闘士の塔 59F
No.0269
≫ENTER
いらっしゃいませ!

管理人じゃ。

謎の妖精よ。

いやー、少し前に驚きの情報がはいってきたぞい

なんか最近そういうの多いわね?

こういうのは大歓迎なんじゃが。
実は1990年代の格闘ゲームブームの最中に発売されたある格闘ゲーム作品が、令和7年に驚きの復活を果たすというんじゃが…

ほうほう、どんな作品なのかしら?

それがかの有名な「ヴァリアブル・ジオ」とともにギャル格闘ゲームの礎を築いたと言っても過言ではない作品での、今回はそのもとになったゲームを紹介しよと思うぞい!

了解。
では闘士の塔59F、どうぞお入りください!
本記事を読み進める前に…
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あすか120%とは?

「あすか120% BURNING Fest.(以下、あすか120%)」は、1993年に「ファミリーソフト」よりFM-towns及び、X68000用に発売された対戦格闘ゲームで、開発は「Fill In Cafe」が担当していました。
アーケードやコンシューマーで対戦格闘ゲームが流行していた時代にパソコン用(非アダルト)として登場した作品で、その最大の特徴としては当時では珍しい、登場キャラクターが全て”女子学生”だったという事でしょう。
ただそういう物珍しさだけでなく、対戦格闘ゲームとしてもちゃんと作られており、その後も数多くの続編やバージョンアップ版がパソコンやコンシューマーで発売され、息の長いシリーズとなりました。
そして更に2025年にはなんと、アーケード用対戦格闘ゲームとして復活する事が発表されているという今話題の作品です。
部対抗予算争奪戦メガファイトトーナメント

私立繚乱女学院。通称「乱女(らんじょ)」。
創立以来、財政界・文壇・芸林といった各方面に多くの著名人を輩出し、わずか30年の歴史にして名門の名を欲しいままにする「お嬢様学校」である。
創設者・新堂源一郎学園長をはじめとする志孝樹教育人らが「文武両道」をモットーに、次代を担う淑女の育成を目指していた。繚乱女学院高等部名物「部対抗予算争奪戦メガファイトトーナメント」は、毎年秋に行われる文化祭において既に恒例となった一大イベントである。
クラブ活動という学園生活に書くことのできないグラフティ。
少女達がもっとも輝く季節、青春。
その一頁をより充実したものとするために、少女達は持てる情熱のすべてをこのイベントでぶつけ合うのである。
流される汗と涙の一粒一粒が、数々の名勝負とともに来賓の卒業生や父兄、後輩達の胸に刻み込まれてきた。
そして…平成X年、秋。 今年もリッチな部活を夢見て、各部代表が体育館に集う。
ゲームの目的と基本的なルール
では早速本作「あすか120%」についての説明を始めていきましょう。
ゲームモードは2つ存在
まず本作の目的ですが、本作にはゲームモードが2つ存在しており、それぞれのモードによって目的が変わってきます。
STORY MODE

6人の登場キャラクターから1人を選択し、そのキャラクターで残りの5人全員と勝負、全てに勝つ事ができればゲームクリアとなります。
1人でしかプレイ出来ませんが、勝負の前後にキャラクターの会話劇によるストーリー進行がありました。
VS MODE

プレイヤーが6人の登場キャラクターから1人を選択し、加えてCPUが操作する対戦相手を1人選んで勝負を行い、勝敗が決まったら終了です。
対戦する相手はCPUだけでなく、別のプレイヤーとする事も可能になっていました。
ルールは一般的な格闘ゲームのそれ

本作はプレイヤー(1P)が操作するキャラクターと、相手となるキャラクター(CPUまたは2P)とで攻撃をし合う試合を行い、先に勝利条件を満たした側が勝者となるというゲームです。
キャラクターには体力の設定があり、相手の攻撃を受ける事で画面上部の体力ゲージが減少するので、先に相手のゲージを0にした方が勝者となり一本取得します。
また一回の対戦には制限時間(画面上部中央)があり、この時間が0になるとその時点で残り体力が多い方が一本取得となりますが、残り体力が同じ場合は引き分けとなり再試合になりました。

因みに引き分けでの再試合は、両者が1本ずつ取得じゃなくて所謂ノーカン試合になるようね?

以上のルールで対戦を行って先に二本先取した方が勝者となり、STORY MODEの場合はストーリーデモの後に次の対戦相手との試合、VS MODEの場合はキャラクター選択に戻ります。
尚、STORY MODEでCPUとの勝負に負けた場合はその場でゲームオーバーとなりますが、コンティニューが可能で、その場合負けた相手との再試合となりました。
操作はシンプルだが動きは多彩

本作の操作方法そのものは格闘ゲームとしてはかなりシンプルで、方向キーと2つのボタンのみで操作する事が可能でした。以下基本的な操作方法(1Pキャラクターが右向きのとき)です。
| 2 | しゃがむ | |
| 4 | 後退 | 2連続でバックダッシュ |
| 6 | 前進 | 2連続でダッシュ |
| 8 | ジャンプ | ジャンプ中で二段ジャンプ |
| End | 小攻撃 | |
| Page Down | 大攻撃 |
攻撃についてはダメージは少ないが隙も少ない小攻撃と、ダメージは大きいが隙も大きい大攻撃があり、単純にボタンを押すだけだなく方向キーとボタンとの組み合わせにより、必殺技や特殊攻撃、投げ技などを繰り出す事も可能でした。

また攻撃は相手と反対方向に方向キーを入力する事でガードする事も可能で、ガードに成功した場合、ダメージを受けない(または減少させる)事が可能です。因みに攻撃及びガードには上段と下段の区別があり、ここが噛み合わないとガードが成立しません。

尚、ジャンプ中の攻撃は全て”中段”扱いとなり、下段ガードでは防げなくなっておるぞい
以上が本作の基本的なルールとなります。これ以外にもシステムに関するものがあるのですが、そこは次で説明するとしましょう。

ここまで見た感じは、結構一般的な対戦格闘ゲームって感じよね?
ゲームの主な特徴
ではここからは、「あすか120%」の主な特徴について説明していこうと思います。
ドキッ!女だらけの格闘大会!

まず何と言っても本作の最大の特徴としては、登場キャラクターが全員女性だったと言うことでしょう(舞台が女学院なので当たり前ではあるが)。
今の時代ならそれは大した特徴にならないかもしれませんが、本作が発売された当時の格闘ゲームに登場するのは基本男性であり、女性は1人か2人、多くても3人が普通だった時代です。そんな中で登場する6人全員が女性というのは、非常に珍しかったと言えます。

本作と同年に発売された格闘ゲームが「龍虎の拳2」や「ファイターズヒストリーダイナマイト」と言うと、大体女性キャラの割合も解るかのう
ただ誤解のないように言っておくと、全員女性という格闘ゲームは本作が最初という訳ではありません。本作の前年には「ヴァリアブル・ジオ」も発売されていますし、PC98の作品で他にも幾つかありました。

「ヴァリアブル・ジオ」については、こちらをどうぞ!
とは言え、全員女性キャラクターというのが本作の大きな特徴であるのは変わら無いでしょう。という訳で、以下は本作の登場キャラクター達の紹介となります。
| 必殺技①コマンド | 236+攻撃 |
| 必殺技②コマンド | 22+攻撃 |
本田 飛鳥

科学部代表
1年C組 出席番号26番
4月15日 牡羊座
B78/W52/H81
化学部代表。文化部唯一の本戦進出者。扇ヶ谷部長直々の猛特ヨl陪経て化学部秘伝の奥義を会得。今大会のダークホース。
| 必殺技① | 遠心破砕拳 |
| 必殺技② | フェノメノンクラッシュ |
新堂 環

テニス部代表
3年A組 出席番号17番
4月11日 牡羊座
B82/W54/H83
テニス部代表。昨年度優勝者。学院長新堂源一郎の孫娘であり、生徒会長でもある。才色兼備を絵に描いたようなお姉様。満場一致の本命。
| 必殺技① | 百烈サーブ |
| 必殺技② | ロブ落とし |
北条 虎美

空手部代表
3年C組 出席番号25番
7月22日 蟹座
B86/W60/H83
空手部代表。昨年度準優勝者。新堂環と下級生の人気を二分する実力者。インターハイ優勝の実績を持つ。
| 必殺技① | 覇王拳 |
| 必殺技② | 双龍拳 |
鈴木 めぐみ

応援部代表
2年B組 出席番号11番
1
0月27日 蠍座
B79/W51/H80
応援部代表。織女に限らず、男子校からも委託されて応掻に駆けつける人気者。その童顔とは対象的なナイスバディで校外の男子にはモテモテ。
| 必殺技① | ボンボンアタック(空中可) |
大久保 久美

新体操部代表
1年A組 出席番号3番
9月7日 乙女座
B80/W50/H81
新体操部代表。おとなしく内気な彼女は新体録と巡り会い、はじめて自己表現の場を得た。クラブ活動に賭ける情熱は誰にも負けない一生懸命少女。
| 必殺技① | スピニングスワンキック |
| 必殺技② | リボンカッター |
山崎 竜子

バレー部代表
2年B組 出席番号31番
8月9日 獅子座
B79/W55/H83
バレ一部代表。ボーイツシユな魅力が大爆発の体育会系元気娘。全身のパネを生かした強烈なサーブで、インターハイ優勝の原動力となった。
| 必殺技① | 回転レシーブ |
| 必殺技② | 稲妻サーブ |

ちなみにこれらキャラクター全員にはちゃんと声優がついており、技を出した時やくらった時、さらに勝利シーンでのセリフなどをしゃべっておったな
対戦格闘ゲームとしてガチ
本作は上記のように当時キャラクターが全員女性という事が大きな特徴ではありましたが、だからと言って悪い言い方かもしれませんが”それだけで釣ろうとしていた作品”ではありませんでした。
というのは、純粋な対戦格闘ゲームとしてもしっかり練られたシステムを本作に搭載していたからです。

幾つか代表を挙げれば、まず例えばお互いに同じ強さの攻撃を同タイミングで当てると「相殺」という形になりお互いダメージを受けないという仕組みがありました。
またダッシュ中に攻撃を出すと「ダッシュ攻撃」となり、これを相手に当てると画面端まで吹っ飛ばす事が可能です。そしてさらに吹っ飛ばされた方は、地面に叩きつけられる瞬間にボタンを押す事で「受身」を取る事まで可能でした。

加えて通常技のモーション中に必殺技コマンドを入力する事で「キャンセル技」が使えたり、技のモーション中にジャンプを入力する事での技をキャンセルできたり、更にはガード中にボタン2個同時押しで「ガードキャンセル」すらも可能となっています。

アーケードのメジャーな格闘ゲームに搭載されているような仕組みが満載ね
他にもまだ小技が仕込まれており、本作はこの時代に存在した対戦格闘ゲームの中でも、かなり”ガチ”で考え作り込まれた作品だったのも1つの特徴と言えたでしょう。
あすか120%の問題点
一見「イロモノか?」と思わせるような見た目でありながら、格闘ゲームとしてはかなりガチに作り込まれていた本作ですが、それはそれとして幾つか不満要素もありました。
キャラと技が少ない?

やはり、登場キャラクターが6人と言うのはやや少なかったかもしれません。対戦格闘ゲームの火付け役になった「ストリートファイターⅡ」でも8人でしたからね。些か華やかさに欠けたかなと思います。
加えてキャラクターの立ち絵や顔グラフィックは凄く良いのに、実際の格闘ゲームパートではキャラクターが小さかったので、せっかくの魅力が薄れてしまったように感じました。

まあ、最初の作品だしこの辺はしょうがない部分ではあるわね。後の作品でこのへんもどんどん改善されてるみたいだし

また1人に割り当てられている必殺技も2個と少なく(一部キャラに除く)、しかもその必殺技のコマンドも全キャラクター共通となっていたので、この辺も格闘ゲームとして少し寂しく感じました。

ただ、コマンドを2つ覚えればどのキャラも使える様になると考えれば、これは親切設計とも言えるのう
寸劇がちょっと長い?
本作はストーリーモードで遊ぶと、全キャラクター共通のオープニング(物語の背景)が流れ、その後各キャラクター別の導入、次の対戦相手との会話があり、対戦後には敗者との会話とまた次の対戦相手との会話が流れます。

それ自体はストーリーを深く知れるので良い事なのですが、これがまたADVか?となるほど長いんですよね。しかもスキップできないので(早送りは可能)、何度もストーリーモードで遊ぶとなると若干のストレスがありました。

まあ何回も遊ぶんならVSモードでいいんじゃない?という話もあると思うけど
気になった問題点としてはこんなところでしょうか。
《最後に》格ゲーの裾野を広げた作品
と言う訳で最後に、本作「あすか120%」についてのまとめと個人的な感想、あとちょっとした余談を述べさせていただきます。
まとめ

本作は対戦格闘ゲームブームの時代、まだ「女キャラを使う奴は硬派じゃない」みたいな事を言う人も多かった(実際マジでいました)時期に、全員女性キャラクターの格闘ゲームというのはやはりインパクトがあり、「ヴァリアブル・ジオ」と共に格闘ゲームの裾野を広げてくれた作品と言っても過言ではないでしょう。
しかもそれでいて、ゲームシステムではアーケードの対戦格闘ゲームに負けないような仕組みを取り入れていることから、相当格闘ゲームが好きな人達が市場に出回っている作品を研究して作ったんだろうなという事が想像できた作品でしたね。
遊んでみた個人的感想
そして遊んでみた個人的な感想ですが、この当時の格闘ゲームとしてはかなり技を食らった時の体力の減る量が渋かったですね。大技やコンボを喰らっても「あれ、喰らった?」と思うくらい減りません(ゲームの難易度で少し変わる?)。
また通常対戦格闘ゲームでは、相手の大攻撃や大技がガードできれば反撃がほぼ確定するのが一般的だと思うのですが、本作においてはガードに成功しても大きなヒットバックが発生し相手との距離が離されるため反撃が難しくなる事が多いです。
また1試合の制限時間も短いため、戦術的にあまりガードを固めてガード後に反撃を狙うよりも、もっとアグレッシブに攻撃を仕掛けて行った方がいい作品なのではないかと思いました。
令和の世にまさかの復活ッ!

本作「あすか120%」は一見イロモノ風でも中身はガチな本作は中々の好評を得たのか、後にシリーズ化しPCエンジン、セガサターン、プレイステーションなどに様々なバージョンアップ版や続編が発売されました。
そしてなんと2025年、この令和7年になんと「あすか120%」が復活するそうです。その名も「あすか120%エクサレント」(セではない)といい、さらになんとアーケード用対戦格闘ゲームとして登場するのだとか。
因みに「あすか120%」がアーケード用オリジナル作品として発売されるのは、発売から約30年間で初めてみたいですね。復活したのも凄いが、プラットフォームがアーケードというのもまた凄い。今後が楽しみな作品ですね。
というわけでこれにて紹介記事を終わりたいと思います。皆さんは本作「あすか120% BURNING Fest.」やそのシリーズを遊んだことがありますか?またどんな印象を持っていましたか?
ではまた次回のクラシックゲーム紹介でお会いしましょう。
あそびたくなったら?
今回の記事を読んで、もしこれを機に「あすか120% BURNING Fest.」を遊んでみたいと思った方は、以下のリンクを参考にしてみてください。
ProjectEGGにて購入
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≫EXIT
お疲れ様でした!

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コメント
ファミリーソフトは刑事大打撃の会社という認識が強かったので
あすかの発売元を見た当時は、同じ名前の会社があるんだなぁと思っていました・・・
コメントありがとうございます。
>ファミリーソフトは刑事大打撃の会社
あー、韋駄天いかせ男とかもそうでしたね。懐かしいw
>同じ名前の会社があるんだなぁ
まあ開発は別会社とはいえ、これまでの作風からガラッと変わると似た名前の会社が?って思いますよねw
>あすか120%がアーケードスタイルで…
公式サイトを確認して絵柄をみると、「わーい1985~91ぐらいの絵だ!」と感じると
おっさん(じじい)同好会ゲームといえます(ダライアスとかグラディウスなどもそうか)。
新作で出されるのであれば「Shadow Labyrinth」ぐらい突き抜けてほしい(老眼には厳しいけど)。
格ゲーもキャラ増やさないと直ぐに飽きられてしまうので、いろいろな部活動からの参戦があるのでしょう。
写真部ならカメラのシャッターを切るとレーザーが射出されるとか。スクールアイドル部なんか登場するかも。
>ファミリーソフト…
ガンダムのSLGを制作していたと思います。ハマーンの妹(従妹?)が出たりとかνガンダムの初期開発機体であるμガンダムが登場していたような気がします(バンプレスト版の記憶が混在しているかも)。
>美少女格闘げー
ヴァリアブル・ジオや人形使いなどもでるのかな?
コメントありがとうございます。
>「わーい1985~91ぐらいの絵だ!」
馴染むっ!実に馴染むぞっ!
>いろいろな部活動からの参戦
確か続編であすかのライバルポジとなるキャラが同じ文化部の生物部でしたな。
>ガンダムのSLGを制作していた
私が遊んだのはグリプス戦役を舞台にしたやつで、リックディアスに乗ったクワトロが敵と遭遇すると「赤い機体、シャア!?」みたいなセリフが出てましたw
>ヴァリアブル・ジオや人形使い
VGの方は、先日サターン版が復刻されましたね。まあえちえちではありませんがw