闘士の塔 13F/No.0086
発売年:1990年
開発元:日本テレネット(新日本レーザーソフト)
ジャンル:多方向スクロールACT
発売機種:PCエンジン(CR-ROM2用タイトル)
≫ENTER
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「ヴァリスⅢ」とは
「ヴァリスⅢ」は1990年に日本テレネットより発売されたアクションゲームで、パソコン版からスタートした「ヴァリスシリーズ」としては3作目、PCエンジン版としては2作目、そして初のPCエンジンオリジナルのヴァリスとなります。
※パソコン版は結局Ⅱ以降発売されなかった
詳しくは後述しますが、プレイ可能キャラクターが3人に増え、さらにアクション性、操作性、そして日本テレネットお決まりの”ヴィジュアルシーン”も前作よりパワーアップした作品となっています。
《ストーリー》優子最後の戦いへ!
魔界は今、巨大な亜空間に飲み込まれつつあり、ここままでは魔族たちの滅亡は時間の問題であった。
魔界の王「グラメス」は、自らの種族が生き残るためには、武力によって他の世界を侵略するしかないと行動を開始した。
鬼族の娘「チャム」からヴェカンティーの危機を知らされた優子は、再びヴァリスの剣をその手に取り、戦い決意をするのであった…。
「ヴァリスⅢ」のゲームルール
今作は前作から色々と変わったところが多くありますが、まず一番大きな変更点といえばプレイヤーが使用できるキャラクターが過去作からの主人公である「優子」(画面中央)と、鬼族の少女「チャム」(画面右)、そして前作で優子の双子の妹と判明した現夢幻界の女王「ヴァルナ」(画面左)の3人に増えたことでしょう。
ステージ1では優子でしかプレイできませんが、以後ストーリーが進みチャムとヴァルナが仲間になれば、ステージ中いつでも好きなときにキャラクターチェンジが可能になります(ステージにより途中で変更できないこともある)。
3人のキャラクターはそれぞれ優子は剣、チャムはムチ、ヴァルナは杖を近接攻撃用の武器として使用します。近接攻撃以外に炎・氷・雷属性の魔法攻撃も可能で、同じ属性の魔法でも3人それぞれで魔法の種類が変わります。
それぞれの特徴を簡単に言うと近接攻撃は優子が、魔法攻撃はヴァルナが強く、チャムは近接も魔法も平均的だが通常攻撃の射程が長いといった感じです。
※それぞれの特徴をうまく利用しないとクリアが困難な場所もあります。
ヴァリスと言えばステージ上にあるアイテムを取得してパワーアップしたり、攻撃の種類を変更したりするのが定番ですが、本作では既に3キャラによる攻撃方法の差別化ができているためかアイテムによる攻撃方法の変更は無くなり、アイテムの効果は武器のパワーアップとHP/MPの回復、魔法の切り替えがメインになりました。
ステージ上にある赤い六芒星のようなマークを攻撃すると中からアイテムが出てくるようになっています(敵が落とす場合もあり)。
また本作では画面上に画像のような剣の形をしたゲージがあります。これは攻撃をしないでいると徐々にゲージがたまっていきMAXの時点で攻撃をすると”強”攻撃(優子なら剣から衝撃波が出る)が可能になります。
パワーアップアイテムを取ると通常攻撃のダメージが増えますが(3段階)、このゲージも伸びるため若干溜まりにくくもなります。といっても溜まるスピードは結構早いですけどね。
ちなみにパワーアップの状態、魔法の種類、HP/MPについては各キャラクター共通となっており、優子でパワーアップアイテム取得後、チャムにキャラクターチェンジしてもパワーアップした状態は継続されます。
CD-ROM2の能力を活かした演出
PC版のヴァリスを含め、前作まではゲームストーリーの進行はそのステージが終わってからのヴィジュアルシーンでのみ行われ、あとはボス戦直前で優子とボスキャラの会話があるくらいでした。
しかし本作ではステージ中にも、敵以外のキャラクターが登場し優子たちに情報をくれたり、ストーリーの進行があったりします(声は出ませんが)。
これによって今までヴィジュアルシーンの尺の都合上、どうしても展開が唐突だったり説明不足になっていた部分が解消されて、ヴァリスという物語により深みが増したといえるでしょう。
※もちろん会話中は敵も止まるので安心です
《最後に》前作からかなり遊べるACTに
本作はアクションゲームとして”快適”とは言えないまでも(スライディングが下+SELECTとか使いにくいし)、パソコン版とは比べるべくもありませんが、前作に比べても遥かに遊びやすいゲームに仕上がっています。
さらに最初にも言いましたがヴィジュアルシーンの迫力も格段にアップしていますから、本作を未プレイの人は是非遊んでみることをお薦めします。
またちょっとネタバレになってしまいますが、本作が
ヴァリス優子編のラスト
となっていますので、優子の戦いがどういった結末を迎えるのかも、是非皆さんに確かめていただきたいところです。
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≫EXIT
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コメント
ヴァリスⅢはPCエンジン版の中で一番難しかったです、今から20年前の2月、3月に初めてPCエンジン版を全てプレイしてクリアしましたがあの頃はゲームが一番得意だった高校生だったからこそPCエンジン版は全てクリア出来たのだと思います、自分が30歳の頃にPC-8801版Ⅰ、Ⅱをクリアしたのは以前話した通りです、最近になってFC版とPCエンジン版を全てプレイしましたがⅢだけがどうしてもクリア出来なかったですね、最終面の前のアイスランドで何度も死にましたので断念しました、今年に入ってPCエンジン版Ⅲをプレイしクリアした画像をYouTubeに投稿した方がいましてその画像を拝見しました、そのおかげでⅢもストーリーを完全に理解し20年以来の再確認が出来ました、子供の頃はゲームは得意でしたが大人になってみるとゲームが下手になりましたね、自分は今年の11月で38歳になります、ついこの間高校生だったのにあっと言う間に中年のオッサンになってしまいましたのでもうゲームを完全にクリアするモチベーションが無いですね、管理人さんもⅢはプレイしてみて難しかったのではないかと思います。
>義行さん
返事が送れて申し訳ないです。
私はもともとゲームそれほど上手くないんですけど、さらに歳を取って下手になった感がありますw
ただヴァリスのPC88版は、ぶっちゃけゲームとして成り立っていたかが疑問で、あれについてはプレイヤーの技量あんま関係なかったんじゃないかとも考えますが、一方のPCエンジン版はアクションゲームとしてちゃんとしていたので、純粋にプレイヤーの具量を問われる難易度でしたね。
実況プレイなどでこれらの作品を取り上げて、クリアできずに終わった動画も何個かみましたしw
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