隠者の迷宮 – B15
発売年:1993年
開発元:アリスソフト
ジャンル:恋愛SLG
発売機種:PC-98、FM-TOWNSほか
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「あゆみちゃん物語」とは

『あゆみちゃん物語』は1993年にアリスソフトから発売されたアダルトシミュレーションゲームで、現在では定番ジャンルといってもいい”調教系”のはしりと言われている作品です。
当時定番ジャンルだったアダルトAVGのようにストーリーを追いかけてエンディングへ行く間に用意されているグラフィックを見ていくというものではなく、ストーリーもなくエンディングもなくただ主人公が彼女と”毎日学校でエッチを繰り返すだけ”という非常に珍しいものでした。
どこかシミュレーションゲームなのかという部分については後述します。
ストーリー

主人公である”浩一”は同級生であり学校でも人気の美少女”あゆみ”に恋をしていた。
ある日浩一は勇気を振り絞ってあゆみに告白する。
実はあゆみも浩一のことを想っていたということで二人は恋人同士となったのだが…。
一緒に勉強したりお弁当を食べたりの清く明るい交際に耐えられなくなった浩一は、ある日重大な決意をする。
そう今日こそあゆみと…”エッチ”するのだ!と。
「あゆみちゃん物語」のゲームの流れ

ゲームが始まると主人公は、恋人であるあゆみを放課後の体育用具室に呼び出し、あゆみとの”行為”に至るわけですが、ここからプレイヤーは主人公となり、画面の右側に表示されるいくつかのコマンドであゆみに命令したり、”行為”を実行したりします。
そしてコマンドを選び命令を実行すると、その命令や行為に則したエッチなグラフィックとテキストが表示されるというわけです。
コマンドのなかには選択後に分岐するものもあり、例えば最初のコマンドで”触る”を選ぶと、次に体の部位がコマンド一覧に表示され、”どこを触る?”という選択になります。この場合も選択した位置によってグラフィックが変わったりします。
そしてこれをひたすら条件が許す限り、繰り返すのです。

ここまでの内容だと、ゲームとしてはAVGっぽいと思ったのではないでしょうか?なので一応本作のジャンルをSLG(シミュレーションゲーム)とした理由を説明しましょう。
まずこのゲームには、パラメータが3つだけ用意されていました。それは、あゆみの”興奮度”と”耐久度”、そして主人公の”精力”です。
あゆみはエッチな事を命令されるたびに”興奮度”が上昇し、興奮度が50を超えると”淫乱化”します。
しかし同時にあゆみの体に負担をかけるような無理な行為を続けると、あゆみの”耐久度”が低下し、0になるとエッチは強制的に中断されてしまいます。さらに主人公は”出す”ことで”精力”が低下し、これも0になると強制的に中断されてしまいます。

より激しい行為ほどあゆみの興奮度は上昇しますが、その分あゆみ自身、そして自分自身への負担も強くなるので、いかにお互いが酷く消耗しない程度に効率良く興奮度を上げて、あゆみを淫乱化させるかという戦略が必要になるんです。
ここが本作のジャンルをSLGとした理由になります。
ゲームが進んでいくと、それに応じて2人の耐久度と精力の最大値も上昇していったので、後半はそう簡単にエッチが中断されてしまうようなことはなくなりますが、それに応じて激しい行為も増えていくので、そちらばかりに夢中になっていると、すぐに中断という結果になってしまいます。
ちなみになぜ淫乱化を目指さなければいけないのかという理由は、淫乱化すると今までと同じコマンドを実行しても、グラフィックやテキスト内容が変わるからです。

エッチが中断されるか、自分で終了させたらその日のあゆみとの行動は終わりになりますが、その日の最後にエッチな雑誌やあぶない道具を購入したりすることで、次の日以降、あゆみに命令できるコマンドが増えるようになります(それ以外にもエッチの最中に、急に新しいコマンドが増えることもある)。
もちろんコマンドが増えれば、それと同時にエッチなグラフィックとテキストも増えていきます(使い回しも多かったけど)。本作にエンディングが無いので、どんどん行為を増やして実行していってグラフィックの達成率を100%にするというのがひとつの目的(エンディング)だったといってもいいかもしれません。
休日にはデートもできる!

さて、本作では7日毎に休日となり、あゆみをデートに誘うことができます(誘わなくてもOK)。
その場合、ちゃんとデート用のグラフィックも用意されているのですが、なんといっても”アダルトゲーム”ですから、これが健全なデートで終わるわけがない、というのはお約束でしょう。
先ほどパラメータの話ではしませんでしたが、パラメータには主人公の”鬼畜度”というものもありました。たまに発生する、あゆみとの会話やデートでの行為選択により上昇下降するのですが、これが増えるとどうなるのかは…よくわかりませんでした。
淫乱化と同じように、コマンド、あるいはテキストが変わるのだと思いますが。
《最後に》非常にコスパの良い作品でした

さてこのゲームは、当時かなり斬新なゲームシステムであったのと、次から次へと新しいグラフィックが出てくるということもあり、相当楽しめる作品だったんですが…。
やはり日数が進んでいくともうほとんど新しいグラフィックは出なくなってくるので、結局ずっと同じ事の繰り返しになってしまいどうしても飽きてしまいます。
私も当時達成率95%とか、そのくらいまでやって飽きました。まあそれでも十分過ぎるほどに楽しんだけどね。
当時のアダルトゲームの中でも、本作のコスパはすごい高かったんじゃないかなと思います。アダルトゲーム界の名作といっても過言ではない、そんな気がします。
それはそうと…こんな話を知っていますか?じつはこの「あゆみちゃん物語」には…『実写版』があったそうですよ…。
マジで。
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