『バトルスキンパニック 9821』

隠者の迷宮 – B7

発売年：1993年
開発元：ガイナックス
ジャンル：カードゲーム
発売機種：PC-9821

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「バトルスキンパニック」とは

1989年にPC-88用に発売された「バトルスキンパニック」のPC-9821用リメイク版です。
一応ジャンルとしては一応「カードゲーム」になるのかな？

ちなみにゲームを始めると、いきなりこんな渋いデモが始まります。
「あれぇ？ゲーム間違ってるんじゃないか？」と誰もが思った事でしょうねｗ

あとガイナックス作品は毎度ですが、一応本作はアダルトタイトル作品ではありません（R指定）。

ストーリー

ストーリーは、主人公が「裸神活殺拳」の伝承者「坂東ミミ」とともに、裸神活殺拳の伝承者の証を狙う刺客たちと戦っていく、というものでした。

「裸神活殺拳」とは…古代から中国に伝わる「と言う」伝説の拳法で、肌の露出度が高くなるほど、強力な力を発揮できる、すなわち「脱げば脱ぐほど強くなる」という拳法なのだ！

( ﾟДﾟ) ﾅ、ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ（棒

「バトルスキンパニック」のゲーム進行

ストーリーモードは、前回扱った「電脳学園Ⅲ トップをねらえ！」とほぼ同じ、コマンドが移動、見る、話すだけの簡素なアドベンチャーゲームのシステムを使用しています。

R指定なだけあって、ストーリーモードでもちょっとえっちぃ描写が盛り込まれています。

ストーリーモードで敵と遭遇すると、カードバトルが始まります。
戦闘はターン制で、ランダムに配られるコマンドカードの中から、お互いに一枚ずつ選んで実行して行くというものです。

カードにはまず基本コマンドの「攻撃」「防御」「回復」などがあります。カードに付いている数字は、コマンドを実行した時の「威力」を現しています。それ以外に、

「恥」…相手を罵倒し「恥」を上げる。
「無恥」…自分の「恥」を下げる。
「全快」…HPを全回復する。
「JOKER」…必殺技（効果はランダム？）を使う。

そして、「脱衣」…服を１枚脱ぐ。
がありました。

この「 脱 衣 」というカードがこのゲームの「キモ」で、脱衣して肌の露出を多くすれば「裸神活殺拳」の効果でキャラクターの攻撃力が大きく上昇します。
しかし同時に服を脱いだ事で、防御力が下がり、羞恥心（恥）が上昇してしまいます。

恥が一定値になると、恥ずかしさのあまり戦闘不能になってしまうので、あまり一気に脱ぐことはできない、「無恥」のカードなどで恥の値を下げつつ脱いだり、ここでトドメ！と言うときに脱ぐ、なんて戦略が必要になるのかもしれません。

右も左も「裸神活殺拳」の使い手！？

敵も味方も「裸神活殺拳」の使い手（即席もいる）なので、向こうも脱衣で強化してきますし、こっちも結構ギリギリまで脱ぎます（画像はなぜか戦う事になっちゃった主人公ｗ）。

しかし何がかわいそうかって、この裸神活殺拳の伝承者「坂東ミミ」っていう女の子が、
この戦闘を「好きな男の子（主人公）」に常に見られてる
って事だよね…。

不幸すぎる…、そりゃ普通の女の子に戻りたがるわｗ