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ラストハルマゲドン遊戯録 二十一枚目【プレイ日記】

この記事は、2013年12月23日に初投稿されたものです。

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いらっしゃいませ!

※PCE版ラストハルマゲドンプレイ日記です。
※本記事はネタバレ要素を含みます。未プレイの方は閲覧に注意してください。

前回のプレイ日記

本記事を読み進める前に…

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「心を探す旅 教会」の巻

最近、なんかこのゲームちゃんと終われるのか不安になってきたw
なかなか終わりが見えてこないけど、頑張ろう!

そんなわけでファンタジーランドに入るために必要な「失われた人間の心」を見つけるために、地上での探索を始めて前回は警察署と学校でドラゴンニュート、ゴーレム、A.スフィンクス、サイクロプスに「失われた人間の心」、「優しさ」「愛」を蘇らせることができました。

では残りのメンバーの分も、どんどん探していきましょう。

前回探索した学校から、さらに北西に進んで行き止まりのあたりに城(?)のようなものを見つけたので入ってみます。建物の中には祭壇やら十字架などがあるようなので、ここは城じゃなくて「教会」みたいですね。

教会内を探索して最初に見つけたのは、崩れた像のようなものです。触れるとデモシーンへ。

ガーゴイルはそこに、紛れも無く自分と同じ姿の倒れた彫像を見つけた。人間に憎まれる対象である魔物の像を人間はなぜ作ったのか?

「お前は以前、人間により大切にされた時がある」

ガーゴイルの意識がガーゴイル自身に語りかけ、それがキーワードとなり、ガーゴイルの意識の中で失われた記憶の再生が瞬時にして完了した。

「人間の価値観の変化が今の自分につながっている。」

人間とは何と悲しいものなのかと感じたガーゴイルの意識の中に「優しさ」と「愛」が目覚めた。

ふむ、人間の価値観って同じ国の中でも、時代や時期が変わればあっさり変わってしまうもんだよね。

次に見つけたのは、部屋に飾られた「聖母像」みたいなものです。

ハーピィが見つけた彫像は「母子像」でした。本来、ハーピィは卑劣なものなのだが、この母子像はなぜかハーピィの意識の奥底に訴えるものがあったようです。

それは、今までとは全く違った感覚、しかしなぜか懐かしい。覚えのある感覚。

ハーピィ本来の意識は、この湧き上がる光のような感覚を最初拒否しようとしたが、本能が拒否できなかった。

それは理解する、しないではなく、本来ハーピィが持っていた意識であり、魔物としての存在自体により徐々に抑制され、姿を消していただけなのだから。

ハーピィの意識に「優しさ」と「愛」が戻った。

このデモシーンを見ていて、そういやギリシア神話ハーピィは「母子」っていうワードとあまり関わりが無いような…と思ったんですよ。

でももしかして、これって東洋の妖怪「姑獲鳥(「うぶめ」と読み産女とも書く)」と引っ掛けてるのかな?と思いました。日本などでも妊婦が死ぬと「産女」という赤子を抱いた女性の姿をした妖怪になるという話があり、中国でも出産で死んだ女性が「姑獲鳥」になるという話もあります。

姑獲鳥は名前の通り鳥の姿をしているのですが、羽を脱ぐと女性の姿になるという話もある事から、姑獲鳥の姿をまるでハーピィのような姿に描いたものもあります。その辺と引っ掛けての話…というのは考えすぎでしょうか?w

さて次に行ったのはちょっと離れたところにある小部屋。
時間がまた進んで、今度は昼パーティに変わりました。

突然教会の鐘が鳴り響いて、スケルトンの意識に電撃が走ります。

鐘の響きと共に、スケルトンの意識の中に光が生まれ次第に輝きを増していく。

「これは!この光は!」

鐘が鳴り止んだときスケルトンは知った。肉体も無くただ骨のみで動く自分自身のむなしさを。
人間の無念さが己を生み出したのだと思ったとき、スケルトンの意識に人の無念さを想う気持ちが生じた。

それこそが「優しさ」と「愛」だったのだ。

スケルトンとか慣れてしまうと普通にモンスターとしてみてしまうけど、よくよく考えてみるとそのモンスター1体1体がもともと人間なんだよね。

ダンジョンなんかに現れて襲ってくるやつも、少し前までは自分達と同じ人間で、同じ冒険者だった可能性が高いわけで、そう考えると「無念さ」というのも解る気がする。

教会で最後に見つけたのは、壁に書かれた壁画です。

G.スネークは、蛇神に別な神が襲いかかっていて、人々が地にひれ伏しその蛇神に祈りを捧げているのが描かれた壁画に見入ってしまっていました。

G.スネークの意識は、知るはずのない遠い過去、人間が神聖なものとして蛇神を崇拝していた時代をかいまみた気がした。

徐々にG.スネークの意識はその力により制御された。

多くの人間の意志と接触した感覚、人間と言語を越えたコンタクトの中、スネークの意識はその力に導かれるまま、時空を超えてふたたび帰還した。

「すべては人間がつくり出した存在か…。」

スネークの意識は、今までと異質なものの存在を知った。
人間が言う「優しさ」や「愛」がスネークの中に誕生したのだ。

日本にも古くから「蛇神信仰」ってありますからね、もし蛇神、あるいはそれに近い存在がいたとしたら、そういった信仰を通じて人間の心とコンタクトを取っていたということはありえる話でしょうね。

はい、ということで教会の探索はこれにて終了です。今回はガーゴイル、ハーピィ、スケルトン、G.スネークが失われた心を取り戻しました。ということは、あと残っているのはスライム、ゴブリン、オーク、ミノタウロスですね。

さて彼らの失われた心はどこにあるんでしょうか?

↑久しぶりに観たくなってきたから、買っちゃうかな?w

次回へ

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お疲れ様でした!

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コメント

  1. K より:

     ゲームの進行具合はわかりませんが、なにやら物語りの核心に触れているイベントのような気がしますね!良い方向に思ってたんと違う、っていう展開です。
     

  2. ソンゴスキー@れとろげ より:

    >Kさん
    そうですねー、ここまでくると大分見えてきた感じはあるんですが、まだ先が長そうな…という感じもして終われるんだろうか?と不安になってみましたw

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