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『妖姫伝』「エログロ」その一言に尽きる

賢者の塔 14F
No.0053

発売年:1987年
開発元:ホット・ビィ
ジャンル:コマンド選択式AVG
発売機種:PC-88、FM-7など

≫ENTER

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「妖姫伝」とは

「妖姫伝」は1987年に「HOT-B」からPC88用に発売されたコマンド選択式(一応)アドベンチャーゲームでした。

HOT-Bという会社名に聞き覚えが無い人も多いかもしれませんが、あのある意味伝説のファミコンソフト

『星をみるひと』

を作った会社だといえば「あー…」と思う人もいるかもしれませんね。

この作品は「エロティカルホラーアドベンチャー」と銘打たれていまして、その名の通り基本的にはホラーアドベンチャーなのですが、随所に「エロティカルw」なグラフィックが表示がされていました。

ストーリー

ストーリーのほうはというと、

休みを利用して友人達と田舎の民宿に泊まりに来た「まりこ(主人公)」は、民宿の近くの洞窟にあった祠の中に収められていた美しい「櫛」を持って帰ってしまいます。

次の日からまりこは、友人が侍達に殺されるという夢を見始めます、そして次の日学校に行ったまりこはそれが「夢では無かった」と知るのです。

っていう「世にも奇妙な」的ストーリーです。

選択式と入力式のハイブリット

本作のシステムはADVとしてはかなり異色なものでした。

というのも基本的には画面の右に表示されるコマンドをカーソルで選択して進めて行くのですが、途中でどうしても解らなくなってしまう場面があります。

たとえばこの画像の場面ですが、右に表示されているコマンドどれを実行しても話が先に進みません(しかも罠のコマンドまであるしねw)。

じゃあどうするのか?というと
「コマンドを手入力」するんです。

なんと本作では「コマンド選択式」と「コマンド入力式」が併用されてるんですね。

「ABYSSⅡ」のように基本コマンド入力方式で、よく使うコマンドだけファンクションキーに割り当てられていたり、「オホーツクに消ゆ!!」みたいに、電話番号や特定の名前だけを手入力するというのはありましたが、ここまで併用しているものは珍しいと思います。

絵がチープっぽいのは寧ろ救い?

本作の画像を見た時に正直「グラフィックしょぼいなあw」と思った方はいませんか?

それは時代がそうだったからだ!なんて言いませんw

1980年代前半ならともかく、後半に入ってからパソコンゲームのグラフィックはどんどん進歩しました。同じ頃の作品では「夢幻戦士ヴァリス」や「ファイナルゾーン」がありましたし、アダルト方面では「殺しのドレス」なんかも出ていました。

それらと比べたら「当時でもこれは無い」って評価になるレベルのグラフィックだと思います。

とはいえ、お話自体は深みは無いけれど、一つの「怪談話」としてはまずます評価できるレベルです。

ただ話が短すぎるのがちょっと残念ですけどね。このレベルだったら、もう一本話が入ってても良かったような気がします。

先ほどグラフィックの点についてお話ししましたが、逆にちょっとチープで助かった部分もあります。

それは主人公が見る夢の中のシーンです。

かなり「アレ」な描写の為、これがもし後期PC98レベルのグラフィックで書かれていたらと思うと…

寒気がします…。

≫EXIT

お疲れ様でした!

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