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前回のあらすじ
いらっしゃいませ、語り部の館にようこそ。前回のお話は…
ラルファの砦でソニアを新たに仲間に迎えた王子一行はラヌーラに向かいまいますが、その航海中に海賊に襲われアジトまで連れていかれてしまいます。
しかしなんとゲイルが海賊の親分と顔見知りであったことで、海賊たちの案内でスエルの村まで無事送って貰うことが出来ました。
スエルの村でラヌーラの国王が国を捨てて逃げ出したと知った一行は、それを追いかけた先のアムダの村で何とリュナンがラヌーラの王子様だったと知るのでした。
こんな内容でしたね。
では早速、第十三回を始めるとしましょうか。
あ、まだ前回分をご覧になっていない方は、以下のリンクよりどうぞです。
本記事を読み進める前に…
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第十三話「竜の卵(前編)」
兄弟の再会
ラヌーラ王国の王子様やったんかい!!(前回からの叫び
リュナンの正体についてはうやむやのままアムダの村の村長の家に入ってみると、中にはなにやら偉そうな人たちが…
エリオンではないか!!
いったいいつラヌーラへ戻ってきたのだ?
ついこの間の事です。
それよりフラート兄さんは、なぜこのような所にいるのですか?
え?じゃあこいつが国を捨てて絶賛逃亡中の、ラヌーラ王国の王様?
セリスの城がバケモノに襲われてしまったのだ。
そこでウォンリーク公国へ逃げようとヨルドの港へ行くと、ヨルドもバケモノだらけだった。
ウィンリークへ行けぬならソルディス王国へと思い、国境の洞窟までいったのだが…。
落盤が起こったらしく巨大な岩で塞がれていて通れず、仕方がなくこの村まで引き返してきたのだ。
フラート兄さん、なぜ敵と戦わないのですか?
そのうえこの国から逃げ出すとは。
わしはもうバケモノだらけの国などに未練は無い。
ウォンリークへ行って平和に暮らしたいのだ。
この金があれば一生遊んで暮らせるだろう。
国民のことなど知った事か、わしさえ無事でいれば良いのだ。
この、人間の屑がよぉ…
兄上、あなたは国王なのですよ。
そのような考えなど捨ててください。
もっと国民の事を考える国王となるように、努力してください。
まあそうなるよね。
屑過ぎる兄の発言に静かにブチ切れたリュナンによって、フラート国王はこの後長々と説教を受けるのでした
それから2千年後…。
もうわかった、わしが悪かったのだ。
それより国の事を考えよう。
今、ヨルドの港とセリスの町はバケモノだらけだ。
早くなんとかしてくれんか?
まったく、このおっさんは調子いいな。
それよりリュナン、お前も王子さまだったのか?
なぜ今まで黙ってたんだ?
別に隠していたわけではない。
ただ、話す必要がないと思っただけだ。
おーおー、カッコつけちゃって。まあいいや。
おいソニア、あんたはどこのお姫様なんだ?
何を言ってるの!!
私がお姫様のわけがないじゃない。
ああ、なんかいいなこのパーティの雰囲気。
やっぱりゲイルのこの軽口が、場の雰囲気をいい感じに和らげているんだよね。
黙れ糞ジジイ!いい雰囲気壊すんじゃねえよ。
門前払いされる王子’s
そんな糞ジジイの命令により、王子たちはヨルドの港を目指すことに
ヨルドの港に向かう途中に、「ミラルダの家」というところがあった。
なにかイベントでもあるのかと思って入ったが、普通に追い出されたw
あとから意味があるところかもしれないので、とりあえず覚えておこう。
そしたら今度は森の中に、「バーバラの家」というところを見つけた。
…のだが、こっちでも追い出されたw
何なんだこの辺の人は…(勝手に入ってきた見知らぬ人間に対しては至極真っ当な対応
竜の卵の正体
なんだかんだあったものの、一行はヨルドの港に到着。
しかし港に人の影は見当たりません。
一行がそのまま港の奥の方に進んでみると…
おや、港から船で脱出しようとしている人たちがいる。
その中にいた老人は、どうやらはエリオン(リュナン)の事を知っているようですね。
彼らの話によると、怪物たちは町はずれの聖域に集まってくるようで、人が聖域に近づくと黒焦げになってしまうが怪物たちは平気でその中で何かをしているようだ、との事。
老人はこのことについて、一旦みんなを船で逃がした後に”バーバラの家”に相談にいくつもりだそうな。
それは危険です!!
あなたもこの船で逃げてください。
バーバラの家には、私たちが行って相談してみます。
え、リュナン。お前バーバラの家の事知ってんのかい?
これは申し訳ない。
ラヌーラ王国では年に一度『竜の祭』という祭りが行われます。
その年の収穫をフレイアさまに感謝し、来年の方策を祈る祭です。
その祭りの司祭を務めるのが、バーバラです。
いやいやいや、詳しいな!
バーバラには不思議な力があります。
竜の祭のときにセリス城のそばにある”竜の卵”に入り、お告げをいただいてくるのです。
まあ元々この国の王子さまだもんな、国の重要行事について詳しいのは当たり前か。っていうか…
さっきバーバラの家に行ったときにそれ言えよ!
というわけで一行は再びバーバラの家に…
バーバラ、お久しぶりです
おやおや、あんたはエリオン様。
こんな所になんの用なんじゃ?
しかもお前ら顔見知りなのかよ!
じゃあリュナンは、さっきどういう気持ちで追い出されたんだよw
まあそれはそうと、このバーバラさんにさっきの老人の話を伝えると、
な、なんと恐ろしきことじゃ。
あれは、フレイア様の力の源じゃ。
世界は女神フレイアさまがお創りになられ、人々に恵みをお与えくださる。
その女神フレイア様の下僕ヨシュア様は、この世界の天空の彼方から宇宙の力をフレイア様の元へ送り届けているのじゃ。
そのヨシュア様が送られる宇宙の力を受け止めているのがあの聖域じゃ。
という話が聞けました。
要するに今までたまに地上にあったドーム状の物体は、言ってみれば神様からの宇宙の力を受け止めるパラボラアンテナみたいな役割のものだったという事ですね。
バケモノどもは、その力を手に入れるために集まっておるのじゃろう!
あの力をバケモノどもに与えてしまっては、世界は破滅じゃ!
バーバラは、本来なら自分が聖域(竜の卵)に入ってヨシュア様に宇宙の力を送るのを止めてもらうようお願いするところなのだが、あの聖域に入るために必要な”竜の涙”という宝石は、去年の税が払えなかったためにリストンに没収されてしまったのだと語ります
差し押さえられたってことか…、そのリストンとやらもそこまでせんでもいいのに…。
わかりました。
では私がリストン伯爵と話してみましょう
”伯爵”?
おいおい、もしかしてこのリストンってやつもリュナンの顔見知りなのかい?
まあいいや、それでそのリストンはどこにいるのかな?
なるほど、じゃあ次はナッシュの町に向かうってことですね?
竜の卵についての話はまだまだ続きますがきりが良いので今回はここまでにして、前後編の構成にしようと思います
いやーそれにしても今回は会話が多かったのと、やたらとツッコむことが多かったなぁw
ではまた次回。
次の回へ
王子一行が次に訪れた町「ナッシュ」。
そこはモンスターではなく、領主によって苦しめられる人たちがいた。
竜の涙を取り戻した一行は、ついに竜の卵に向かう…次回、
↑上の画像をクリックで、次の回に進みます。
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コメント
ここら辺はかなりダイジェストで、あまりレベル上げもせずにストーリーを進めた記憶が。
折角のリュナン主役回なんですが、話が王道な半面、展開が全部読めてしまって……。もうちょっと小ネタでも良いから、なにがしか仲間内での会話が欲しかったところです。特にソニア関連で。
次章がセリオスとソニア関連でイベントあったこともあって、印象に残りづらかったのも大きいかも。
コメントありがとうございます。
>話が王道な半面、展開が全部読めて
もともとこの作品自体が水戸黄門みたいな弱者を助けて悪者を懲らしめる旅って感じの王道ですからね。王道が悪いとは思いませんが、お約束の展開が読めてしまうのは良し悪しというか。
>もうちょっと小ネタでも良いから
>特にソニア関連で。
今のところせっかく(無理矢理)仲間になったのにあまり前に出てこないですよね。もっと糞国王に悪態つくとかして欲しかったw
>次章がセリオスとソニア関連でイベント
おっとそれは次の話が楽しみになってきたぞ!