元帥の塔4F/No.0022
発売年:1984年
開発元:アスキー
ジャンル:戦略SLG
発売機種:MSX、PC-88、ファミコンなど
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「ボコスカウォーズ」とは
♪すすめー、すすめー、ものどーもー
じゃまなー、てきをー、けちらーしー
すすめー、すすめー、そしてー
オーゴーレース、たおすのだ!
というゲームである。 ~おわり~
…という訳にはいかない。でも書く事もそんなには無い。(んじゃなんで選んだw
「ボコスカウォース」は、1984年にMSXで発売されたアクションRPG(らしい)である。(実際はシミュレーションゲームといったほうが近いかもしれない)
もともとはアスキーが主催するソフトウェアコンテストで優勝したX1用のゲームで、それがMSX用に移植して発売され、1985年には、PC-6001mkII、PC-8801、PC-9801、FM-7、ファミコンにも移植された。
国家存亡の危機は「運」で乗り切れ
ゲームは自分がスレン王となって自軍を指揮し、捕虜となった味方を助けつつ自軍を強化、敵軍を倒しながら進軍し、最終的に敵軍バサム帝国の王「オゴレス」を倒せばクリアとなる。
とココだけ聞けば、いかにも戦略シミュレーションっぽい臭いがするのだが、実際はかなりの「運ゲー」である。
画面の左側から現れる敵軍の兵士と、自軍のユニットが接触すると戦闘になるのだが、スレン王以外のユニットの戦闘はランダム要素が多く戦略とか基本関係ないw
一応ユニット同士の相性があるらしいのだが、基本関係ないw
背後から攻撃すると有利とか言う話もあるが、基本関係ないw
味方ユニットは敵に3勝すると、兵卒→重兵卒、騎士→重騎士にクラスアップするが、結局運しだいなので、運よくクラスアップしたユニットも運悪く一瞬で死ぬ事がある。
国家の存亡は『運』にあり!なのだ。
部隊の操作が複雑で…
このゲームの難易度を上げているのは、この「運」という要素もあるが、もうひとつに指揮する兵の操作方法がある。
ユニット切り替えボタンを押すと、スレン王のみ、兵士のみ、騎士のみ、全員という順に切り替わるのだが、この時対象である全員が押したキーの方向に同時に動くのだ。
しかし障害物に引っ掛かるユニットがいると、そいつを救出しようとあれこれ操作する一方で、今度は引っ掛かっていない別のユニットたちがどんどん先に進んでしまったり、更に別の障害物に引っ掛かってしまうヤツがいたり、画面の見えないところで敵軍に袋叩きにあってしまったりと、あっちこっちで大変な事になってしまうのである。
もう国王と軍団と言うより、小学生と引率の先生での遠足だ。せめて「隊列(陣形)を組む」とかの命令コマンドがあれば良かったのだろうが、あの時代のゲームにそこまで求めるのは酷というものであろう…。
≫EXIT
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