。
>神楽さん
いやー、コミック版の優子の体は本当に…エロ…頑丈そうでうすよね!
>猫かつおさん
これからどんどん寒くなりますね。
風邪など引かないように…。
>もののふさん
そうですね、回避タイプではない場合、大抵のビキニアーマーは防御フィールドタイプでしたね。
ビキニアーマーではないんですが、プリキュアなんかも防御フィールドですし。
>なおっきーさん
そうなんですよね。定番なんですよ。
でもビキニアーマーの話題になると、それは無視されて実際の防御力の話しになるんですよねー。なんで改めて説明しようという目論みもあります。
>MA2さん
もしかしたら、ヴァリアも若い頃はビキニアーマーでログレスと戦ってたのかもしれませんなw
そういうストーリーの漫画とかください!(誰に?
『夢幻戦士ヴァリス』生誕30周年の今年の12月も今日でおしまい、私は1987年8月21日に発売されたFC版から『ヴァリス』の存在を知りファンになりました、ファンになって30年、1987年当時、小学4年生だった私も2017年の11月で40歳、『ヴァリス』とは30年のつきあいになりますね、プロジェクトEGGではFC版は配信されていませんがメーカーの徳間書店と和解して配信出来る様にして頂きたいですね、FC版の全ての音楽を収録したCDはプロジェクトEGGから発売されていますので、番宣アニメの方もDVD化して欲しいですね、管理人さん、良いお年を…。
>義行さん
いやいや、まだまだ30周年の最初の月が終わったにすぎません。
まだまだ来年も推していきますよー!
庵野監督作品でもあるFC版のPV、ぜひ綺麗な画質でちゃんと見たいですね!