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『ラストハルマゲドン』まさにRPG界にハルマゲドンを起した作品…というのは言い過ぎ?

ゲームシステム

まずメイン画面についてですが、本作はいわゆる「ウルティマ」や「ドラクエ」のようなトップビューのフィールド移動タイプになっていました。マップ上には進行不能の山や水に弱い魔族がダメージを受ける海などがありますが、パーティーに空を飛べる魔族がいる(生存している)場合は飛んで越えることも可能です。

本作ではマップ上をうろうろしても、他のRPGのように町も城も見つけることはできません(石版程度)。

それもそのはずこの世界には生命が存在しないのですから、それらが生活するような町も城も存在しないのです。ではRPGにつきものの宿屋での体力回復や、武器屋、道具屋での買い物はどうするのでしょうか?

HPの回復についてはゲームのスタート位置である「魔界」に戻れば1日に1回だけ回復(死亡以外の状態異常含む)してくれますが、それ以外は道具か魔法に頼る以外ありませんでした(武器や道具の購入については後述)。

さて今1日1回という説明をしましたが、本作ではフィールド上を歩く毎に時間が経過するようになっており、その時間が一定時刻を過ぎると強制的に昼パーティと夜パーティが交代します。

そして日付が毎月1日になると「サルバンの破砕日」となり、サルバンの破砕日パーティと交代になるのです。

エモノがいたぜ!(戦闘システム)

実行したコマンド別に経験値が入る

フィールド上を移動していると、ランダムエンカウントで敵エイリアンたちと遭遇し、
「エモノがいたぜ」
のメッセージとともに、画面が戦闘システム画面に切り替ります。

そしてこの戦闘システムが本作の「味」というか非常に好き嫌いの分かれるところでもありました。

というのも、戦闘のコマンドそのものは特にこれまでのRPGと比べても大差はありません。割と普通なんです。しかし他と大きく違っていたのは戦闘後に得られる経験値が各キャラ一律ではなく、戦闘で実行したコマンドに該当する能力に経験が入るというものでした。

このシステムも当時結構珍しかったですね(ザナドゥには武器ごとの経験値とかありましたけど)。

モンスターには、体力・攻撃力・気力・敏捷性・防御力・悪運・魔力といったパラメーターがあり、それぞれに経験値とレベルが設定されています。そして接近攻撃を行えば体力や攻撃力など、防御を行えば防御力、魔法を使用すれば魔力に対して経験値が入り、その値が一定値に達するとそのパラメーターのレベルが上がります。

バランスを考えて戦闘しよう

ただし実行コマンドに対応する経験値が入るのは、あくまでそのコマンドに「効果があった」場合のみというのが注意点であり、いくら攻撃しても敵に攻撃が当たらなければ経験値は入らない、同様に防御しても敵に攻撃を受けなければ経験値は入りませんでした。

例えばパーティの中に魔法の強いキャラがいたとしても、だからといって魔法攻撃ばかりさせているといつまでも体力が上がらないし、防御もさせないと敵の攻撃に対して脆いままになる。

さらにがんばって育てて全体攻撃できるようになると便利な一方それが強すぎて他のキャラが育たなくなるなど、育成の全体的なバランスをとるのが難儀というかめんどくさかったため、そういうのが嫌いな人にはウケが悪いシステムだったと思います。

また最初にも言いましたが、本作には時間の概念があり時間により昼・夜・サルバンの3パーティが強制的に入れ替わります。

昼と夜のパーティは半日ずつ交代なので育成スピードも同じくらいになりますが、月に1回しか交代しないサルバンのパーティはどうしても昼夜より成長が遅れてしまうため(時間は10日分だが)、遠征して強いエイリアンがいるところで「サルバンの破砕日」がくると一瞬で全滅させられてしまうようなことにもなってしまいます。

よく似た戦闘システムのRPG

※画像はFC版ファイナルファンタジーII

さて、ここまで書いて「あれ?」と思った方もいるかと思います。そうこの戦闘システムは、あの名作RPG「ファイナルファンタジーII」の戦闘システムと非常に似ているんですね。

ですが一応言っておきますと、ファイナルファンタジーIIは1988年12月発売なのに対し、本作は同年1988年7月発売と半年ほど早いので安易に「パクった」と断定はできないでしょう。別の記事でも言いましたが、こういう内容が類似している作品については単純に発売日で比較しても、企画や開発期間というのもありますからね。

改めて並べてみてみると、戦闘画面もなんとなく似てますねw

装備とかアイテムはどうするの?

さてエイリアンとの戦闘が終わるとそれぞれの行動に対応する経験値と「ジン(塵?)」が手に入ります。

これは倒したエイリアンの体から採取されたなんらかの物質らしいのですが、これが本作においての「お金」に類するものとなり、さらに最初に話した武器屋と道具屋の存在に関係してくることになります。

何度も言いますが、この世界は生命が絶滅しきった状態なのでどこかで誰かが武器や道具を売っているということはありません(正確には無いことも無いけど…)。であれば、RPGにはつきものの武器や防具、そして道具というのはどうやって手に入れるのか?

その答えは、自作です。

魔族にはそれぞれ「特性」というものがあり、ある魔族は特性として「武器作成」や「道具作成」というものを持っているものがいます。

その魔族に必要な武器や道具を先ほどのジンを使用して作らせることができるのです。ですがせっかく作っても、その魔族が武器や防具を装備できる特性を持っていないと装備することはできません。

だってスライムが武器とか防具を身につけられるわけ無いでしょ?w
じゃあそういう魔族は、ずっと武器防具を装備できないのか?っていうと、そういうわけでもないのです。

よくファンタジーRPGなどでは、キャラクターのレベルを上げていくと「転職(クラスチェンジ)」という自分の職業の上級職や全く別の職業に変わることが可能なものが多いですよね?しかし本作ではキャラクターが「魔族」なのでクラスも職業もありません(おばけにゃ学校も試験も無いといいますしw)。

しかし本作にはその代わりに「進化と合体」というものが存在するのです。

進化・合体システム

特性は変わらない「進化」

進化と合体について、12体いる魔族の1体「ハーピィ」をちょっと例にとって説明しましょう。ハーピィは初期段階で「飛行能力」という特性のみしか持っていません。また武器や防具も装備することはできません。

ハーピィは戦闘を繰り返し総合レベル(各パラメーターのレベルが一定数になると上がる)が5になると「グレートハーピィ」、総合レベル9で「グリフォン」、総合レベル13で「フェニックス」に進化します。

※画像はPCエンジン版より

しかしこの進化の過程ではハーピィは能力的に強くなってはいますが、特性としては変わらず飛行能力しか持っていませんし、武器防具も装備はできません。

特性を付け加えられる「進化」

しかし魔族は総合レベルが17と34のときに他の魔族の細胞とを取り込んで「合体」することができるようになります。そしてこの合体を行うことで、魔族は合体した魔族の特性を自分のものにすることができるのです。

例えば総合レベル17ハーピィが(正確にはフェニックスですが)A.スフィンクスと合体すると「イーパクス」という魔族になり、もともとの特性である飛行能力に加えてA.スフィンクスの特性「道具作成」と「魔界への帰還」を習得できます。

さらにこのイーパクスが総合レベル34になってスケルトンと合体すると、「イスケルパ」という魔族になりこれまでの特性に加え「毒無効」の特性と武器防具の装備が可能になるのです。

ただしこの合体には1つデメリットがあり、合体することによりその魔族の「弱点」も引き継いでしまいます。

ただしデメリットも…

火に弱い特性をもつ魔族が水に弱い特性を持つ魔族と合体すると、火にも水にも弱いという困った状態になってしまうんです(ただし弱い特性と強い特性が合体した場合、強い特性が勝つ)。

なのでその魔族の能力を強化するために、どの魔族と合体させて特性を取得していくのかをしっかり考えて育てていかなければ駄目で、これがちょっと面倒ではあるのですがこの合体システムこそが本作の「肝」であり「楽しさ」であったことも確かなのです。

あ、そうそう。合体に関してもう一つデメリット的なものがありました。
合体する相手に「スライム」を選ぶと、

※画像はPCエンジン版より

確実にグロく変化するんです。
もうお前の方がエイリアンだよ!って突っ込みたくなるくらいにねw

最後に

さて、前回と今回二回にわたって「ラストハルマゲドン」についての紹介を行ってきましたが、本作が当時のドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどの正道ファンタジーRPG全盛の時代に、その世界やシステムがどれだけ「特異」な存在であったかを少しは感じていただけたでしょうか?

しかし本作は世界観やシステム部分だけでなく、そのストーリーそのものも相当特異なものでありました。しかしそこについて触れはじめると、私の文才ではもう1、2回は記事を書かないと伝えられないと思いますw

なのでここに予告します。近日中に
「ラストハルマゲドン」のプレイ日記を開始すると!(クリアできるか不安

ただし「ある目的」のため、PCエンジン版「ラストハルマゲドン」のプレイ日記とさせていただきます。そこは御了承ください。というわけで、紹介記事自体はここまでということで、今度はプレイ日記のほうでお会いしましょう!

≫EXIT

お疲れ様でした!

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コメント

  1. MA2 より:

    今見てもサイケデリック。
    自分的にはディスクの枚数の多さが際立ってスルーしたゲームとして記憶に残ってます。
    なんというか、入れ替えの頻度がどの程度か知らないのですけど、5枚程度が快適にプレイする限界と当時、感じてたのでプレイするのに総ディスク枚数も重要でした。
    あと、スライムが知性をもったアメーバ的な何かとしても覚えてます。
    こいつモンスターじゃなくてエイリアンじゃね?みたいなw

  2. XTC より:

    どーでもいいですけどお遍路さんは48じゃなくて88ですね。
    四国だけでなくまねしてあちこちにあります。
    観音さんだと33とかいうのもありすが。
    ほんとどーでもいいですね(^^;)。
    ラストハルマゲドンはOPだかの音楽がよかったですねぇ。

  3. K より:

    これはむしろプレイ日記を見てみたい内容ですね!
    魔物たちの水滸伝的な話なんでしょうか。

  4. ソンゴスキー@れとろげ より:

    >MA2さん
    そうですねー、FD枚数が多いことでも話題になった作品でした。
    機種によっては枚数が少ないのもありましたが、確かに当時はいちいちディスクを入れ替えるのって地味にストレスだったんですよねーw
    モンスター達は最初はともかく、合体するようになると完全にエイリアンでしたw

  5. ソンゴスキー@れとろげ より:

    >XTCさん
    > お遍路さんは48じゃなくて88ですね。
    あああああ!!これは完全に勘違いでした。
    というかラスマゲの製作者である飯島さんの「四八(仮)」という作品の事が頭にあったから、勝手に誤変換されたんでしょうねw
    直しておきます。ありがとうございますー。

  6. ソンゴスキー@れとろげ より:

    >Kさん
    実はプレイ日記でやりたいと思っているんですけれど、他にもやってるものがあるのでやるにしてもちょっと後になるかもしれませんね。
    水滸伝的かどうかは…そのときに確認してみてください(やるかわからんけどw

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