元帥の塔 34F
No.0256
≫ENTER
いらっしゃいませ!

管理人じゃ。

謎の妖精よ。

さて今回紹介するのは個人的に取っつきにくさを感じていて、今まで手を出せずにいた作品を紹介しようと思うぞい

あー、確か年末の挨拶でそんなのがあるって話してたわね?

そうじゃな。
そしてその作品は、ゲーム性において別会社のある有名作品と非常によく似ていることでも知られているんじゃよ

それって、パクr…

いや確かに似ているんじゃが、そういう話ではないという事も含めて今回はこの「アトラス」という作品を紹介していきたいと思うぞい。
では入るがよい、元帥の塔 34Fじゃ!
本記事を読み進める前に…
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概要

「アトラス(THE ATLAS)」は、1991年に「アートディンク」から発売された15世紀の大航海時代を舞台としたシミュレーションゲームです。
ポルトガル国王「アフォンソ五世」はこの世界がどういう姿をしているのかを知るために、一人の貿易商に世界のまだ知られていない未知のエリアを調査するよう命令を出しました。
プレイヤーはその貿易商となって世界の未確認エリアに探検船団を派遣したり、様々な都市と貿易を行ったりしながら、「世界大地図帳(ワールドアトラス)」を完成させるのが目的です。
本作はそのゲーム性が、1990年に「光栄」より発売された「大航海時代」に類似していたものの、視点をそれとは大きく変更した事で独自の魅力を引き出すことに成功した作品と言えるでしょう。
「アトラス」は何をするゲームなのか?
本作は、「A列車で行こう!」や「ルナティックドーン」などでお馴染みの「アートディンク」作品なのですが、今名前を挙げた2作品同様にちょっと”取っ付きにくさ”を抱く部分があり、中々手を出しにくく感じられる作品かもしれません。
なので本記事では、できるだけ解りやすく本作「アトラス」とはどういうゲームなのか?について紹介していきたいと思います。
ゲームの目的
主人公である貿易商は15世紀のポルトガル国王「アフォンソ五世」から、5年以内にポルトガルの首都「リスボン」から南方1000リーグ(約23万㎢)の未確認エリアの調査をするように命を受けます。

本作においてゲーム開始した時点では、まだリスボンを中心としたヨーロッパ周辺しか地図上では確認されていません。
従って本作でのプレイヤーのやるべき最重要な事としては、地図上の未確認エリアに探検船団を派遣して新たな大陸や島々を見つけてそれを地図上に書き込んでいく事、ちょっと大雑把に言うと未確認エリアを減らしていく事になります。

”未確認エリアの探索”というワードは、やっぱり冒険心をくすぐるのう…

ワクワク!
探検船団を派遣してみよう!
探検船団派遣の手順
では実際に。本作の基本となる探検船団の派遣を行ってみましょう。

プレイヤーの拠点となるリスボンには「商館」があり、ここでは船の購入や売却、探検船団の編成や派遣、貿易航路の開設などを行う事が可能です。
まず最初にこの商館で、必要な数の探検船を購入し「船団」を編成しましょう。

船団は主人公が購入した探検船によって最大8隻まででの編成可能で、その隻数が多いほど航行可能な距離が伸びます。
そしたら次は、編成した船団がこれから取る「航路」を設定しましょう。

出発港(リスボン)を起点として地図上にマウスカーソルで点を置いていくと、点と点の間が線で結ばれていきます。これが船団の取る航路になっていくので、そのまま航路を目的地(未確認エリア)まで引いていきます。
これを「探検航路」と言い、引いた航路の総距離によって航海日数が算出されます。ですが航路は船団の航海可能日数の半分までしか引くことが出来ません。

これは船団が港に戻って来る”復路”に要する日数分の物資が不足するためじゃな

無理な航海ダメ絶対!
船団の航路を設定したら、最後に船団を指揮する「提督」を任命しましょう。

船長はリスボンに複数名いますが彼らにはそれぞれ能力値が設定されており、これがこの先の航海の結果に関わってきます。因みに能力の低い提督でも、航海を繰り返すさせる事で成長させることも可能でした。

ここまでの設定を完了することで、船団はすぐ港を出港して目的地への航海に出ます。これで探検船団の派遣は完了です。
より広い世界を探検するためには
因みにリスボンを出発港とした場合、仮に船団の隻数を最大にしても航行可能な範囲には限界があります。これについては2つの解決方法が用意されていました。

一つは航路の途中にある都市に「寄港」し、そこで補給を受けたうえで目的地を目指す方法。そしてもう一つは航路の途中にある都市に「商館」を建てて船長や船団を駐屯させ、そこを出発港とする方法です。
この二つのうちどちらかの方法とる、または組み合わせる事で航行可能な範囲を大きく広げる事が可能でした。

探検船団の派遣については、こんなところじゃな?

ところで…主人公はこの後どうするの?
ところで”主人公”は何をする?
ところで、船団は出発していきましたが肝心な主人公は何をするのでしょうか?船団に着いていって一緒に探検を行うのでしょうか?答えはNOです。
本作において主人公は探検船団には一切同行しません。それどころかゲーム中、主人公はなんとリスボンから一歩も外に出ないのです。では結局主人公は船が出港した後何をするのか?それは、
主人公は探検船団を派遣して、帰港した船団の「報告」を聞くだけです。

お前は探検出ないんかい!w

そこがまさに本作の”キモ”の部分じゃな

本作では、コマンドウィンドウを開いている時以外は常にゲーム内の時間が1日単位で進行するようになっており(画面の右下に年月日が表示されている)、派遣した探検船団の航海日数が経過すると船団はリスボンに帰港します。
そうしたら帰ってきた船長より、航海中に起きたトラブルや、遭遇した現象、そして未確認エリアで発見した陸地や都市といった航海記録の報告が始まりますので、それを聞きましょう。

そしてこの報告を信じて「記録する」ことで、今まで未確認エリアだった海域や陸地の情報が主人公の地図帳(つまりゲーム画面)に記述される事になります。
以上の流れを繰り返していき、「世界大地図帳(ワールドアトラス)」の完成を目指す。これが本作「アトラス」の大きな目的であり、主人公の重要なお仕事でした。

なるほど主人公の目的は探検じゃなくて、その結果を聞いて地図を描くことなのね?

そうじゃな。じゃが、それだけが主人公の仕事では無いんじゃよ
お金を稼ぐことも大事な仕事
さてここまで探検船団の派遣について説明しましたが、当たり前ですがその船団の派遣はタダで行えるものではありません。

船の購入費、船長への報酬や航海にかかる経費、また新たに商館を建てた場合には毎月の維持費もかかります。
プレイヤーにはゲーム開始時に金貨20万枚が与えられますが、それも船団を派遣し続けていけばすぐに底をつくでしょう。つまり出ていく「出費」に対して、それを補う「収入」を得る必要があるのです。

ん、なんか急に面倒臭い話になってきた?

じゃがこれも本作の大事な部分なんで、まあ聞きなさい
国からの援助金
まず最初の収入源は、国王からの援助金です。

国王とは最初5年間の契約が結ばれていて、契約期間中は毎年援助金として金貨1万枚が得られます。また探検船団による未確認エリアの調査が順調であれば援助金は最大6万枚まで増えます。これは定期的な収入と言えるでしょう。

国王との契約は5年なんじゃが、それまでに成果が上げられれば契約は更新されるぞい

やはり援助金は収入として大きいから、打ち切られたくは無いわね…
貿易による利益
次の収入減は「貿易」による利益です。

リスボンや他の都市に商館または「貿易所」がある場合、探検と同じようにそこで貿易船の購入と貿易船団の編成が可能です。
地図上の都市や集落にはそれぞれ「交易品」というものが決められており、貿易船団は商館か貿易所のある都市から他の都市(または集落)との間を往復して交易品の買付・販売を行うことができました。

これを「貿易航路」と言い、航路の設定は探検船団の時と同じようにして設定できます。また交易船団も最大8隻までで編成が可能で、隻数が多いほど多くの交易品が運べます。
因みに探検船団が新たな都市などを発見している場合、それらの都市とも新たに貿易を行う事も可能でした。
このように都市間で貿易を行う中で、貿易航路での船団の運行にかかった費用と交易品による利益の差額がプレイヤーの収入となります。

ちなみに、貿易航路は一度設定すると永遠に貿易を続けてくれるので便利なんじゃが、もしその貿易航路の収入がマイナスだったりすると…

赤字垂れ流し航路になる訳か…怖いわね

交易品が取れなくなって、買えるものがなくなることもあるからのう。収支はマメに確認しておかないといかんな
世界に眠るお宝
そして最後の収入減は「宝物」の発見です。

お宝!!!

既に発見されている陸地では、稀に宝物を発見できる場合があります。ただし通常のゲーム画面からではそれを探し出すことは恐らく不可能だったでしょう。
本作では、通常画面に表示されている地図上の任意のポイントを二段階に分けて拡大することが可能で、これを使う事で細かい航路の設定や、探検や貿易での寄港先の指定が行えました。
そして陸地を最大に拡大した際に、都市や集落とは違う”何か”を見つけることがありました。これが宝物で、発見すると国王から褒美として万単位の金貨が送られます。不確実ではありますが、これも重要な収入と言えますね。

因みに宝物のある場所は、稀に噂としてプレイヤーの耳に入ることがあるので、その噂を手掛かりに探してみましょう。

これ楽しそう!探検も貿易もそっちのけでお宝探し続けたい!

それは本末転倒じゃな…
以上のような方法で収入を得つつ、未確認エリアの更なる探検や新たな貿易航路を開設を行なって行くのが本作の流れになります。
信じることで創造される世界
実はここで説明するためにわざと先ほどはスルーしていた話があります。それは探検船団が帰還した際に、船長の報告を信じることで報告の内容(つまり地形や都市)が地図帳に書き込まれると説明したところです。
説明したように信じることで地図帳に地形や都市が書き込まれるならば、その報告を信じなかったらどうなるのでしょうか?ここが実は本作の独特で面白いところでした。

探検船団の報告を信じない場合、今回船団が探検したエリアは再び未確認エリアに戻り地図にも書き込まれません。まあこれは当たり前の話で、本作が面白いのはここからです。
もし再度同じ未確認エリアに探検船団を派遣した場合、今度は地形や都市の位置が前回と全く変わってしまっている場合があるのです。
それどころか現実世界の世界地図とは似ても似つかない地形になっている場合すらあります。
そしてそれが前回と違うものだったとしても、現実ではあり得ないような地形だったとしても、プレイヤーがその報告を信じて地図帳に書き込んだなら…

それがこの世界の「現実」となるのです。

これってある意味、プレイヤー(の地図帳)がこの世界の「創造主」みたいじゃない?

うむ、そこが本作の非常に面白いところなんじゃよな
現実に近い世界を目指すもよし、ありえないような世界を目指すもよし、この世界の姿をどのようにするかはプレイヤーであるあなた次第、これが本作「アトラス」の非常に面白いところなのです。
先進的で未成熟なUI
本作「アトラス」という作品は、ゲームをすればするほど世界がどんどん広がっていく作品です。
しかし画面に表示されている地図帳には、最小表示にしてもリスボンの周辺くらいしか表示されない為、世界の様々なところに目をやるにはこの地図を任意の方向にスクロールさせて行かなければならなりませんでした。

問題は、その方法がちょっと難儀だったんです。
地図をスクロールさせるには、進めたい方向の地図の端にある縁をマウスカーソルでホールドし、そのまま反対方向に画面を進めたいだけドラッグします。

しかしこの縁が細い為に妙にホールドし辛く、特に画面の下側にはツールバーかある為に縁を触ろうとしてその下にあるツールバーを間違って触ってしまうという事がよく起こります。
また頑張っても一画面分くらいしかスクロールできないので、地図帳が広がっていくとやはりこの操作はいちいち難儀で回数を重ねると億劫にもなってくるんですよね。

ここがもうちょっと楽に操作できたなら文句なしじゃった…

常に行う事になる操作だけに、操作性の煩わしさは結構気になっちゃうわね
ただ都市に商館(または交易所)を建てている場合は、ツールバーからその都市周辺の地図までショートカットできる機能があるので、これと併用すれば操作はずいぶん楽にはなりますね。
しかし本作が発売された時代を考えると、これはかなり先進的なUIであるかのようにも感じられました。それだけにまだ未熟な部分もあったという事でしょう。
《まとめ》冒険者ではなく経営者として
では最後に、本作「アトラス」についてのまとめと個人的な感想を述べて締めたいと思います。
「大航海時代」との差別化
本作の15世紀の大航海時代を舞台として、探検によって未開の地を明らかにしつつ、同時に都市間での貿易によって利益も上げていくという要素は、1990年に光栄より発売された「大航海時代」という作品と酷似していました。
しかし、本作「アトラス」の主人公は自分では一切冒険にも貿易にも出ることはなく船団を派遣するだけで、それにより国から依頼された「世界大地図帳(ワールドアトラス)」を作成するという事業を進めることが第一となっていました。
また地図上の未確認のエリアは必ずしも実際の世界と同じ地形とは限らず、しかも派遣するたびに違う地形が報告されるかもしれない。しかしそれがどんな報告であれ、主人公が信じて地図帳に記せばそれが現実になるという仕様でした。
こういうところは光栄の「大航海時代」には無かった要素で、これにより本作は似たような作品でありつつも強い”独自性”を発揮することができ、またその独自性がユーザーに好意的に受け入れられた作品だと思います。
また光栄の「大航海時代」があくまで主人公の立身出世が目的だったのに対し、本作「アトラス」では世界大地図帳を作成する事業を進めるのが目的です。その為には同時に複数の探検船団を派遣や人材の管理も行わなければいけなくなります。
そうなると当然それらにかかる経費が膨らむばかりなのでそれを補うために貿易を行い、それも一つや二つの貿易航路では賄えないため、世界中に何十もの貿易航路を開いて今度はそれらの運用管理も行っていかなければいけなくなります。
これってもう会社経営シミュレーションですよね?
つまり光栄の「大航海時代」が冒険者の目線だったのに対して、本作「アトラス」は完全に経営者の目線なんですよね。ここも大きく差別化が図られていたところだったと思います。ここ実に「アートディンク」作品らしいなとw
初見で感じる取っつき難さ
そして”アートディンク作品らしい”といえば、やはり「初見でのとっつき難さ」問題もお馴染みですね。
「A列車で行こう!」シリーズや「ルナティック・ドーン」シリーズなどもそうですが、面白そうなのは感じるけどそれ以上に難しそう面倒くさそうという気持ちが勝って中々手が出ない。そして手が出ても実際に難しくて面倒くさい部分も多いからすぐ止めてしまう。
このメーカーの作品、そういうの多くありません?
これについては、最初から上手くやろうなんて思わない事が最も大事だと思います。兎に角何でもいいし失敗してもいいからまずプレイしてみる。
良い作品の場合はそうする事で必ず”気づき”を得られるようになっていて、その積み重ねがやがて楽しさや快感につながって行く、遊べば遊ぶほど楽しさが増してくる、アートディンク作品そして本作「アトラス」はそういう作品だったと個人的に感じました。
もし筆者と同様に本作に取っつきにくさを感じていた人がいるのであれば、これを機に気楽な気持ちで失敗なんか気にせず一度触れてみてはいかがでしょう?

いちゃもん臭いけど、全体的に色味が地味なのもこの作品のとっつき難さに繋がってるんじゃないかしら?

それは主人公は実世界を見ているのではなくて、あくまで”地図帳を見ている”のだという主張による演出じゃろうな

なるほどザ・ワールド!
今回のゲーム紹介は以上になります。ではまた、次のクラシックゲーム紹介でお会いしましょう。
あそびたくなったら?
さてここまで「アトラス」という作品を紹介してきましたが、皆さんいかがだったでしょうか?何となく「アトラス」について理解して頂けたなら幸いです。
とは言え本作には今回紹介できなかった要素もまだまだ残されています。その辺については、是非実際に本作を遊んでみて皆様で発見してみてください。
そしてもしこれを機に「アトラス」を遊んでみたいと思った方は、以下のリンクを参考にしてみてください。
ProjectEGGにて購入
現在「ProjectEGG」にてPC-9801版とPCエンジン版を購入して遊ぶことが可能となっています。尚、ProjectEGGでゲームを購入するにはゲーム代金以外に、ユーザー登録(無料)とサービス料として550円の月額が必要になりますのでご注意ください。
レジェンドパックを購入
現在「アートディンク」公式サイトより、続編である「アトラスII」とセットになった「THE ATLASレジェンドパック」がダウンロード購入可能になっています。
因みにSteamでも購入が可能です。
最新作をAmazonで購入
そして本作「アトラス」の最新版と言える「ネオアトラス1469」は、現在NintendoSwitch版をAmazonにて購入可能です。
≫EXIT
お疲れ様でした!

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いつもバナークリックや拍手していただいて、誠にありがとうございます!
コメント
「大航海時代」はスルーしたけど「アトラス」は買ったなぁ。「初見でのとっつき難さ」はおっしゃる通りだけど、当時の私はまだまだ若くて好奇心の方が上回ったので手を出したのはいいのだが…途中で面倒になって止めちゃったんですよね(他にやりたいゲームも多かったので)。
たしかに面白いことは面白いので、こういうのが「好き」な人にはおススメなんだけど、やってみないと分からないところがあるゲームだから、この記事ぐらい丁寧に説明してあげても手を出そうとする人がいたかどうか…発売当時(1991年)はまだネットがそれほど普及してなかったし、体験版みたいなのも無かっただろうから、やっぱり初見さんには厳しいですね。
コメントありがとうございます。
>「アトラス」は買ったなぁ。
お目が高いw
>好奇心の方が上回ったので手を出した
そうなんですよね、珍しい内容だったり奇抜なシステムとかを広告で見ちゃうと、難しそうとか考えるより好奇心が勝りますよね。
私はその好奇心で「ルナティックドーン」を買いましたw
>この記事ぐらい丁寧に説明してあげても
この作品もそうですが、やってみてもまず何をしたら良いかわからないし、何が面白いのかわからないからやめてしまうってケースは多いですよな。
自分もそういう経験が多いので、今回の記事のようにまずどうしたら良いのかを説明する記事にしたかったんですよね。
>発売当時(1991年)はまだ
あの頃は攻略本全盛期でしたね。それだけにどうすれば良いのかがほぼ最後まで書かれてる本も多くなって、自分でやってみて気づきを得るという体験ができ難くなったような気もします。
98(正確に言えばエプソン互換機でしたが)を買って最初に選んだゲームが本作でした。
古地図、特に本作の舞台になった大航海時代の物を眺めるのが大好きな私にぴったりなゲームでした。
基本的に報告はすべて信じるビリーバー精神で現実から少しずつズレていく地図にワクワクしたものです。
>「ルナティックドーン」を買いました
私も買いました!
1作目だけに色々と粗削りだったけれど、その後のシリーズ展開はどんどん改善されていきましたね。
当時は初代か2機目のHDDを使っていましたが、初代だとするとSCSIボード付きの45MBが確か59800円。
容量は数万倍以上、転送速度は1千倍以上なのに値段は1/3以下でSSDが買えるんですから技術の進歩って素晴らしいw
コメントありがとうございます。
>最初に選んだゲームが本作でした。
98最初のソフトがこれとはまたシヴいw
>報告はすべて信じるビリーバー精神
最大航行距離の範囲に都市が見つけられなければちょっと考えますけど、そうでなければ信じて行くほうがドキドキ感は高まりますよね。
>私も買いました!
ナカーマ!
>後のシリーズ展開はどんどん改善されて
この辺は流石のアートディンクという感じでしょうか。
>45MBが確か59800円。 私が初めて買ったのはHDDだけのやつで、100メガで三万円とかだったかな?いやー、本当に時代は進みましたねぇ…。
PSでネオアトラスの1・2とSwitchで1469やった事あって
このネオじゃないやつは当時雑誌で見たぐらいですけど
全体的な絵の感じは、こっちの方が雰囲気ありますね。
こういう系のSLGは、アクションみたいに短時間では遊べないし
RPGみたいにとにかくやってればだんだんどうにかなるってのと違って
時間をかけた挙句ジリ貧になって終了って事もあるし
ある程度軌道に乗って面白くなってくるまでが大変だったりするので
なかなか気軽に手を出せないってのが難点ではありますね。