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前回のあらすじ
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は…
アクダムに大怪我を負わされたローをマスクーンの町長に預け、アクダムが逃げた先と思われるリーゼルに向かうこととなった王子一行。
するとマスクーンの町長に、リーゼルの町もモンスターに襲われているようなので、ついでにそこにいる弟の様子を見てきて欲しいと頼まれます。
ところが町を襲ったモンスター達は既に兵士たちによって撃退されており、町長の弟も無事だったようです、が…この弟からも町全体からも何か怪しい雰囲気が感じられるのでした。
こんな内容でしたね。
では早速、第十回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。
本記事を読み進める前に…
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第十話「兄弟の証明」
先に試練の洞窟へ…
さて、前回なんか怪しかった町長の弟について、本当の弟なら腕に昔つけた傷があるはずだと手がかりを得た王子一行は早速リーゼルへ…
行こうと思ったけど、もしかしたらその弟に「偽弟の正体見たり!」って外道照身霊波光線浴びせたら戦闘になりそうな予感があったので、先になんかいいアイテムがあるという噂の「試練の洞窟」に行ってみる事にしました。
リーゼルに向かう途中にある洞窟だから、別に遠回りでもないしね。
試練の洞窟には、これも噂通り「眼力魔」というモンスターがあちこちに生息していた。こいつは魔法で攻撃してくる他、”にらみ”でこちらを混乱させてくるというちょっと厄介な敵。
まあ勝てない相手ではないので、倒しつつ奥に進んでいこう。
洞窟を進んでいくと、通路の途中に鍵のかかった扉があって先に進めなくなっています
ありゃ、これはまたどっかで鍵を見つけてくるパターンかな?とうんざりしていると、なんとゲイルがあっさり扉の鍵を解除してくれました。
こんな子供だましの鍵なら、簡単に開くぜ?
好き!抱いて!
ゲイル、なんて頼りになる奴なんだ…。それにしてもゲイルとはいろいろあったけど、それを乗り越えたことでより一層仲間として一体感を覚えるようになったね。
試練の洞窟を探索したところ「ヨシュアの鏡」と「オプナの指輪」、そして「はがねのヨロイ」を見つけ出すことができました。
中々良いものが手に入ったじゃないか!因みにヨシュアの鏡は、例えばこの試練の洞窟内で使用すると…
こんな感じでミニマップが見られる道具です。
しかも何回使っても壊れないので、今後の冒険に非常に重宝するでしょう。
オプナの指輪のほうは攻撃力を+100してくれる装備品なので、戦闘の要になっている王子に装備させておきましょうか。
町長の弟、その正体は…
というわけで試練の洞窟の探索を終えて、今度こそ町長の弟に確かめる為にリーゼルへ
すいません、あなたの右手を見せてもらいたいんですけど…?
右手?
この右手がどうしたというのだ?
しかし彼の右手には、町長が言っていた”傷”がありませんでした
偽者エリックの正体見たり!
クックックッ、見破られたからには生きてここから帰すわけにはいかぬ。
この場で死んでもらうぞ!
前世魔人…
ロックマン!!!(♪テレッテレーレー
まあそんなに強くも無かったので、あっさりティウンティウンしてやりました。しかし町長の弟がモンスターだったということは…
なんて考えていると、さっきまで町にいた人たちがみんなさっきの岩男の姿に変わり、こっちに襲い掛かってきました。しかも倒しても倒しても次々に湧いてきてきりがない!
やはりこの町はモンスターを撃退なんかできていなかったんだ。町の人達は襲撃を受けて皆殺しにされたか、あるいは捕まってしまったか…そのうえでモンスターが町の人に成りすましていたと。
とりあえずこの事実をマスクーンの町長に知らせなければ。
町民救出作戦!
弟が偽物で、リーゼルの町もモンスターによって占領されている事をマスクーンの町長に知らせた王子一行ですが、もしかしたら町人たちは城の地下に閉じ込められているかもしれないということで、リーゼルの町にとんぼ返りで戻ることに。
とはいえ、町が既にモンスターに乗っ取られているという事は、十中八九城も既にモンスターの手に落ちているだろうなあ。
それに前に城に入ろうとしたときに「城主が怪我をしているから」と追い返されたのは、もしかしたらその城主も既に殺されているか捕まっている可能性が高いよね。
とはいえ他に方法はないし、ここはやるっきゃ騎士(みやすのんき)でしょう!
そんなわけでリーゼルに戻り、町中で追いかけてくる敵を極力回避して城の中へ。
もう隠す気が無いのか、入り口を守っていた門番も消えてしまっている。
城の中で地下への階段を見つけ、先に進む王子一行。
すると牢屋に捕まっている身分の高そうな人物を見つけます。
こちらがファーレーンのセリオス王子だと名乗ると、なんとこの男はセリオスの母親である「フェリシア」の兄「ジェストン公爵」だと名乗ります。ってことは、王子の叔父にあたるのか?
ならば今すぐ助けますよ叔父さん、なんせこちらには鍵開けのできる頼れる男、ゲイルもいますしね。
無駄だ。
この牢屋は鍵では開けられないように、強い力で押さえつけられているのだ。
ありゃ、そうなると話が変わって来るなぁ。
これを開けるには、2階の謁見の間にいる「ヘルニルド」というモンスターを倒すし以外にない。しかし…
どうやらジェストン叔父さんの話では、2階へ行く通路は”見えない力”によって入れないようになっているんだとか。ところがその通路はちょっと変で、兵士たちは入ることは出来ないのに自分や側近は普通に入ることが出来た、それにあの岩男も入ることが出来たらしい。
どういうことだ?なんか”なぞなぞ”でも聞いているような感じがするねぇ?
城の北西にロエルという賢者が住んでいる。
彼なら何らかの方法を見出してくれるかもしれん。
兵士と公爵の違いってなんだ?
というわけで一旦城を脱出した王子一行は、ジェストン公爵の言っていたロエルという賢人を探して城の北の方へ向かいます
ちなみに物は試しと2階に向かう階段のところまで行ってみたけれど、やっぱり階段の直前の通路から先に進めなくなっていました。無駄足だけれど一応確かめないとねw
ロエルが住んでいる家を見つけて中に入り、中にいたロエルらしき老人にかくかくしかじかと事情を説明します。
どうやらそのヘルニルドという奴は、階段の周りに特殊な術をかけておるようじゃな。
そうみたいだねぇ、俺たちは通れないのにモンスターたちは平気で通れるみたいなのよ。
そのモンスターとお前たちの違いは、多すぎて糸口にはならんな。
まずお前たちと、兵士の共通点、公爵様との違いを考えてみよう。
うむ、最初は”身分の違い”なのかとも思ったけど、だとしたらジェストン公爵は通れてセリオス王子は通れない理由が通らないんだよね…。
ムッ!?
お前たちと兵士の共通点と言えば…
共通点と言えば!?
とロエルが何か閃いたところで、その辺内容については次回ということにして今回はここまで。
次の回へ
通れない通路。
その先で王子たちが見たものは、忘れようもないあの顔。
リーゼルの奪還は、この決着にかかっている。
そして王子たちには一つの別れと一つの再開が…次回、
↑上の画像をクリックで、次の回に進みます。
※反応が無い場合は、絶賛作成中だとお察しください。
≫EXIT
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コメント
>眼力魔
ビホ……。
まあ、ザナドゥとかまんまだったし今更感すらある。
コメントありがとうございます。
>眼力魔
鈴木土下座衛門事件の後くらいの作品ですから、気を使ったんですかねw
こんばんは。
外道照身霊波光線はダイヤモンドアイという特撮のセリフですね。
「正体見たり!! 前世魔人××!!」「ばれたかー!!」というやつ。
光テレビで見たことがあります。
英雄伝説はなんとなくですが、ファルコムにしてはドラクエタイプは珍しいと思いました。
ザナドゥでヒットし、ロマンシアで最高に難しいゲームを出した後、優しさを前面に出したイースを出したから、徐々に路線を変更したのかもしれない。
コメントありがとうございます。
>ダイヤモンドアイという特撮のセリフ
ネタが通じる人がいて嬉しいw
>ファルコムにしてはドラクエタイプは珍しい
私もそう思いました。特に日本ファルコムはアクションRPGってイメージも強かった時代でしたからね。
>徐々に路線を変更したのかもしれない。
結構あの頃は、日本ファルコムもブランディッシュとかダイナソアとかぽっぷるめいるとかロードモナークとか多様なゲームを出してましたが、ユーザーの求める最大公約数として残ったのがイースや英雄伝説(軌跡)シリーズなんでしょうね。