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前回のあらすじ
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は…
兵士たちによって解放されたと聞いていたリーゼルの町は、実は解放されたどころかモンスターに支配されていました。
そして血縁的にセリオス王子の叔父にあたるリーゼル城の主「ジェストン公爵」も、モンスター達に捕まり城の地下牢に閉じ込められていたのです。
伯爵らを助けるには、この城の2階にいる「ヘルニド」というモンスターを倒さなければいけないのですが、なぜか城の2階には行くことが出来ず…。
こんな内容でしたね。
では早速、第十一回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。
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第十一話「別れと再会」
城の2階へ行く方法とは…
何故か通れない城の2階への通路、その謎を解くために賢人ロエルの元を訪ねる王子一行ですが…果たして謎は解けるのでしょうか?
ムッ!?
お前たちと兵士の共通点と言えば…
共通点と言えば!?
武器じゃろう!!
公爵さまや側近は武器をもっておらん!!
なるほど、基本兵士ら護衛に守られるという立場の人間なら武器は持ち歩かないからか、だから公爵らは通れて兵士たちは通れなかったんだな。
どうやら例の通路には、「負の結界の石」呼ばれるあらゆる鉄をはじいてしまう「ギルモア」という鉱石が仕掛けられているのだろう、とロエルは確信します
それはいいけど、結局どうすればいいんだってばよ?!
そうと解れば話は簡単じゃ。
その通れない所に行ったら、装備品を外してみなされ。
いやいやいやいや、鉄の武器や防具を身に着けていたら通れない通路だからって、体から装備を外せば通れますよなんてそんなそんな…
通れたわー
え、そんな”とんち”みたいな解決方法なのぉ?!ってかなんか見覚えあるやついるし!
そこにいたのは紛れもなく…
装備を外して2階への通路を抜けることに成功した王子一行、そして2階の奥にある謁見の間のようなところにいたのは…
アクダムッ!!
せ、セリオス…
ここまでわしを追って来るとは、見上げた奴よ。
お前なんかに褒められたって嬉しくはない。
そんな事よりやっぱり今回のリーゼルの件にも、裏でお前が関わっていやがったのか。
睨み合う王子とアクダム。
すると公爵に成り代わってリーゼルを支配していた張本人「ヘルニルド」が割って入り、さらに王子たちに襲い掛かってきます!
今、
アクダムと、
大事な話の、
最中でしょうがぁー!
というわけでヘルニルドはあっさり退場。
ってんじゃちょっと可哀想なんで、絵くらいは出しておきましょうw
くっ、なんということだ。
ヘルニルドめ、口ほどにもない奴よ。
さあアクダム、いい加減追いかけっこも飽きてきたし、そろそろ決着をつけようじゃないか。
それともまた逃げる気か?
逃げる?それは少し違うな。
わしは、さらに強い力を身につけるために旅立つのだ。
戦略的撤退ってか?一般的にそれを”逃げる”って言うんだよ!
いずれまたどこかでそなたと出会うこともあろう。
それまでさらばだ。
やっぱり逃げるんじゃねえか!
王子たち一行によりヘルニルドは倒され、彼と組んでいたアクダムは逃げ出し、こうしてこの城と町は今度こそ平和を取り戻したのでした。
おっとここで2章の終了か、なんか2章は異様に長かった気がするな…。
次なる目的地は…
王子たちの活躍によって解放され、再び城と町を統治できるようになったジェストン公爵たちは王子たちに大きな感謝を伝えます
まあそれは良かったことなんだけれど、結局またアクダムは逃がしちゃったしなあ…。
確かそなたは、父の仇を追っているそうだな。
我が城が占領される前、ラヌーラの城が占領されたと聞いた
なんですって?ラヌーラが!?
知っているのか、リュナン!!ってか発言すんの久しぶりだなw(第8回以来)
うむ。
もしかしたら、そやつらはラヌーラのモンスターを頼って逃げたのかもしれんぞ
ってことは、次の目的地は「ラヌーラ」ってとこか、しかしどうやってそこへ向かえば…
現在ラヌーラへの航路は、向こうの港町がモンスターに占領されているため閉ざされたままになっている。この城の船でラヌーラまで送ってやろう。せめてもの礼だ。
おお、直行便の船を出してくれるとはなんとも有り難い!
ところでリュナンとやら、そなたとはどこかで会ったことがあるような気がするのじゃが…
いえ、初めてお目にかかりますが
(。´・ω・)ん?
さっきのリュナンの反応と言い、今の公爵とのやり取りと言い、なんか引っかかるね?
そういえば公爵の側近の話では、これから向かう「ラヌーラ」という国の国王は「フラート」というらしいのだけれど…
こいつは国がモンスターに襲われたときに、いち早く逃げ出したらしいね…飛んでもねぇチキン野郎だな。
…。
さてこの後王子一行は、平和を取り戻した城内や町で情報収集を行いました。
そこで聞けた重要そうなお話は、以下の通りです。
- ラヌーラ王国は、フラート国王とその弟の「ジェルマン」が治めているが、その二人にはもう一人出来の良い弟がいたらしい。
- ラルファの砦とヨルドの港の間にある「多島海」には、「シラース」という魚がいるらしい。
- ラヌーラのフラート国王は、国民に人気のあった一番下の弟が邪魔で国から追い出したらしい。
うーん、聞けば聞くほどラヌーラの国王は酷いな。先行きが不安になって来たぞ?
突然の別れ…そして
さて、リーゼルの件はこれにて一件落着となった訳だけれど、次のラヌーラに行く前に確認しておかなければいけない事があるね?
そうマスクーンで療養中の、ローの容態だ。
という事で王子一行は、マスクーンに戻ってローがいるはずの町長の家を訪ねますが…
えっ!?
そんな急に…町長さん止めてくれなかったんですか?
せめてあなたがお戻りになるまでと、お止めしたのですが…。
それで、この呪文をあなた方に渡してくれとお預かりしています。
こ、こりゃ!!
奴の自慢のフラムじゃねえか!!
これからも激しい戦いが続くであろうセリオスたちのために、自分のもっとも自慢とする呪文「フラム」を託していく。なんて粋な真似をしてくれるんだロー!
しかしこれは裏を返せば「自分には呪文しかない」と言っていたローが、その自分の最も大きいアイデンティティをここに置いて行ったという事でもあるんだよね…。
俺にはな、呪文しか…ないんだよ。
気持ちは嬉しいけど、なんかもうローが魔法使いであることを捨ててしまったようにも思えて悲しくもある。
また必ず、必ずあの飄々とした口の悪い”魔法使い”として帰ってきてくれローーーーッ!!(涙
突然のローとの別れがあったものの先に進まないといけない王子一行は、リーゼルに戻ってから公爵の用意してくれた船に乗りラヌーラに向かう事に
あーあ、なんだかんだあっても最終的にローは仲間に戻ってきてくれると思っていたから、完全にローロスですわ…。あ、そういやこの船は途中でラルファの砦に寄るって言ってたな…。
ラルファの砦によっても、そこにローが居るわけでもなし…。
!!!!!!!!!!!!
あなたたちと一緒に旅をするために来たの。
リーゼルから逃げた、アクダムを追う旅にね。
ソ゛ニ゛ア゛た゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!
ラルファの砦でローロスの王子達を出迎えてくれたのは、なんとレジスタンスで一緒に戦った「ソニア」でした。
突然の別れの後に意外な再会が訪れたところで、今回はここまでにしたいと思います
ではまた次回。
次の回へ
その男は、王子が初めてピンチに陥ったとき、助けてくれた。
その男は、レジスタンスとして王子が城を取り戻すのを助けてくれた。
その男は、以来常に王子のそばにいて助けてくれていた。
だがその男がいったい何者なのか、それは誰も考えたことが無かったのだ…次回、
↑上の画像をクリックで、次の回に進みます。
※反応が無い場合は、絶賛作成中だとお察しください。
≫EXIT
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コメント
>帰ってきてくれ!ローっ!!
といいながら、陸に上がればもう別の港(おんな)のこと…
仕方ないですな。
ところで二章のボスのヘルニルド
印象薄いですね。
ヘルニルドとの戦闘後に杖を落とすことがあり、
杖の方が印象に残っています
コメントありがとうございます。
返信遅れてすみません。
>陸に上がればもう別の港(おんな)のこと…
まあそれは…仕方ないですよねぇw
なんせ待ちに待たされたソニアちゃんの参戦なので、そりゃ興奮もしてしまいますよ。
> ヘルニルド印象薄いですね。
そうですね、せめてアクダムがその場にいなければもうちょっと印象あったかもですが、完全に食われちゃいましたね。