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いらっしゃいませ!

管理人じゃ。

謎の妖精よ。

現在緊急で(ってほどじゃないが)記事を書いておる

どうしたどうした?

先日(2025/04/22)に、プロジェクトEGGさんより「イースcollection(仮)」が2026年に発売決定、それに合わせて予約が開始されたというアナウンスがされたんじゃ

お?EGGお馴染みのコレクション系に新作がでるのね?

これは過去のイースシリーズから4作品を1パッケージにまとめたものだそうなんじゃが、発表されるや否やSNSの一部でざわめきが起こっておるんじゃよ

ざわ…ざわ…

と言うのもその値段が28,160円(税込)というかなり高額な値段設定だったからなんじゃよ。正直最初、値段表示間違えたかと思ったくらいじゃ

うーん、中々に強気な価格設定ね…

(まあざわめきの理由は別にもあったようじゃが)

ん?

という事で今回は、このお値段の商品の中にいったい何が含まれているのかを見つつ、この値段は妥当なのかを考えてみたいと思う

断っておきますが、対象の作品についてあからさまにネガティブな事を書くつもりは全くありませんので、悪しからず
収録タイトルについて
ではまず現在発表されている「イースCollection(仮)」収録タイトルと、収録機種(何版か)についてです。
『イース』

PC-8801SR版 / PC-9801版 / X1版 / FM-7版 / FM77AV版 / MSX2版
『イースII』

PC-8801SR版 / PC-9801版 / X1版 / FM77AV版 / MSX2版
『イースIII』

PC-8801SR版 / PC-9801版 / X68000版 / MSX2版
『イースV 失われた砂の都ケフィン』
スーパーファミコン版
以上全4作品で延べ16機種分が収録されているそうです(そのラインナップなら”Ⅲ”じゃなくて”ワンダラーズフロムイース”やろがいという気持ちはグッと抑えて)。
収録内容についての感想
さてここまでで、「あれ?」と思った人もいるかもしれませんね。
現在プロジェクトEGGで配信されているイースシリーズと比べると、今回FM-7版のイースとX1turbo版のイースⅡは初登場になっています(昔配信されていたらすいません)。
あと”Collection”といいつつ、「イースⅣ」が入ってませんね、販売が日本ファルコムじゃないからか?
収録内容についてこんな感じとして、次はこの内容で果たしてこれで税込約28000円の価値があるのか?という点について考えてみましょう。
28,160円という値段について
ちなみにプロジェクトEGGさんのほうで発売しているコレクション系のタイトルについては、今まで殆どの作品で2万円を超えるものはありませんでした。
2022年に発売された「魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り」は税込み25,600円でしたが、これは全42タイトル収録に加えてサントラが入っての値段でした。
しかし今回の値段は16タイトルでなんと28,160円です。
またもし今回収録されている13タイトル(2タイトルは未配信なので)を、全部単体でプロジェクトEGGで購入した場合いくらになるかというと約14,000円ほどで全部購入可能です。
では今回の値段に対して、あと残り半分の価値はどこにあるのでしょう?
全てWindows11環境で動く
現在プロジェクトEGGで配信されているイースシリーズの中には、まだWindows11に対応していないタイトルもあります。
そういう意味では、現行最も新しいWindows11の環境で安心して遊べるというのは一つの価値でしょう。
FM-7のイースとX1turbo版イースⅡ
また現在プロジェクトEGGで配信されているイースシリーズの中には存在していない、FM-7版のイースとX1turbo版のイースⅡが収録されているという価値もあるでしょう。
個人的にX1ユーザーだった自分にとって、遊べなかったX1turbo版のイースⅡには非常に興味があります。
復刻パッケージとマニュアル
コレクション系タイトルではもうお馴染みですが、今回の「イースCollection(仮)」でも当時を思わせるゲームパッケージと、各作品の復刻マニュアルが同梱されています。
マニュアルが各機種ごとなのか各作品ごとのものなのかで、ここはまた価値が変わってくるかもしれませんね。
それだけで足りる?
と残りの価値を考えてはみたものの、正直これだけで残り14,000円分の価値になるのかと言うと疑問が残ります。まあ”儲け”というものも出さなきゃいけませんから、当然そんなぴっちり金額が合うものでも無いでしょう。
物価の高騰と言う社会的影響も無いことはないでしょうし。
ただやはり個人的にもSNSでの意見でも、この値段設定にはあまり納得がいっていないようです。
では逆にどうなれば、ある程度ユーザーも納得できる作品になるのでしょう?
こうなれば納得できる…かも?
あくまで個人的な意見にはなりますが、この作品にはまだ隠し玉があるのではないかと思っています。
『イースⅣ』は2つある?
先ほどもちょっと触れましたが今回この「イースCollection(仮)」には、コレクションと謳っておきながら1、2、3作目と5作目のみ収録とされていて4作品目である「イースⅣ」がありません。
これは1~3と5は発売が「日本ファルコム」であるのに対して、Ⅳは「ハドソン」と「トンキンハウス」から発売されていたから日本ファルコムだけでまとめたのかな?と最初は思いました。
あ、皆さんもご存じだと思いますが、「イースⅣ」のタイトルを持つ作品は2作品あります。
1つはスーパーファミコン版「イースIV MASK OF THE SUN(トンキンハウス)」、そしてもう1つはPCエンジンCDロムロム版「イースIV The Dawn of Ys(ハドソン)」です。
今回あからさまに収録タイトルから「Ⅳ」を外したのは、この2作品をどーんと同時収録します!っていうサプライズの伏線なのでは?と思いました。
※個人の感想(妄想)です
これならかなり価値はあがるのではないでしょうか?
因みに現在もプロジェクトEGGで配信している「イース大全集 〜Ys complete works 〜」という作品には、SFC版「イースⅣ」が収録されているので、少なくともSFC版は不可能ではないのかなと。
ハドソン版「イースⅣ」がくるなら?
でもしPCエンジンCDロムロム版「イースIV The Dawn of Ys」が収録できるのであればなんですが、もっと価値が上がることが考えられます。
当時PCE版のイースシリーズは全てハドソンから発売されていたので、PCE-CDロムロム版「Ⅰ・Ⅱ」、「Ⅲ」そして「Ⅳ」を超サプライズとして収録するのはどうでしょうか。
これでこそまさに「イースCollection(仮)」という名に相応しい究極のラインナップだと思いませんか?価値も爆アガリでしょう。私はこれなら今すぐにでも28,160円払います。
※個人の感想(妄想)です
せめて「Ⅳ」を2作品収録か、PCE版を4作品収録どちらかをやってくれたら神だと思いませんかね?あり得ないだろうけど期待したいところです。
最後に
さてここまで勝手なことをだらだらと述べさせていただきました。取り繕う訳ではありませんが、現在の環境に我々がかつて親しんだパソコンゲームを復刻してくれているプロジェクトEGG様にはいつも感謝しています。
ですが最初にも言ったようにせっかく「イースCollection(仮)」という商品を世に出してくれるというのに、飛びつきそうな人たちもちょっと二の足を踏んでしまうような今の様子は見ていて辛いんですよね。
私自身もイース大好きマンなんですがぶっちゃけ悩んでいます。なのでそういう人達の背中をあと一押し(二押し?)する何かを見せてい欲しい、というのが正直な今の気持ちです。
勿論買いたきゃ買えばいいし嫌なら買わなきゃいいって話なのも解ってるんですけどね…皆さんはどう思いましたでしょうか?
それではまた次回のクラシックゲーム既報でお会いしましょう。
販売サイトリンク
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お疲れ様でした!

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コメント
3万近い価格設定というのはインパクトがデカ過ぎますね……。
個人的にはソンゴスキーさんの妄想wに加えて直系ではないけど系統に連なると思っている
『ぽっぷるメイル』全機種版も入れてくれると嬉しい。
ところで私もX1ユーザーだったので『イースⅡ』のX1版入りは嬉しいのですが『イースⅠ』
ほどには違いが無かった記憶が。
『イースⅠ』はX1版(PSG音源)と88版(FM音源)で曲そのものが一部違っていてアレンジ
サントラで省かれたり、PCエンジン版がFM音源準拠だったりと悔しい思いをしたものでした。
コメントありがとうございます。
>『ぽっぷるメイル』全機種版
98、88、SFC、メガCD、PCEあたりですかねぇ?中々ハードルが高そうな…w
でも日本ファルコムの中でも知名度はそこそこ高い作品なのに、続編とかリメイクとかコレクション系では中々出てこないタイトルですよね。確かに入ってくれたら嬉しいな。
>X1版(PSG音源)と88版(FM音源)で
そもそもオープニング曲から違いましたからね。購入して遊ぼうとしたら友人の88版と曲違ってて、あれ?となった思い出。まあアレはあれで良い曲なんですがw
>価格と価値との分基点か…(オタク、収集癖のある爺の愚痴)
やっぱり情報配信(デジタル情報販売)と記憶媒体配送(ソフトウェア販売)とを比較したとき
ソフト販売では採算が取りにくいということでしょうか。
ソフトウェア(CDやDVDなど)の生産依頼をするのも一苦労ですし、ソフトに付属する副読本(マニュアルなど)も現在ではコストを押し上げる要因の一つでしょう。
実際、EGGのコンプリートやコレクションなどのシリーズは度々お世話になるのですが、某ソーサリアンとか某T&Eとか発送が遅れている理由として「ソフトウェアおよびパッケージの生産拠点での作業効率が悪化したとかなんとか(曖昧)」が挙げられていました。
一度、「非効率」の網にかかると→「タイパ」「コスパ」の名のもとに排斥運動が起こっている気がする今日この頃です。
少し気になったので、近年このようなコンプリート云々BOX販売ってどれくらいしているのか調べようか…と思い立つのですが、そもそもマイコンゲーム時代から事業継続して(おおよそ35~40年ぐらい)版権管理を行える事業体制をもつソフトメーカーがいくつあるのか…。思い当たるのが二つほど。
光栄(現・koeitecmo):三國志30周年記念歴代タイトル全集(Ⅰ~12迄) 価格33333円(税抜)
アリスソフト:Rance35th Anniversary Box(01~10迄)(ランス35周年記念ボックス) 価格29700円(税込)
あまり事例にはなっていない。
イースコレクションとはいうものの、イースシリーズは現在10タイトルナンバーということを考えると
ゲーム数(機種別ではなく)からの価格設定だとやや「う~ん」とうなりたくなるのか。
管理人様も少し触れていらっしゃいますが、イースシリーズは様々なソフトメーカーが関連してゲーム対応機種も別れたことから、結果今回収録されるタイトル数から「う~ん」となるのかもしれません。
イースタイトルの中でリアルタイムに機種別であそんだことがあるのは「イースⅡ」でした。
元祖は、88nkⅡSR
強化版が、98VM(音楽性は…
ゲームぽさならMSX2
劇場公開版が、FM77AV
普段使いがX1
という印象です。
どうせなら、目玉でイース(x68000版)をいれていると購買意欲が幾分か高まります。
爺の愚痴にお付き合いいただきありがとうございました。
コメントありがとうございます。
>生産拠点での作業効率が悪化
やっぱそう言う問題もあるんでしょうねぇ。何事も大量に生産となると、どこか占有して作らないと行けないし、やってくれるところの状況もあるでしょうしね。
>収録されるタイトル数から「う~ん」と
機種によるバージョンはもう少し少なくても、タイトル数がもっとあれば、見る人の印象も変わると思うんですよね。
>目玉でイース(x68000版)をいれて
それは隠し球としてアリだと思います。SNSでもそこを求める声も聞こえてましたし。まあ、今はまだ何かあるだろうと期待して待つしかないですね。
最近は古いゲームの復刻販売やサービスが多く、我々20世紀少年には嬉しい限りなのですが、ときどき足下を見てるかのような値段設定が近頃目立ってきたように思えます。
ただ、こういう商売は時間が味方しますからね。時間が経てば立つほど古いもの、失われつつある物の価値は高騰し、それを商う側の胸先三寸で価格が決まりますから
いやーほんと、わたしファミコンソフトをちらほら集めてるのですが、「こんなクソゲーが何でこんな値段にしてるんだ」っていうのフツーにありますからね。ちょい前まで二束三文だったタイトルが今見たら2万5万普通とかあり得ませんよ。しかも高騰理由が「それ後付けだろ!」っていうのばかりですからね。
スペースハンターとかレイラとかカセットのみで数百円、箱付でも1000円2000円だったタイトルが数万とか……、理由を聞いたら「ファミコンで女性主人公はレアだから」レアでもねぇし価値もねぇよ!怒鳴りつけてやりたくなりましたよ。
ナムコカセットで紙箱の初期タイトルが高いのは分かるんですが、後期のプラスチックパッケージ版は「出荷が少ないから高額」いや絶対それはおかしい……理由はなんでもいいんじゃないかと邪推したくなります
コメントありがとうございます。
>こういう商売は時間が味方しますから
そうですよね、今買わないと次はどうなるかもわからないし、いざと言う時の為に現物で持って起きたいのもありますからね。
>ちょい前まで二束三文だったタイトルが
少し前までは確かに希少なものがそれ相応の値段で売られてましたが、最近はもうファミコンソフトってだけでバカ高い値段で売られるようになりましたからね。そういう点でも現行機やPCで古い作品が遊べると言うのはありがたい事ではあります。
>理由はなんでもいいんじゃないかと
私もそんな感じで見てしまいます。
価格以外での「ざわめき」の理由とは何だったのでしょう?
あー、前に予約開始してたコレクション作品が延期を重ねたうえまだ発売されていないので、そっち出してからが筋だろうという話が出てましたね。