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『デッド・オブ・ザ・ブレイン 死霊の叫び』ゾンビ映画の雰囲気を十分に味わえる良作AVG

賢者の塔 20F
No.0061

発売年:1992年
開発元:フェアリーテール
ジャンル:コマンド選択式 ADV
発売機種:PC-98など

≫ENTER

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「DEAD OF THE BRAIN 死霊の叫び」とは


「DEAD OF THE BRAIN 死霊の叫び」は1992年に「フェアリーテール」より発売されたコマンド選択式のアドベンチャーゲームです。

本作はアダルトゲームメーカーとして有名な「フェアリーテール」より発売されており、一応「アダルトゲーム」扱いになっていますが極端に猥褻なシーンは無く、主にグロテスクな表現による規制から決められたものと思われます。

ベタベタ過ぎて最高なストーリー

作品の舞台はアメリカ。

仕事を終えて家に帰ってきた青年「コール」の元に、古くからの知り合いである老科学者のドクから呼び出しがかかる。ドクの自宅に行ったコールを迎えたのは、凶暴化したドクの飼い猫「キティ」だった。

ドクは自信の研究により「蘇生薬」の開発に成功していたのだが、それを先日亡くなったばかりのキティに投与したところ、キティは蘇ったのだが「副作用」により恐ろしいほどに凶暴化してしまったのだ。

運悪くそこに見周りの警官が訪問、警官はキティに首を噛み切られ絶命する。警官を生き返らせるため、蘇生薬を警官に使うドクだったが、蘇った警官はやはり凶暴化しコール達に襲いかかった。

凶暴化した警官から逃げる途中に通った墓地で、ドクは転んだ拍子にあろうことか持っていた「蘇生薬」を全て墓場にまき散らしてしまうのだった…。

そんな「いい意味で」ベタすぎる展開に、ゾンビ映画好きの私のハートは射止められてしまいましたよw

リアルタイム制コマンド選択式?

本作はコマンド選択式ADVなのですが、ちょっと特殊なシステムが導入されていました。

ストーリーを進めて行くと、ゾンビ(ゲーム上では「死霊」)や人間に襲われるシーンに遭遇します。

すると画面左下にタイマーが出現し、そのタイマーが0になる前に解決策を見つけ出し対処しなくてはいけません。

まあ殆どのケースが、タイマーが出現すると同時にマウスカーソルが銃の照準に変わって、それでゾンビを退治するというものです。

ただ中には画面上のある場所を最初にクリックして、解決方法を見つけてからでないと対処できない場合もあります。

例えばゾンビの足元に見える何かの突起物をクリックすると、それが銃である事が解り、それを拾って照準をゾンビの脳天に合わせて撃つ、という行為をタイマーが終わる前に行わなければいけないので、かなり焦りますw

対処方法が見つからなかったり、選択をミスしてしまうと、このような不気味なゲームオーバー画面を見る事になってしまいます。

なんともグロい…。

タイマーは割と前触れもなく突然開始したりするので、ボケーっとしながらクリックしてると大慌てになります。
はい、なりましたw

アダルティーな雰囲気もあります

一応理由はどうであれ「アダルトゲーム」なので、それなりにアダルティなシーンもあります。

でも「エロゲー」って言うほどには無いですけどね。

本作にあまりエッチなシーンが無かったのは、フェアリーテールが当時巻き込まれたいわゆる「沙織事件」の影響で、色んなところから目をつけられていたというのもあるようですね。

この「沙織事件」は私も酷い話だと思いました。フェアリーテールはむしろ被害者なのにね…。
(気になる人は「沙織事件」で検索)

ゾンビ好きには刺さる作品

まあなんにせよ、この作品は非常にいい方向に「ゾンビ映画」をリスペクトしていて、ゾンビ映画好きにはなかなかニヤニヤさせられる部分があります。

「ナイト オブ ザ リビングデッド」、「バタリアン」、「死霊のえじき(DAY OF THE DEAD)」あたりの設定を感じさせる部分が結構ありました。

まあ警察の無線に出た相手が「もっと脳みそを」って言うのは、若干パクリって言われそうな部分ではありましたが、まあリスペクトの範疇でしょう。

ちなみに本作には続編の「DEAD OF THE BRAIN2」もありました。

≫EXIT

お疲れ様でした!

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コメント

  1. 幻妖斎 より:

    ゾンビが結構リアルで、まだホラーに耐性が無かったので、それなりに怖かった思い出があります。
    記事中にもありますが、あの絵の後にムフフな場面でしたよね。
    もろエロゲーに手を出す勇気が無かった当時の僕には貴重なエロ絵だったので、その手前でセーブして何度も見返したものです(笑

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